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[11]
[DFN[偽書]]は、
その来歴を偽った[[書籍]]、[[文書]]等です。
[FIG(short list)[ [1] [[偽書]]と関連記事
- [[椿井文書]]
-- [CITE[[[興福寺官務牒疏]]]]
-- [CITE[[[大安寺資財録抜書]]]]
- [[和田家文書]]
- [[遡及年号偽造文書事件]]
- [[東洋の日時表示]]
- [[日下]]
- [[大延]]
- [[仏暦]]
- [[自由自治]]
- [[改元デマ]]
- [[[CITE[京城日報]]改元詔書偽造事件]]
- [[万歳三唱令]]
- [[神代文字]]
- [[清保]]
- [[法徳]]
- [[渤海の元号]]
- [[古史古伝の日時]]
- [[竜ノ口の法難]]
- [[元号名]]
- [CITE[[[元興寺伽藍縁起并流記資財帳]]]]
- [[承運]]
- [[肇国ノ紀元]]
- [[ヤオ族の日時]]
- [[偽史]]
- [[偽名]]
- [[捏造]]
- [[偽証]]
]FIG]
[12]
書物の内容が誤っているかどうかと[[偽書]]かどうかは別の問題です。
[EG[
[3]
[CITE[日本書紀]]や[CITE[古事記]]には史実とは考えられない内容も書かれているので、
[[偽書]]であるところの[[古史古伝]]各書と「どっちもどっち」だと主張する人がいます。
[4]
しかし[[記紀]]はその来歴を偽ってはいませんから、[[偽書]]ではありません。
[[どっちもどっち]]論は成立しません。
]EG]
[5]
理屈の上では「[[偽書]]だけどその来歴を偽っている以外の内容は正しい」
という[[偽書]]もあり得ます。
しかし意図的な嘘が混じっているという時点でその他の部分も信憑性がなくなってしまいます。
;; [6] それでも貴重な内容なら、
慎重に[[史料批判]]しつつ使えそうなところだけ使うということもありますが...
困難な作業の末に「疑わしい点はあるが」と保留せざるを得ない、
虚しい作業です。
[13]
[[偽書]]が研究者に無視される構造的な要因とその弊害
[SEE[ [[偽史]] ]]
[2] [CITE@ja[中世の聖徳太子のイメージは「未来記」を残した予言者:小峯和明『予言文学の語る中世』 - 聖徳太子研究の最前線]], [TIME[2022-12-06T06:13:05.000Z]] <https://blog.goo.ne.jp/kosei-gooblog/e/ee946be458846da692fbda261f5df25e>