547.txt

[193] [[ナウル]]では、 [TZ[+12:00]] が[[標準時]]として用いられています。

[4] [[日本]]の[[中央標準時]] [TZ[+09:00]] と3時間の[[時差]]があり、
[[ナウル]]が進んでいます。

* 呼称

[8] [[ナウル]]政府の [[Webサイト]]には、 [DFN[Nauru time]]
[SRC[>>7]] ([DFN[ナウル時間]]) と呼んだ例があります。
[[ナウル]]の[[法律]]には「local Nauru time」という表現も見られます [SRC[>>6]]。

[5] [[ナウル]]の現在の事実上の[[標準時]] [TZ[+12:00]] は、
[[夏時刻]]に相当するもので、[[法令]]上は
[[Nauru Alternate Time]] ([[ナウル代替時]])
と呼ばれています。
他に[[法令]]上は [[Nauru Standard Time]] ([[ナウル標準時]]) [TZ[+11:00]]
がありますが、使われていません。
各国[[標準時]]の一覧などでは[[ナウル標準時]]が [TZ[+12:00]]
とされることがありますが、少なくても[[法令]]上は、誤りです。

-*-*-

[151] [[tzdata]] は [DFN[[CODE[Pacific/Nauru]]]] を定義しています [SRC[>>150]]。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[6] [CITE[REPUBLIC OF NAURU RONWAN CONSOLIDATION ACT 2014]]
([TIME[2016-06-21 15:04:08 +09:00]])
<http://ronlaw.gov.nr/nauru_lpms/files/acts/8fd7c22bc8838fdc8ac022cf421d55b5.pdf>
]FIGCAPTION]

> At 12:00 noon, local Nauru time, on 31 January, 2015,

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[7] [CITE@en[Nauru parliament remains at a standstill - The Government of the Republic of Nauru]]
([TIME[2018-03-26 20:52:32 +09:00]])
<http://www.naurugov.nr/government-information-office/media-release/nauru-parliament-remains-at-a-standstill.aspx>
]FIGCAPTION]

> The bells were rung again at approximately 3.30pm (Nauru time) and again there was no quorum.

]FIG]

]REFS]

* 変遷

[FIG(table)[ [10] [[ナウルの標準時]]の変遷の概略

:t: 時期
:n: [[ナウル]]

:n: [TZ[+11:00]]

:t: [TIME[1942][year:1942]]
:n: [TZ[+09:00]]

:t: [TIME[1945][year:1945]]
:n: [TZ[+11:30]]

:t: [TIME[1979-02-10]]
:n: [TZ[+12:00]]

:t: 現所属国
:n: [[ナウル]]

:t: [[tzdata]]
:n: [CODE[Nauru][Pacific/Nauru]]


]FIG]

** 独国時代

[152] [[tzdata]] の [CODE[Pacific/Nauru]] は、元の[[地方時]]を [TZ[+11:07:40]]
としています [SRC[>>150]]。

;; [157] [TIME[1888年][year:1888]]、[[ナウル]]は[[独領]]となりました。
[[独領マーシャル諸島]]に編入されました。

[170] [TIME[1905年][year:1905]]末時点で[[カロリン諸島]]・[[マリアナ諸島]]・[[ニューギニア]]などは
[TZ[+10:00]] でした。ただし未実施とされていました。 [SRC[>>169]] 
同じく[[独領][独領太平洋諸島]]の[[マーシャル諸島]]・[[ナウル]]もこれに従っていたのかは不明です。

;; [[南洋群島の標準時]]、[[パプアニューギニアの標準時]]も参照。

** 英国時代

;; [158] [TIME[1914年][year:1914]]、
[[第一次世界大戦]]で[[豪軍]]が[[ナウル]]に進攻しました
([[豪軍]]は同じく[[独領太平洋諸島]]の[[ニューギニア]]および付属諸島にも進攻しています)。
[TIME[1914年][year:1914]]、[[英領ナウル]]が[[英領西太平洋諸島]]の管轄下となりました。

[526] 
[[Time Changes]] の [[NAURU]] は、
[TIME[1921年1月15日][1921-01-15]]から[[標準時]] [TZ[+11:30]] としていました [SRC[>>1256]]。
[[Shanks]] の [[NAURU]] は、
[TIME[1921年1月15日0時0分][1921-01-15T00:00]]から [TZ[+11:30]] としています
(それ以前は [[LMT]]) [SRC[>>244]]。
[[tzdata]] の [CODE[Pacific/Nauru]] は、
[TIME[1921年1月15日][1921-01-15]]を境に [TZ[+11:30]] としています [SRC[>>150]]。
根拠は不明です。

;; [26] [TIME[1921年6月][1921-06]]、[[英領ナウル]]は[[英領西太平洋諸島]]の管轄を離れました。

;; [9] [TIME[1922年7月][1922-07]]、
[[ナウル]]は[[英領オーストラリア]]を中心に[[英国]]と[[英領ニュージーランド]]の[[共同][共同統治領]]の[[委任統治領]]となりました。

-*-*-

[543] [TIME[1927年][year:1927]]の[[米軍]]の[[時間帯図]]では、
[[Nauru]] は [TZ[+11:00]] で塗られていました [SRC[>>544]]。

[532] [TIME[1932年][year:1932]]と[TIME[1935年][year:1935]]の[[米国政府]]の[[時差の表]]では、
[TZ[+11:00]] とされていました [SRC[>>545, >>533]]。

[165] [TIME[1933年][year:1933]]-[TIME[1937年][year:1937]]の[[日本政府]]の[[時差の表]]では、 
[TZ[+11:00]] とされていました [SRC[>>164]]。


[528] [TIME[1941年][year:1941]]の[[日本政府]]の[[時間帯図]]では、
[TZ[+11:30]] とされていました [SRC[>>527]]。

** 日本時代

;; [159] [TIME[1942年][year:1942]]、[[日本軍]]が[[ナウル]]に進攻しました。
隣接する[[英領オーシャン島]] (現[[キリバス]]領) と共に[[海軍]]の[[軍政]]下におかれました。

[160] [[大東亜戦争]]時の他の[[南方占領地]]同様、[[ナウル]]でも[[中央標準時]] [TZ[+09:00]]
が用いられていたといわれています。その正確な時期は不明です。
[[日本軍]]部隊のみならず[[軍政]]下の現地民も使っていたのかどうか
([[標準時]]の改正が実際にあったのかどうか) 自体も不明です。

;; [[大東亜の標準時]]も参照。

[243] [[Shanks]] の [[NAURU]] は、
[TIME[1942年3月15日0時0分][1942-03-15T00:00]]から [TZ[+09:00]] としています [SRC[>>244]]。
[[tzdata]] の [CODE[Pacific/Nauru]] は、
[TIME[1942年3月15日][1942-03-15]]を境に [TZ[+09:00]] としています [SRC[>>150]]。

[155] 
[[Shanks]] の [[NAURU]] は、
[TIME[1944年8月15日0時0分][1944-08-15T00:00]]から [TZ[+11:30]] としています [SRC[>>244]]。
[[tzdata]] の [CODE[Pacific/Nauru]] は、
[TIME[1944年8月15日][1944-08-15]]を境に [TZ[+11:30]] としています [SRC[>>150]]。

;; [163] [TIME[1945年9月13日][1945-09-13]]、[[豪軍]]が[[ナウル]]に進攻しました。
それまで当地は[[日本軍]]の支配下にあったようで、 >>155 の根拠は不明です。

** 独立時代

;; [161] [TIME[1947年][year:1947]]、[[豪国]] (および[[英国]]・[[新西蘭]]) 
の[[信託統治領]]となりました。

[12] [TIME[1949年][year:1949]]のものとされている[[時間帯図]]では、
[[Nauru]] は [TZ[+11:30]] で塗られていました [SRC[>>11]]。

[523] [TIME[1950年][year:1950]]の[[米国政府]]の[[時差の表]]では、
[[Nauru Island]] は [TZ[+11:30]] とされていました [SRC[>>522]]。

[23] [TIME[1954年][year:1954]]の[[英国]]の書籍では、
[[ナウル]]は [TZ[+11:30]] とされていました [SRC[>>802]]。



[14] [TIME[1957年3月][1957-03]]の[[時差の表]]では、
[[Nauru]] は [TZ[+11:30]] とされていました [SRC[>>13]]。


-*-*-

;; [162] [TIME[1966年1月][1966-01]]、[[ナウル自治政府]]が成立しました。
[TIME[1968年1月31日][1968-01-31]]、[[ナウル]]は[[英国]]から[[独立]]しました。

[34] [TIME[1970年][year:1970]]の[[航空機]]の[[時刻表]]には、 [[NAURU]] は [TZ[+12:00]]
と記載されていました [SRC[>>33]]。


[172] [TIME[1972年2月21日][1972-02-21]]施行の[TIME[1971年][year:1971]][[法律]]第12号 
[CITE[Interpretation Act 1971]] は、 [LON[172.5E]] = [TZ[+11:30]] を[[標準時]]と定めています
[SRC[>>173, >>547]]。

;; [192] その先代の [CITE[Interpretation Ordinance 1956-1967]] にも[[標準時]]の規定があったのかは不明です。

[174] [TIME[1978年12月21日][1978-12-21]]法律第13号 [CITE[Nauru Standard Time Act 1978]]
は、次のように定めました [SRC[>>118]]。

- [175] [DFN[[RUBYB[ナウル代替時]@en[Nauru Alternate Time]]]]は、 [TZ[+12:00]] とします。
- [176] [DFN[[RUBYB[ナウル標準時]@en[Nauru Standard Time]]]]は、 [TZ[+11:00]] とします。
- [177] [RUBYB[現在の時刻]@en[Present Time]]は、 [TZ[+11:30]] とします。
- [178] [[内閣]]は、[[官報]]で[[告示]]することで、[[告示]]から21日かそれ以後に、
[[ナウル代替時]]か[[ナウル標準時]]を用いることとできます。
- [179] [[告示]]による切り替えは、旧時刻 ([[ナウル代替時]]、[[ナウル標準時]]、
または現在の時刻) の[[土曜日]]の[TIME[午前2時][02:00]]に発効します。
- [180] [[内閣]]は、 [[Radio Nauru]] に切り替えの[[土曜日]]の7日前に通知しなければなりません。
- [181] [[Radio Nauru]] は、[[内閣]]の指示があれば、
1日2回[[以上]]切り替えの実施の旨を[[放送]]しなければなりません。
- [182] [CITE[Interpretation Act 1971]] の[[標準時]]の規定は停止します。

;; [184] この時点では[TIME[1971年][year:1971]]法の[[標準時]]の規定は削除はされず、
潜在的に存続しました。

[187] [TIME[1979年2月10日旧2時][1979-02-10T02:00+11:30]]、
1979年法に基づく[TIME[1979年1月11日][1979-01-11]][[官報告示]]第28号 
[CITE[NAURU STANDARD TIME ACT 1978 TIME CHANGE]] により、
時刻を30分進めて[[ナウル代替時]] [TZ[+12:00]] に移行しました [SRC[>>186]]。

[HISTORY[
[156] 
[[Shanks]] の [[NAURU]] は、
[TIME[1979年5月1日0時0分][1979-05-01T00:00]]から [TZ[+12:00]] としています [SRC[>>244]]。
[[tzdata]] の [CODE[Pacific/Nauru]] は、
[TIME[1979年5月][1979-05]]を境に [TZ[+12:00]] としています [SRC[>>150]]。
これらの根拠は不明であり、[[法令]]と矛盾することから誤りと思われます。
]HISTORY]

[24] [[ナウル代替時]] [TZ[+12:00]] は、[[通年夏時刻]]に相当するものです。

-*-*-

[183] [TIME[2011年11月3日][2011-11-03]]発効の 
[CITE[Interpretation (Consequential Amendments) Act 2011]] は、
1978年法の [CITE[Interpretation Act 1971]] に関する規定 (>>182)
を削除しています [SRC[>>171]]。 これは、 [CITE[Interpretation Act]]
の[[改正]] ([TIME[2012年][year:2012]][[施行]]) [SRC[>>548]] 
により[[標準時]]の規定が削除されたことに伴う措置です。

;; [185] これによって形式的にも[TIME[1971年][year:1971]]法の[[標準時]]規定は失効しました。

[190] [TIME[1979年][year:1979]]法に基づく[[ナウル標準時]] [TZ[+11:00]] が実施されたことがあるのかどうかは不明です。

[REFS[
- [166] [[時差の表]]
-- [169] [TIME[1906年][year:1906]] [CITE[地学雑誌]]
-- [544] [TIME[1927年1月][1927-01]] 米国海軍水路部時間帯図
-- [545] [TIME[1932年][year:1932]] [CITE[Standard time throughout the world]]
-- [164] [TIME[1933年][year:1933]] [CITE[東洋灯台表]]
-- [167] [TIME[1935年][year:1935]] [CITE[東洋灯台表]]
-- [533] [TIME[1935年][year:1935]] [CITE[Standard time throughout the world]]
-- [168] [TIME[1937年][year:1937]] [CITE[東洋灯台表]]
-- [527] [TIME[1941年][year:1941]] [[時刻帯図]]
-- [11] [TIME[1949年][year:1949]] John Bartholomew 時間帯図
-- [522] [TIME[1950年][year:1950]] [CITE[Standard time throughout the world]]
-- [802] 1954年/1956年 Commonwealth year book
-- [13] [TIME[1957年3月][1957-03]] [CITE[STANDARD TIMES]]
- [33] [CITE[Timetable]] EFFECTIVE: FEBRUARY 1, 1970 ([TIME[2004-03-07 13:42:53 +09:00]]) <http://www.airtimes.com/cgat/gu/airmicronesia/detail/timetable700201am.jpg>
- [547] [CITE@EN[RONLAW - Nauru's Online Legal Database - Interpretation Act 1971 as passed]] ([TIME[2017-07-26 15:14:37 +09:00]] 版) <http://ronlaw.gov.nr/nauru_lpms/index.php/act/view/842>
- [188] [CITE[NAURU STANDARD TIME ACT, 1978]] ([TIME[2011-06-07 11:33:44 +09:00]]) <http://ronlaw.gov.nr/nauru_lpms/files/acts/41ccbc7d6d6bdf53aaccdb9c90003f23.pdf>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[173] [CITE[Interpretation Act 1971]]
([TIME[2016-02-04 12:16:05 +09:00]])
<http://www.paclii.org/nr/legis/num_act/ia1971191/>
]FIGCAPTION]

> 51. The mean time of the meridian of longitude one hundred and seventy two and one half degrees east of Greenwich in English shall be deemed and is hereby declared to be standard time in Nauru and, whenever an expression of time occurs in any written law and whenever the doing or not doing anything at a certain time of day or night, or during a certain part of the day or night, has effect in such written law, such time shall , unless it is otherwise specifically stated, be held to be standard time in Nauru as declared by this section.

]FIG]

- [549] [CITE@EN[RONLAW - Nauru's Online Legal Database - Nauru Standard Time Act 1978 in force]] ([TIME[2017-07-26 15:25:50 +09:00]] 版) <http://ronlaw.gov.nr/nauru_lpms/index.php/act/view/690>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[118] [CITE[Nauru Standard Time Act 1978]]
([TIME[2016-02-04 12:15:58 +09:00]])
<http://www.paclii.org/nr/legis/num_act/nsta1978207/>
]FIGCAPTION]

>
[BOX[

[BOX(center)[
REPUBLIC OF NAURU

NAURU STANDARD TIME ACT 1978

(NO. 13 OF 1978)

AN ACT
]BOX]

To provide for time in Nauru to be eleven or twelve hours in advance of Greenwish Mean Time and connected matters.

[BOX(right)[
(Certified: 21st December, 1978)
]BOX]

[BOX(set)[

[BOX(left)[
I HEREBY CERTIFY that the attached document is a fair print of an Act entitled the Nauru Standard Time Act 1978 that has been made by Parliament and is now presented to the Speaker for his Certificate under Article 47 of the Constitution.

[ASIS[〓][署名]]

Clerk of Parliament
21st December, 1978
]BOX]

[BOX(right)[
Pursuant to Article 47 of the Constitution, I DAVID PETER GADARAOA, Speaker of Parliament HEREBY CERTIFY that the Nauru Standard Time Act 1978 a copy of which is attached has been passed by Parliament.

[ASIS[〓][署名]]

Speaker
21st December, 1978
]BOX]

]BOX]

[BOX(center)[
REPUBLIC OF NAURU

NAURU STANDARD TIME ACT 1978

ARRANGEMENT OF SECTIONS
]BOX]

Section

= Short title
= Interpretation
= Time change
= Publicity
= Modification of Interpretation Act 1971

[BOX(center)[
REPUBLIC OF NAURU

NAURU STANDARD TIME ACT 1978

(No. 13 of 1978)

AN ACT
]BOX]

To provide for time in Nauru to be eleven or twelve hours in advance of Greenwich Mean Time and connected matters.

[BOX(right)[
(Certified: 21st December, 1978)
]BOX]

[U[Enacted by the Parliament Nauru as follows:–]]


SHORT TITLE

1. This Act may be cited as the Nauru Standard Time Act 1978.


INTERPRETATION


2. In this Act –


"Greenwich Mean Time" means the mean time of the meridian of Greenwich in England;


"The meridian of Greenwich" means the meridian of Greenwich by relation to the markers or posts marking or indicating zero degrees of longitude placed or erected at Greenwich in England by the Royal Observatory, England;


"Nauru Alternate Time" means twelve hours in advance of Greenwich Mean Time;


"Nauru Standard Time" means eleven hours in advance of Greenwich Mean Time;


"Present Time" means eleven and one half hours in advance of Greenwich Mean Time.


TIME CHANGE

3. (1) Cabinet may by notice in the Gazette prescribe that as from a date and time not earlier than twenty-one days from the date of publication of the issue of the Gazette in which such notice appears time in Nauru shall be Nauru Alternate Time or Nauru Standard Time.

(2) A notice under subsection (1) shall be so drawn as to take effect at two of the clock ante meridiem on a Saturday as measured by the time, be it Present Time, Nauru Alternate Time or Nauru Standard Time, in force on the date on which the issue of the Gazette in which the notice appears, is published.


PUBLICITY


4. (1) The Cabinet shall require Radio Nauru to notify on each of the seven days preceding the Saturday on which a notice under section 3(1) takes effect and in such manner as the Cabinet may require, the fact that time in Nauru will change on the next following Saturday at two of the clock ante meridiem.


(2) Radio Nauru shall comply with a request by Cabinet under subsection (1) and shall broadcast notification not less than twice a day in the English and Nauruan languages and in such other language as the Cabinet may require.


MODIFICATION OF INTERPRETATION ACT 1971


5. (1) Section 51 of the Interpretation Act 1971 shall not have effect so long as Nauru Alternate Time or Nauru Standard Time is in force pursuant to this Act.


(2) For so long as Nauru Alternate Time or Nauru Standard Time is in force subsection (3) shall have effect in place of section 51 of the Interpretation Act.


(3) For all purposes whatever time and periods of time are measured or fixed by relation to the time in force under the provisions of this Act.

]BOX]

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[186] [CITE[REPUBLIC OF NAURU Government Gazette]] No.4 (17th January, 1979 [TIME[2011-07-11 12:13:38 +09:00]]) <http://ronlaw.gov.nr/nauru_lpms/files/gazettes/4b23a17d2030150404db7a5fa5872f52.pdf#page=3>
]FIGCAPTION]

> G.N. No. 28/1979
> NAURU STANDARD TIME ACT 1978
> TIME CHANGE
> IN EXERCISE of its powers under Section 3(1) of the Nauru Standard Time
Act 1978, the Cabinet HEREBY prescribes that with effect from 2 o'clock
ante meridiem on Saturday the 10th day of February 1979 Nauru Alternate
Time shall be in force.
> DATED this 17 day of January, 1979.
> Q.V.L. WESTON,
> ''ACTING SECRETARY TO THE CABINET''
> ''NOTES''
> 1. These notes do not form a formal part of the above Gazette Notice and
are inserted for explanation only.
> 2. The effect of the above Gazette Notice is that the time in force in
Nauru will be altered at 2 a.m. on Saturday, 10th February 1979 to
12 hours in advance of Greenwich Mean Time instead of the present
11[FRAC[1][2]] hours in advance of Greenwich Mean Time.
> 3. At 2 a.m. on Saturday 10th February 1979 all clocks in Nauru will
need to be put forward by half an hour.  For private persons there
is no need to wait up until 2 o'clock to do this as the simple way
for them to make the change is to put their watches and clocks
forward by half an hour just before they go to bed.
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[123] [CITE[Interpretation (Consequential Amendments) Bill 2011]]
([TIME[2016-07-07 23:58:49 +09:00]])
<http://www.paclii.org/cgi-bin/sinodisp/nr/legis/bill_em/iab2011441/iab2011441.html>
]FIGCAPTION]

> Part 17 – Nauru Standard Time Act 1978
> The repealed Act contained a provision setting standard time in Nauru. However, the Nauru Standard Time Act 1978 later provided for an alternative method of setting standard time in Nauru, which has been used with the effect that the provision in the repealed Act provided for a different standard time to that actually in effect. The Nauru Standard Time Act 1978 provided for the modification of the repealed Act to accommodate this. The provision for standard time has not been included in the new Act, so time is now dealt with only in the Nauru Standard Time Act 1978. As a result, the provision modifying the repealed Act has been removed entirely.

]FIG]

- [1256] [[Time Changes]] (1982)
- [244] [[Shanks]] (2003)
- [189] [CITE[Interpretation (Consequential Amendments) Bill 2011 EXPLANATORY MEMORANDUM]] ([TIME[2011-08-17 10:11:02 +09:00]]) <http://ronlaw.gov.nr/nauru_lpms/files/em/9ff21e1fe5368c45e833b9e6ac320465.pdf>
- [171] [CITE[Interpretation (Consequential Amendments) Act 2011]] ([TIME[2016-02-04 12:15:55 +09:00]]) <http://www.paclii.org/nr/legis/num_act/iaa2011431/>
- [548] [CITE@EN[RONLAW - Nauru's Online Legal Database - Interpretation Act 2011 in force]] ([TIME[2017-07-26 15:20:28 +09:00]] 版) <http://ronlaw.gov.nr/nauru_lpms/index.php/act/view/802>
- [149] [CITE[NAURU STANDARD TIME ACT 1978]] ([TIME[2014-12-18 12:50:35 +09:00]]) <http://ronlaw.gov.nr/nauru_lpms/files/acts/e9004de516a6dc7f15596cdc573a7058.pdf>
- [150] [CITE@en[tz/australasia at master · eggert/tz]] ([TIME[2016-07-23 16:17:33 +09:00]]) <https://github.com/eggert/tz/blob/master/australasia#L430>
]REFS]

* 夏時刻

[15] [[ナウル]]の[[経度]]は [TZ[+11:07]] ですから、[[ナウル時間]] [TZ[+12:00]]
は[[通年夏時刻]]に当たるものです。

[16] [[法令]]上は [TZ[+12:00]] は[[ナウル代替時]]、 [TZ[+11:00]]
が[[ナウル標準時]]で[[政府]]が両者の切り替えを指示できることになっていますが、
事実上[[ナウル代替時]]に固定されており、[[ナウル標準時]]が用いられた例は確認されていません。

[17] [[ナウル代替時]]採用以前の[[ナウル時間]]は [TZ[+11:30]] で、
わずかながらやはり[[通年夏時刻]]に相当するものでした。
[[ナウル]]でこうした[[時刻]]を用いることになった経緯は不明です。

[18] [[ナウル]]は絶海の孤島1つで構成されています。
周囲の[[島]]と交流がないというわけでもありませんが、
敢えて[[時刻]]を合わせるというほどの事情は見当たりません。

[20] [[ナウル]]の東側の[[キリバス]]や、
[[ナウル]]の北側の[[マーシャル諸島]]は、
[[ナウル]]と同じく [TZ[+12:00]] を採用しています。
しかしそれが[[ナウル]]の[[時刻]]の選択に影響したとの情報は見当たりません。
(なお[[マーシャル諸島]]にとっても [TZ[+12:00]] は[[通年夏時刻]]に当たります。)

[19] [[キリバス]]の最も西側に位置する[[オーシャン島]]は、
[[ナウル]]の東に隣接しています。
古い[[時差の表]]や[[時間帯図]]によれば、
[[ナウル]]も[[オーシャン島]]も当初は [TZ[+11:00]] とされていました。
しかし時代が下ると西側にある[[ナウル]]だけ [TZ[+11:30]]
とより進んだ[[時刻]]とされていました。
どちらも[[英領]]で似たような産業構造だったとはいえ、
両者は[[行政]]上別個に扱われており ([[オーシャン島]]は[[英国]]、
[[ナウル]]は[[豪州]]、同一の[[行政区]]となったのは[[日本]]統治時代だけ)、
[[時刻]]の関係性は見られません。

[21] [[マーシャル諸島]]とは[[独領][独領マーシャル諸島]]時代に同一の[[行政区]]だったようですが、
[[日本領南洋群島]]と[[英領ナウル]]に分断されて以降異なる[[国]]となっています。

[22] [[独領ニューギニア]]や[[英領ニューギニア]] (現[[パプアニューギニア]]) は
[TZ[+10:00]] を[[標準時]]としており、[[時刻]]は一貫して異なっています。

* 関連

[3] [[南洋群島の標準時]]、
[[パプアニューギニアの標準時]]、
[[ニュージーランドの標準時]]、
[[オーストラリアの標準時]]、
[[キリバスの標準時]]も参照。

* メモ