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1000
[21] [DFN[[[JIS X 0208]]]] は、[[日本語]]表記に用いられる基本的な[[文字]]を含んだ[[符号化文字集合]]でした。
[[Unicode]] が普及する前に[[日本]]国内で広く用いられていました。
* 文字集合
[FIG(short list)[ [35] [[JIS X 0208]] [[文字集合]]
- [[JIS非漢字]]
- [[JIS漢字]]
-- [[第1水準漢字]]
-- [[第2水準漢字]]
]FIG]
[FIG(short list)[ [53] 怪しい[[文字]]
- [CODE(charname)@en[LARGE CIRCLE]]
- [[代替名称]]
- [[JIS 漢字の改定に関係する規定の表]]
]FIG]
[118]
[[非漢字]]と[[第1水準漢字]]だけ実装し、
[[第2水準漢字]]は実装しないことが、
古くは珍しくありませんでした。
近年でも[[第1水準漢字]]までしか実装していない[[フォント]]が流通しています。
にも関わらず、
[[JIS X 0208:1997]]
は[[実装水準]]を規定しておらず、そのような実装は規格に適合しません。
(実装が規格に適合しないというか、規格が実態に合っていないというか。)
[126]
現行規格である [[JIS X 9051]] も[[非漢字]]と[[第1水準漢字]]が[[規定]]、
[[第2水準漢字]]は[[参考]]です。
;; [119] [[JIS X 0213]] は第3水準だけ実装して第4水準を実装しない[[実装水準]]の[[適合性]]を定めているのですがね。
[84]
[[代替名称]]は本体の符号と[[シフト符号化表現]]では認められていますが、
[[RFC 1468符号化表現]]では認められていません。
「[[JIS X 0208]] の漢字集合」には、
- [85] すべて使用するもの
- [86] [[ISO/IEC 646 IRV]] と併用するため重複部分を使用しないもの
- [87] [[ISO/IEC 646 IRV]] と併用するため[[代替名称]]を使用するもの
- [89] [[JIS X 0201]] [[ラテン文字用図形文字集合]]と併用するため重複部分を使用しないもの
- [90] [[JIS X 0201]] [[ラテン文字用図形文字集合]]と併用するため[[代替名称]]を使用するもの
... の少なくても5種類のバリエーションがあるということになります。
本当にそんなのでいいのでしょうか。
[83]
[[JIS X 0208:1997]] [[RFC 1468符号化表現]]は、
[N[1B]] [N[24]] [N[40]] の時一部の文字を入れ替えたものを表す定めていました。
また送受信装置について、
([N[1B]] [N[24]] [N[40]] の時に限定せず)
一部の文字を入れ替え、一部を実装しないことを認めると定めていました。
[SEE[ [[RFC 1468符号化表現]] ]]
前者においては [[JIS X 0208:1997]] のうち [[JIS C 6226-1983]]
で入れ替えられた文字を [[JIS C 6226-1978]] 相当に戻すことを意味します
(注意: 字形変更や追加は戻していないので、 [[JIS C 6226-1978]] と同じものにはならない、
ただし[[互換包摂]]は適用されるはず)。
後者においては、さらに
[[JIS X 0208-1990]]
で追加された文字に関する入れ替えと、
[[JIS C 6226-1983]] および [[JIS X 0208-1990]]
における追加をなかったことにすることを意味します
(注意: 字形変更は戻していないので、 [[JIS C 6226-1978]] と同じものにはならない、
ただし[[互換包摂]]を適用すれば字形を戻しても適合するはず)。
複雑でわかりにくいですが、
簡単に言えば
[[JIS C 6226-1978]],
[[JIS C 6226-1983]],
[[JIS X 0208-1990]]
を雑にミックスしたものでも適合する可能性が高いということになります。
[113]
[[JIS X 0208:1997]]
には正誤票が発行されていて、多数の修正が入っています。
うち、
- [114] [[包摂規準]]2項目追加
- [115] [[包摂規準]]適用対象1文字追加
- [116] [[文字の名前]]変更
[CODE(charname)@en[QUOTATION MARK]] → [CODE(charname)@en[QUESTION MARK]]
は[[文字集合]]の性質に影響する看過できない訂正です。
;;
[117]
第1刷に対する修正で2002.5発行と書かれたものと、
訂正自体はそれと同内容ながら対象・発行日等がないものとの少なくても2種類のバージョンが確認されてます。
正誤票が2種類あるってどういうこと!? (配布経路によって違う?)
[91]
[[JIS X 0208:1997]] [[シフト符号化表現]]は、
一部の文字を入れ替えて実装することを認めていました。
また一部の文字を[[重複符号化]]したり、
[[ビット組合せ]]を変更したり、
削除したりすることを認めていました。
[SEE[ [[シフト符号化表現]] ]]
こちらもやはり
[[JIS C 6226-1978]],
[[JIS C 6226-1983]],
[[JIS X 0208-1990]]
の雑なミックスが適合するという趣旨ですが、
[[シフト符号化表現]]と [[RFC 1468符号化表現]]で微妙に要件が異なっていて、
[[シフト符号化表現]]の方が自由度が高いようです。
([[シフト符号化表現]]の規定は雑すぎて、
おかしな変更を加えても適合し得るような。。。)
違いの理由はよくわかりません。
[[ISO-2022-JP]] ←→ [[EUC-JP]] ←→ [[Shift_JIS]]
を計算で相互変換して実装していた当時 ([[90年代]]まで) の慣習と、
この適合性の要件の微妙な違いは整合しないのではないでしょうか。
[92]
[[JIS X 0208:1997]] の本体と[[シフト符号化表現]]は、
空き領域への文字の追加を一応は認めていました
([[RFC 1468符号化表現]]では禁止)。
ただし本体は文字を追加したら[[エスケープシーケンス]]には[[私用終端バイト]]を用いなければならないとしていました。
[69]
[[ARIB STD-B5]] は [[JIS X 0208-1983]]
の非漢字と第1水準漢字を使っていました。
非漢字の一部[[アクセント記号]]と[[大きな丸]]は[[ノンスペーシング文字]]としていました。
[SEE[ [[ARIB STD-B5]] ]]
[[ARIB STD-B24]] もそれを踏襲していました。
[SEE[ [[ARIB STD-B24]] ]]
[122]
[[JIS X 0213]] は [[JIS X 0208:1997]] を拡張したものを第1面としています。
[[JIS X 0213]] は [[JIS X 0208:1997]] の[[包摂規準]]を一部変更しているため、
意味論的に厳密には [[JIS X 0208:1997]] と同じものを内包しているとはいえません。
[[JIS X 0208:1997]] では同じ[[区点位置]]に該当する[[文字]]が、
[[JIS X 0213:2000]] の複数の[[面区点位置]]に該当するケースが多々あります。
[[JIS X 0213:2004]] は更に一部の[[包摂規準]]を変更しました。
[123]
[[JIS X 0208:1997]] と [[JIS X 0213:2000]] は既存文字について同じ[[例示字形]]を採用していましたから、
意味論的解釈を不問にし[[例示字形]]だけ見れば[[部分集合]]と[[超集合]]の関係性でした。
[[JIS X 0213:2004]] は既存文字の一部の[[例示字形]]を変更し、
更に[[包摂規準]]を一部変更しました。
厳密に言えば [[JIS X 0208:1997]],
[[JIS X 0213:2000]],
[[JIS X 0213:2004]]
はどれとどれも互換性がありません。
[125]
[[ISO-2022-JP-3]] は
[[JIS C 6226-1983]] 用の[[指示シーケンス]]を
[[JIS X 0213:2000]] 第1面から一部文字を削除したもの、
と定めています。
[SEE[ [[ISO-2022-JP-3]] ]]
その削除された一部文字が、
[[JIS C 6226-1983]] と [[JIS X 0213:2000]] で解釈が変更された[[面区点位置]]である、
という [[JISC]] の公式見解なのだと思われます。
[419]
削除された文字は、
[[JIS X 0213:2000]]
の新規追加文字、
[[JIS X 0208:1997]] の[[互換包摂]]文字、
[[JIS X 0213:2000]] の[[康煕別掲字]]追加に伴う元来の文字、
[[JIS X 0208:1997]] の[[RFC1468符号化表現]]の交換可能文字と思われます。
[420]
1-1-40、1-1-41 (二重引用符) も包摂分離に該当しそうなものですが、
なぜか削除されていません。
[421]
その他の[[包摂規準]]の変更 (附属書7 2.1 c)) が適用され得る[[面区点位置]]は削除されていません。
[422] [[代替名称]]関係の [[JIS X 0208]] と [[JIS X 0213]] の違いによる削除はありません。
[[RFC1468符号化表現]]および[[ISO-2022-JP-3符号化表現]]では[[代替名称]]が適用されないためなのでしょう。
[127]
[[ISO-2022-JP-2004]]
は [[JIS X 0213:2004]] を更に変更したことを反映し、
[[JIS C 6226-1983]] 用の[[指示シーケンス]]を
[[JIS X 0213:2004]] 第1面から(更に)一部文字を削除したもの、
とし、
[[JIS X 0213:2000]] 第1面用の[[指示シーケンス]]を
[[JIS X 0213:2004]] 第1面から一部文字
[WEAK[([[JIS X 0208]] 相当部分のものも含む。)]]
を削除したものと定めています。
[SEE[ [[ISO-2022-JP-2004]] ]]
[124]
しかも [[JIS X 0208:1997]] の[[外字]]に関する規定と [[JIS X 0213]]
の追加文字は整合していません。
[[JIS X 0213]] の実装は [[JIS X 0213]] を通じて間接的に [[JIS X 0208]]
を利用できますが、 [[JIS X 0208]] 自体には[[適合]]できません。
[128]
[[JIS X 9051]],
[[JIS X 9052]]
は [[JIS C 6226-1983]] の頃に制定された後、なぜか放置されています。
[[JIS X 0208-1990]] の2文字の追加が反映されていません。
[[JIS X 0208:1997]] の[[包摂規準]]の範囲から逸脱していると疑われる[[区点位置]]も多いです。
[[JIS X 0213]] とも整合しないと思われます。
少なくても[TIME[西暦1983年][1983]]前後の当事者はこれが
[[JIS X 0208]] 用の[[フォント]]で
[[JIS X 0208]] に[[適合]]すると考えていたはずなのに、
それと矛盾する改正が行われ、しかも放置されているあたりに闇を感じます。
([[JIS X 9051]], [[JIS X 9052]] の[[フォント]]は[[21世紀]]初頭くらいまで使われていた
(今でも産業機械などで使われている可能性がある?) ようで、
廃止されていないだけの放置規格とは違うと思うのですが...)
-*-*-
[131] 規格の改正ごとにたくさんの[[区点位置]]の[[例示字形]]が変更されました。
[130] [CITE@ja[JIS X 0208]], [TIME[2011-09-07T13:50:22.000Z]], [TIME[2022-05-13T12:58:53.299Z]] <http://kanji-database.sourceforge.net/charcode/jis/jisx0208.html>
* 符号化表現
[72] [[JIS X 0208:1997]] は本体で6種類、
附属書で2種類の[[符号化文字集合]]を定めています。
** JIS X 0208:1997 本体の符号
[70]
[DFN[漢字用7ビット符号]]
- [[CL]] = [[C0]] : [[JIS X 0211]] [[C0]]
- [CODE(charname)@en[SP]]
- [[GL]] = [[G0]] : [[JIS X 0208:1997]]
- [CODE(charname)@en[DEL]]
- [[固定シフト]] [CODE(charname)@en[SI]], [CODE(charname)@en[SO]]
[71]
[DFN[漢字用8ビット符号]]
- [[CL]] = [[C0]] : [[JIS X 0211]] [[C0]]
- [CODE(charname)@en[SP]]
- [[GL]] : [[JIS X 0208:1997]]
- [CODE(charname)@en[DEL]]
- [[CR]] = [[C1]] : [[JIS X 0211]] [[C1]] または使用しない
[73]
[DFN[国際基準版・漢字用7ビット符号]]
- [[CL]] = [[C0]] : [[JIS X 0211]] [[C0]]
- [CODE(charname)@en[SP]]
- [CODE(charname)@en[DEL]]
- [[G0]] : [[ISO/IEC 646 IRV]]
- [[G1]] : [[JIS X 0208:1997]]
- [[固定シフト]] [CODE(charname)@en[SI]], [CODE(charname)@en[SO]]
- [[GL]] 初期状態は[[情報交換の当事者間の合意]]による、 [[IRV]] が「望ましい」
[74]
[DFN[国際基準版・漢字用8ビット符号]]
- [[CL]] = [[C0]] : [[JIS X 0211]] [[C0]]
- [CODE(charname)@en[SP]]
- [[GL]] : [[ISO/IEC 646 IRV]]
- [CODE(charname)@en[DEL]]
- [[GR]] : [[JIS X 0208:1997]]
;; [82] [[日本語EUC]]に似ているがなんか違う。
そして [[JIS X 0208]] ではなぜか[[日本語EUC]]が定められていない。
([[JIS X 0213]] では定められている。
方針が変わったのか、あえてそうしたのか。)
[75]
[DFN[ラテン文字・漢字用7ビット符号]]
- [[CL]] = [[C0]] : [[JIS X 0211]] [[C0]]
- [CODE(charname)@en[SP]]
- [CODE(charname)@en[DEL]]
- [[G0]] : [[JIS X 0201]] [[ラテン文字用図形文字集合]]
- [[G1]] : [[JIS X 0208:1997]]
- [[固定シフト]] [CODE(charname)@en[SI]], [CODE(charname)@en[SO]]
- [[GL]] 初期状態は[[情報交換の当事者間の合意]]による、 [[IRV]] が「望ましい」
[76]
[DFN[ラテン文字・漢字用8ビット符号]]
- [[CL]] = [[C0]] : [[JIS X 0211]] [[C0]]
- [CODE(charname)@en[SP]]
- [[GL]] : [[JIS X 0201]] [[ラテン文字用図形文字集合]]
- [CODE(charname)@en[DEL]]
- [[GR]] : [[JIS X 0208:1997]]
[78] [[IRV]]/[[ラテン文字用図形文字集合]]を使う場合、
[[JIS X 0208]] 中の同じ文字は使用禁止。
ただし「慣用的な利用との互換」のため[[代替名称]]を使っても良い。
[77] [[重ね打ち]]禁止。
** JIS X 0208:1997 附属書の符号
[79] [[JIS X 0208:1997]] は[[附属書]]で他に2つ定めていました。
- [[シフト符号化表現]] ([[シフトJIS]]の一種)
- [[RFC 1468符号化表現]] ([[ISO-2022-JP]] もどき)
[80] [[ISO/IEC 2022]] 系の[[符号]]が本体、
それ以外が[[附属書]]という線引があるんですかね?
([[RFC 1468符号化表現]]が [[ISO/IEC 2022]] 系かどうかはよくしらんけどw)
[81]
本体でどこの誰が使ってるんだかよくわからん符号を定めて、
附属書で実際に用いられている符号を用いるというのは何なんだろうね?
(よくわからん符号を定めているのは [[JIS X 0201:1997]] も同じ。)
** ISO/IEC 2022 エスケープシーケンス
[94] [[JIS X 0208:1997]] 本体は
[[ISO/IEC 2022]]
環境における[[指示シーケンス]]を定めています。
それは [[JIS X 0208-1990]] と同じものです。
- [102] [[JIS X 0208-1990]] および [[JIS X 0208:1997]]
-- [95] [[G0]]: [CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/6]] [N[4/0]]
[CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/4]] [N[4/2]]
-- [96] [[G1]]: [CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/6]] [N[4/0]]
[CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/4]] [N[2/9]] [N[4/2]]
-- [97] [[G2]]: [CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/6]] [N[4/0]]
[CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/4]] [N[2/10]] [N[4/2]]
-- [98] [[G3]]: [CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/6]] [N[4/0]]
[CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/4]] [N[2/11]] [N[4/2]]
[99] [[外字]]を使う場合はこれらを使ってはならず、
[[私用終端バイト]]を使わなければならない、
なぜなら1文字でも違うなら違った[[図形文字集合]]だからだ、
とあります。
[93] [[JIS X 0208:1997]] は[[例示字形]]こそ [[JIS X 0208-1990]]
から変えていないものの、[[区点位置]]とそこに割り当てられた[[符号化文字]]の解釈が変化したと思われる事例が多い。
しかし[[終端バイト]]は変更されておらず、[[図形文字集合]]として等しいと認識されているらしい。
(少なくても[[代替名称]]関係、[[大きな丸]]、「〆」、[[互換包摂]]などは
[[JIS X 0208-1990]] と意味論的に等しいとはいえないはず。)
- [103] [[JIS C 6226-1978]]
-- [104] [[G0]]:
[CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/4]] [N[4/0]]
-- [105] [[G1]]:
[CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/4]] [N[2/9]] [N[4/0]]
-- [106] [[G2]]:
[CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/4]] [N[2/10]] [N[4/0]]
-- [107] [[G3]]:
[CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/4]] [N[2/11]] [N[4/0]]
- [108] [[JIS C 6226-1978]]
-- [109] [[G0]]:
[CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/4]] [N[4/2]]
-- [110] [[G1]]:
[CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/4]] [N[2/9]] [N[4/2]]
-- [111] [[G2]]:
[CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/4]] [N[2/10]] [N[4/2]]
-- [112] [[G3]]:
[CODE(charname)@en[ESC]] [N[2/4]] [N[2/11]] [N[4/2]]
[100]
[[JIS C 6226-1978]] や [[JIS C 6226-1983]] で使われていた[[終端バイト]]は、
現在も [[ISO-IR]] に登録されており、
現実に広く使われ続けているにも関わらず、
現行 [[JIS X 0208]]
には
[WEAK[([[ISO/IEC 2022]] に適合しない符号とみなされている [[RFC 14681符号化表現]]を除き)]]
規定されていません。
既に改正によって失効した旧版規格を参照しなければ現に用いられている[[エスケープシーケンス]]を理解できないという不健全な状態が放置されています。
;; [101] [[IRR]] がついている [[JIS X 0208-1990]] の[[エスケープシーケンス]]に対応した実装なんてどれだけあるのか怪しいものです。
それを使ったデータはほぼないといって構わないと推測されます。
* 適合性
[4] '''情報交換の適合性''' [SRC[JIS97 3.2]]
-[5] [Q[[[交換用符号化情報]]の[[符号化文字データ要素]]]]は、
そのすべての[[文字]]の[[ビット組合せ]]が[[JIS X 0208]]:1997のいずれかの[[符号化文字集合]]の条件をすべて満たす場合、[[適合]]します。
-[7] [[適合性]]を主張する場合は、
採用した[[符号化文字集合]]を[Q[[[文書]]に明記]]しなければなりません。
-[8] 採用した[[符号化文字集合]]の[[制御機能]]の[[適合性]]は、
[[JIS X 0211]] (最新版) によります。
;; 3.1節 (>>1-3) は適用されるのでしょうかね?
内容からすれば >>2-3 は適用できそうですが。。。
[9] '''装置の適合性'''
-3.1 (>>1-3)
-3.3.1 (>>10)
-3.3.2 (>>11) または 3.3.3 (>>12) の一方又は両方
のすべてを満たす場合、[[装置]]は[[適合]]します。
[[適合性]]を主張する場合、
採用した[[符号化文字集合]]を[Q[[[装置]]に附属する[[文書]]に明示]]しなければなりません。
[SRC[JIS97 3.3]]
[10]
[Q[[[利用者]]が[[装置]]に[[文字]]を供給するための方法、又は[[文字]]が[[利用者]]に提示されたときにその[[文字]]であることを認識するための方法を示す記述を備えなければならない。]]
[SRC[JIS97 3.3.1]]
[11] '''送信装置の要件'''
>[[送信装置]]は、[[符号化文字集合]]から作られる任意の[[文字]]の列を、
[[利用者]]が供給できるようにしなければならない。さらに、
[[送信装置]]は、[[CCデータ要素]]中にあるそれらの[[文字]]の[[ビット組合せ]]を[[送信]]する能力をもたなければならない。
[SRC[JIS97 3.3.2]]
[12] '''受信装置の要件'''
>[[受信装置]]は、3.2 [INS[(>>4)]] に[[適合]]し、[[CCデータ要素]]を構成する任意の[[符号化文字]]を[[受信]]し、
解釈することができなければならない。さらに、
採用した[[符号化文字集合]]の対応する[[文字]]を[[利用者]]がその[[文字集合]]から識別し、互いに区別できるように[[利用者]]に渡さなければならない。
ただし、[[受信装置]]に[[表現]]上の制約がある場合は、
[[点画]]の省略などを行ってもよいが、
同じ種類の[[図形文字]]中の他のいかなる[[図形文字]]とも区別できなければならない。
> '''備考''' [[装置]]に[[表現]]上の制約があるために[[点画]]の省略などを行う場合、
[[利用者]]に渡される[[図形]]に、6.6.3に定める[[包摂規準]]によって[[包摂]]できないものがあってもよい。
[SRC[JIS97 3.3.3]]
[1]
'''図形文字の適合性'''
[Q[この規格に対して適合性を主張する場合、この規格で規定する6879文字のすべてを実装し[INS[〜]]なければならない。]]
[SRC[JIS97 3.1.1]]
;; 明記されていませんが、流石に[[情報交換]]の適合性を主張するためにこの条件を満たす必要はなく、
[[装置]]の適合性に関する規定と思われます。
[2]
'''空き領域'''
- [[空き領域]]を[[情報交換]]用に用いてはなりません。
[SRC[JIS97 3.1.2]]
- 次の条件を満たす場合は、用いても構いません。
-- [Q[この規格]]が規定している[[図形文字]]を割り当ててはなりません。
[SRC[JIS97 3.1.2 a)]]
-- [[空き領域]]に[[図形文字]]を割り当てる場合、
利用する[[区点位置]]と[[図形文字]]の対応一覧を[Q[[[文書]]で明示]]しなければなりません。
[SRC[JIS97 3.1.2 b)]]
--- 1つの[[図形文字]]を複数の[[空き領域]]に割り当ててはなりません。
[SRC[JIS97 3.1.2 b) 1)]]
--- [[図形文字]]の[[同定]]補助情報
([[名前]], 用途, 意味など) を1つ以上示さなければなりません。
[SRC[JIS97 3.1.2 b) 2), 3)]]
-- [[空き領域]]に[[図形文字]]を割り当てる場合、
[[JIS X 0208]]‐1990に登録された[[終端バイト]]および[[更新番号]]を用いてはなりません。
[SRC[JIS97 3.1.2 c)]]
;; [[情報交換]]にも[[装置]]にも適用されるような感じです。
[3] '''互換性のための包摂規準'''
[[JIS X 0208]]:1997 6.6.4 の[[包摂規準]]の[[区点位置]]それぞれの
(A)、(B)のどちらの[[字体]]を採用したかを[Q[[[文書]]に明示]]しなければなりません。
[SRC[JIS97 3.1.3]]
;; [[情報交換]]にも[[装置]]にも適用されるような感じです。
[13]
'''附属書の符号化表現'''
[[規格本体]]の[[符号化文字集合]]に対する[[適合性]]とは別に、
附属書1で[[シフト符号化表現]]に関する[[適合性]]、
附属書2で[[RFC 1468符号化表現]]に関する[[適合性]]が規定されています。
[14] '''文書に明示'''
頻繁に出てくる[Q[[[文書]]に明示]]とは、どこに明示すればよいのでしょうか。
[[装置]]に関する[[適合性]]ならば、[[装置]]に附属する[[文書]]でよいですが、
[[情報交換]]の[[適合性]]を主張するべき[[文書]]とは何でしょうか。
[[プロトコル]]や[[書式]]の仕様書でよいのでしょうか。
[[#comment]]
* 空き領域
[15]
[[JIS X 0208]]‐1990 の解説によれば・・・。
[[空き領域]]には[Q[[[保留領域]]]]と[Q[[[自由領域]]]]の2つの性質があり、
どの空き部分がどちらの性質かは定めないものの、
2区〜8区、47区、84区は[Q[[[保留領域]]としての性格が強い]]、
9区〜15区、85区〜94区は[Q[[[自由領域]]としての性格が強い]]。
[[自由領域]]は[Q[一時的・局所的に[[文字]]を割り当てて利用しても構わない]]ものの、
[Q[8区及び84区のそれぞれに続く[[区]]は、将来標準化の対象となる可能性があるので、利用する場合には、それぞれの領域の[[区]]番号の最も大きい区 (15区及び94区) から区番号の小さくなる方向に、逆順に割り当てることが望ましい]]そうです。
[68]
[CODE[eucJP-open]] では 85-94区が[[共通自由領域]]でした。
[63]
[[T.101]] は92区-94区に[[非漢字]]を追加していました。
[66]
[[Super DEC 漢字]]は85区から94区を [[UDC]] としていました。
[67]
[[U90]]
は
61〜93区 (?) は利用者定義 (外字)、 85〜94区は [[OASYS]] [[非漢字]]を追加していました。
[132]
[CITE[[[超漢字メール]]]]は [[ISO-2022-JP]] 等で13区の[[非漢字]]の一部を送信するかしないかのオプションがありました。
(デフォルトは送信する)
([[TRONコード]]は [[JIS X 0208]] + [[JIS X 0213]] なので13区は [[JIS X 0213]])
[SEE[ [[超漢字メール]] ]]
[139]
[[JISエチオピア文字]]は91区から94区に[[エチオピア文字]]を割り当てていました。
[148]
[[JAPAN/MARC]] は2区、9区、10区、15区に割り当てていました。
[FIG(quote)[ [157]
>
[PRE[
Newsgroups: fj.kanji,fj.news.b
From: void@merope.pleiades.or.jp (Kusakabe Youichi)
Subject: Re: ktin & krn kanji coding (Re: JIS-KANJI character list)
Message-ID: <1994Apr16.165251.21445@merope.pleiades.or.jp>
Date: Sat, 16 Apr 1994 16:52:51 GMT
]PRE]
>02区74点で電話マークを出しているるつもりであろう東芝ユーザーもfjで見かけたことが[BR[]]
ありますし、同じく東芝でもRUPOだったら10区48点の'福島さんの顔'を使っているかも[BR[]]
しれない。2区の後半の単位記号?もよく見かけますね。
>
富士通の「ハートマーク」はうちの端末では縦書き用にローカルに持っている仮名文字[BR[]]
が表示されちゃいますし、そこはNECの端末ではちょうど罫線素片のクロスしているやつ[BR[]]
でしょう。
]FIG]
[415]
[CITE@ja[『OASYS 明朝体』フォントでの機種依存文字]], [TIME[2003-04-23T12:49:27.000Z]], [TIME[2023-09-17T15:28:33.085Z]] <http://www2d.biglobe.ne.jp/~msyk/charcode/kisyuizon/oasysmin.html>
-
[416] [CITE@ja[レコード用文字符号 - Wikipedia]], [TIME[2023-09-03T15:45:13.000Z]], [TIME[2023-09-17T15:45:32.551Z]] <https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E7%94%A8%E6%96%87%E5%AD%97%E7%AC%A6%E5%8F%B7>
-[417] [CITE[MusicGaiji]], [TIME[2023-09-17T15:45:52.000Z]] <http://www.enfour.co.jp/media/Musicgaiji.html>
-[418] [CITE@ja[:カルチビットマップフォント:ミュージック外字フォントセット:株式会社カルチ]], [TIME[2023-09-17T15:48:12.000Z]], [TIME[2012-09-16T22:41:36.045Z]] <https://web.archive.org/web/20120916223857/http://www.culti.co.jp/PRO_bitmap/bit_MUSIC.html>
* Unicode との関係
[38]
[[JIS X 0208]]
そのものには、
直接的には
[[Unicode]]
との関係は示されていません。
[39]
[[JIS X 0208:1997]] 改正では、
すべての[[文字]]に、
[[文字の名前]]が明記されました。
これは[[文字の名前]]によって[[文字]]を同定する [[ISO]]
の[[符号化文字集合]]との対応関係を明確にするものとされました。
事実上、 [[JIS X 0221]] = [[ISO/IEC 10646]] = [[Unicode]]
との対応関係を[[規定]]したものです。
[40]
中でも特に[[漢字]]の[[文字の名前]]は
[[Unicode]]
の[[符号位置]]を使って記述されているので、
ほとんど実質的に [[Unicode]]
との対応関係を規定しているといえます。
[SEE[ [[文字の名前]] ]]
[41]
それでもあくまで[[文字の名前]]を示すという形を取り、
[[Unicode]]
との対応関係を示すとはしていなかったのは、
表面的に同じように見える[[文字]]でも、
その定義が [[JIS]] と [[Unicode]] で異なることが多いからでしょうか。
(あるいは制定当時 [[Unicode]] が[[日本]]で不評だったことと関係しているのでしょうか。)
([[JIS X 0208:2012]] にはこの部分に影響する[[改正]]は含まれませんでした。)
-*-*-
[42]
[[JIS X 0208]] を拡張した形になっている
[[JIS X 0213:2000]] は、
[[JIS X 0208]] に含まれていたものも含めてすべての[[非漢字]]に、
[[文字の名前]]と [[JIS X 0221]] (= [[ISO/IEC 10646]] = [[Unicode]])
の[[符号位置]]を示していました。
([[漢字]]は [[JIS X 0208]] にないものしか示されませんでした。)
([[JIS X 0213:2004]],
[[JIS X 0213:2012]] にはこの部分に影響する[[改正]]は含まれませんでした。)
-*-*-
[45]
[[JIS X 0221]] = [[ISO/IEC 10646]] = [[Unicode]]
は、
[[JIS X 0208]]
を出典として収録した[[漢字]]に
[[JIS X 0208]]
の[[ビット組合せ]]を示していました。
この措置は[[CJK統合漢字]]のみで、
[[非漢字]]は対象外でした。
[52]
[[JIS X 0221-1995]] の[[附属書]]には、
[[JIS X 0208]]
との対応関係が掲載されていました。
[[JIS X 0208:1997]]
で[[文字の名前]]が明記されたことを受け、
その後の改正で削除されました。
-*-*-
[46]
[[90年代]]頃、
[[JIS]] と [[Unicode]] を変換する実装は、
それぞれ勝手な方法で対応関係を決定していました。
[[JIS X 0208]]
の対応関係を含めて数種類が使われ、時折[[文字化け]]を発生させていました。
[FIG(short list)[ [54] [[JIS]] 規定と異なる [[JIS]] と [[Unicode]] の対応関係
- [[MS932]]
- [[eucJP-open]]
- [[CP51932]]
- [CITE[[[XML日本語プロファイル]]]]
- [CITE[[[Encoding Standard]]]]
- [58] [CITE[JIS-UCS mapping issues and difference between JIS and MS-KANJI]], [TIME[2020-10-12T00:09:51.000Z]], [TIME[2001-07-10T18:57:56.422Z]] <http://web.archive.org/web/20010710185607/http://www.asahi-net.or.jp/~ez3k-msym/charsets/jis2ucs.htm>
]FIG]
[47] [[マイクロソフト]]を含む主要事業者は [[JIS X 0208:1997]]
の[[原案委員会]]に代表を送っていたにも関わらず、
自社の実装と [[JIS]] の乖離を放置し、
[[JIS]]
を改正させることも、
自社の実装を修正することもせず問題を放置しました。
[48] 結局[[市場]]を占有した[[マイクロソフト]]の [[CP932]]
と [[Unicode]] との対応関係が、
[[事実上の標準]]となりました。
この情勢が確定的になってからも、
[[JIS X 0208]] や [[JIS X 0213]]
は[[改正]]されず、市場と乖離した状態で放置されています。
[49]
現在では
[CITE[Encoding Standard]]
が
[[Web標準]]としての
[CODE[shift_jis]],
[CODE[euc-jp]],
[CODE[iso-2022-jp]]
を定めています。
ここでは[[事実上の標準]]たる[[マイクロソフト]]の実装法が採用されました。
[[JIS]] と [[Unicode]] の対応関係を最も厳密かつ現実的に定めた標準仕様で、
[[Webブラウザー]]で実装されている他、
[[Web]] 以外の目的にも使えます。
[REFS[ [56] [[JIS]] と [[Unicode]] の関係に問題がある[[文字]]の一覧
- [55] [CITE@en[Character set "[[JIS X 0208]] characters not in JIS X 0208 area of encodings (except for fullwidth variants)"]], [TIME[2020-10-07T06:58:19.000Z]] <https://chars.suikawiki.org/set/%24jisx0208%3Amap-jis-only>
- [57] [CITE@en[Character set "Alternative characters assigned in [[JIS X 0208]] area of encodings (except for fullwidth variants)"]], [TIME[2020-10-07T06:59:02.000Z]] <https://chars.suikawiki.org/set/%24jisx0208%3Amap-nonjis-only>
]REFS]
[138] [CITE@ja[404 Blog Not Found : シフトJISを残すべきか?]], [TIME[2022-10-25T04:01:00.000Z]] <https://dankogai.livedoor.blog/archives/50783501.html#comments>
* JIS X 0212 との関係
[SEE[ [[JIS X 0212]] ]]
* JIS X 0213 との関係
[SEE[ [[JIS X 0213]] ]]
* JIS X 9051、 JIS X 9052 との関係
[SEE[ [[JIS X 9051]] ]]
* 関連
[133] [[Adobe-Japan1]]
* 歴史
[143]
[DFN@en[[[JIS C 6226]]‐1978]]
[CITE[[[情報交換用符号系]]]]は、
[[日本工業標準調査会]]が1978年 (昭和53年)
1月1日に制定、1月19日に[[官報公示]]した[[文字コード]]の[[規格]]です。
[[規格票]]は[[日本規格協会]]が発行していました。
[144]
この[[規格]]は、
[CITE[[[行政情報処理用基本漢字に対する符号付与に関する調査研究報告書]]]]
([CSECTION[付表]]として2817文字収録、1975年
(昭和50年) 3月) などを元につくられたとされています。
[145]
[DFN@en[[[JIS C 6226]]‐1983]] [CITE[[[情報交換用符号系]]]]は、
[[日本工業標準調査会]]が1983年 (昭和58年) 9月1日に制定、
9月19日に[[官報公示]]した、[[JIS C 6226]]‐1978
を[[改正]]した[[文字コード]]の[[規格]]です。
[[規格票]]は[[日本規格協会]]が発行していました。
[146]
1987年 (昭和62年) 3月1日には、[[規格番号]]が[DFN@en[[[JIS X 0208]]‐1983]]
に変更され、3月4日に[[官報公示]]されています。
[147]
1989年 (平成元年) 2月1日には[[確認]]され、
2月9日に[[官報公示]]されています。
** 1978年制定
[295]
少なくても次の版がありました。
- [301] 昭和 53 年 2 月 1 日第 1 刷発行 [SRC[>>406]]
- [302] 第2刷
- [303] 第3刷
- [304] 第4刷
- [305] 第5刷
- [306] 第6刷
- [307] 第7刷
- [408] 第8刷
- [409] 第9刷
- [410] 昭和 57 年 9 月 20 日第 10 刷発行 [SRC[>>406]]
- [478] [CITE[JIS ハンドブック情報処理 1978]], [TIME[1978-05]] [SRC[>>406, >>414]]
- [479] [CITE[JIS ハンドブック情報処理 1979]] [SRC[>>406]]
- [480] [CITE[JIS ハンドブック情報処理 1980]] [SRC[>>406]]
- [481] [CITE[JIS ハンドブック情報処理 1981]] [SRC[>>406]]
- [482] [CITE[JIS ハンドブック情報処理 1982]] [SRC[>>406]]
[296] [[JIS X 0208:1997]] に第7刷以降と言及があるので、
第8刷以降もあった可能性が高いです。
[297] [[JIS X 0208:1997]] は第6刷の記述が不明との言及があり、
当時発見できなかったようです。第1刷から第5刷と第7刷 (と「以降」)
は当時入手可能だったようです。
- [140]
[[ISO-IR]]:
[CITE[00000001.PDF - 042.pdf]], [TIME[2022-11-02T03:16:06.000Z]], [TIME[2022-12-10T06:03:50.543Z]] <https://itscj.ipsj.or.jp/ir/042.pdf>
[298]
少なくても次の[[正誤票]]が発行されました。
[[国立国会図書館]]に所蔵されています。
[SRC[>>290]]
- [311] [CSECTION[[L[正誤票]]]] , [L[1978.11]] (「[L[第1刷に対するもの]]」)
- [312] [CSECTION[[L[正誤票 (追加)]]]] , [L[1981.3]] (「[L[第2〜4刷に対するもの]]」)
[308] >>311 には、一部敢えて >>312 と重複記載した、とあります。
[411]
>>406
によると
「81 年版 JIS ハンドブック」で1文字が、
「78 第 10 刷(82 年版 JIS ハンドブック)」
で3文字が変更され、のちの1983年版規格で元に戻されました。
これは1982年版JISハンドブック所収版が第10刷という意味でしょうか。
1981年版JISハンドブック所収版は第何刷なのでしょうか。
[412]
>>406 は他に1979年版JISハンドブックを参照しています。
字形変更に関する記載より、これは第1刷相当と思われます。
[REFS[
- [406]
[CITE[[L[JIS X 0208 改正案説明資料]]]],
[[[L[芝野耕司]]]],
[L[1995 年 11 月 20 日]]
]REFS]
-*-*-
[194] 規格の版による[[例示字形]]の違い
- [195] 1-66 (≠)
-- [342] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 (附属書表1.4) 誤: = に | [SRC[>>312]]
-- [343] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 (附属書表1.4) 正: = に / [SRC[>>312]] (現行字形に近い)
-- [344] [[JIS X 0208:1997]]
--- [196] 「第1次規格1刷(旧)[B[表1]]図形文字用符号表」 : = に / (現行字形に近い)
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
--- [197] 「第1次規格1刷[B[附属書1]]」 : = に |
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
--- [198] 正誤票により変更 [SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
-- [199] [[ISO-IR]] 符号表 : = に / [SRC[>>140]]
-- [200] 第2次規格 [[ISO-IR]] 符号表 : = に / [SRC[>>141]]
-- [201] 第3次規格 [[ISO-IR]] 符号表 : = に / [SRC[>>142]]
- [202] 1-80 ($)
-- [345] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 (附属書表1.5) 誤: 2本線 [SRC[>>312]]
-- [346] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 (附属書表1.5) 正: 1本線 [SRC[>>312]] (現行字形に近い)
-- [347] [[JIS X 0208:1997]]
--- [203] 「第1次規格1刷(旧)[B[表1]]図形文字用符号表」 : 1本線 (現行字形に近い)
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
--- [204] 「第1次規格1刷[B[附属書1]]」 : 2本線 [SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
--- [205] 正誤票により変更 [SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
-- [206] [[ISO-IR]] 符号表 : 1本線 [SRC[>>140]]
-- [207] 第2次規格 [[ISO-IR]] 符号表 : 1本線 [SRC[>>141]]
-- [208] 第3次規格 [[ISO-IR]] 符号表 : 1本線 [SRC[>>142]]
- [269] 16-9 (逢)
-- [247] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2 誤: 1点 [SRC[>>312]]
-- [318] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2 正: 2点 [SRC[>>312]]
-- [319] 「-78/4」「78/4-」 [SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
-- [437]
[[JIS X 0208:1997]] は指摘していませんが、
[[JIS X 0208:1983]] と [[JIS X 0208:1990]] にも微妙な字形差があります
([[AJ1]] CID+13408, CID+1133)。
--- [438]
[[JIS X 0208:1997]] が再現した [[JIS X 0208:1978]] 字形にも、
実際の [[JIS X 0208:1978]] 字形との間にこれと同等の差異があります。
- [248] 16-18 (芦)
-- [321] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 誤: 新字体 [SRC[>>312]]
-- [320] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 正: 旧字体 [SRC[>>312]]
-- [319] 「-78/4」「78/4-」 [SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
- [209] 17-28 (閏)
-- [310] [[JIS X 0208:1978]] 第1刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 誤: 門に壬 (横線の横幅は上から123) [SRC[>>311]]
-- [313] [[JIS X 0208:1978]] 第1刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 正: 門に王 [SRC[>>311]] (現行字形)
-- [322] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 誤: 門に壬 (横線の横幅は上から123) [SRC[>>312]]
-- [323] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 正: 門に王 [SRC[>>312]]
-- [314] [[JIS X 0208:1997]]
--- [210] 第1次規格第1刷の字形を1978年11月の正誤票で訂正
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
--- [211] [[JIS X 0208:1997]] 掲載の旧字形: 門に壬 (横線の横幅は上から121)
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6, 附属書7]]
-- [212] [[ISO-IR]] 符号表 : 門に壬 (横線の横幅は上から123) [SRC[>>140]]
-- [213] 参考: MJ027427 門に壬 (横線の横幅は上から121)
-- [214] 参考: MJ052103 門に壬 (横線の横幅は上から213)
-- [215] 横幅 (長さではない) は数字が大きい順が長い順
- [268] 22-70 (倶)
-- [354] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 字形索引 誤: 旧字体 [SRC[>>312]]
-- [352] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 字形索引 正: 新字体 [SRC[>>312]]
-- [252] 「-78/4X」 [SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
- [348] 23-53 (荊)
-- [349] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 音訓索引,字形索引 誤: 荊 [SRC[>>312]]
-- [350] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 音訓索引,字形索引 正: 荆 [SRC[>>312]]
-- [439] [[JIS X 0208:1997]]
--- [440] 「78」: 荆
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
- [265] 23-68 (隙)
-- [363] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 字形索引 誤: 小撥ねない [SRC[>>312]]
-- [364] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 字形索引 正: 少 [SRC[>>312]]
-- [362] [[JIS X 0208:1997]]
--- [266] 「78」: 少
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
--- [267] 「-78/4X」: 小
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
-- [441] 第2次規格 [[ISO-IR]]、第3次規格 [[ISO-IR]] : 小 (MJ027666)
-- [442] [[JIS X 9051]], [[JIS X 9052]], [[JIS X 0213:2004]] : 小撥ねない (MJ027665)
- [216] 28-24 (叱)
-- [324] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 誤: 口にヒ(ノ突き抜けない) [SRC[>>312]]
-- [325] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 正: 口に七(横線右上がり) [SRC[>>312]]
-- [217] 「第1次規格1刷」: 口にヒ(ノ突き抜けない)
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
-- [218] 「第1次規格2刷」 - 「4刷」: 口にヒ(ノ突き抜ける)
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
-- [219] 「第1次規格4刷への正誤票」の「正」: 口に七(横線右上がり)
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
-- [220] 「第1次規格5刷」: 口に七(横線右上がり)
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
-- [221] 「第1次規格6刷」: 未詳
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
-- [222] 「第1次規格7刷以降」: 口にヒ(ノ突き抜ける)
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
-- [223] 「78/1」: 口にヒ(ノ突き抜けない)
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
-- [224] 「78/4 正」: 口に七(横線やや右上がり)
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
-- [225] 「78/5」: 口に七(横線やや右上がり)
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
-- [226] 「78/2-」: 口にヒ(ノ突き抜ける)
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
--- [227] 「78/2-」は凡例にない
-- [228] [[ISO-IR]] 符号表: 口にヒ(ノ突き抜けない) [SRC[>>140]]
- [262] 36-45 (塚)
-- [264] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 字形索引 誤: 新字体 [SRC[>>312]]
-- [356] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 字形索引 正: 旧字体 [SRC[>>312]]
-- [357] [[JIS X 0208:1997]]
--- [263] 「78」: 旧字体 [SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
--- [358] 「-78/4X」: 新字体 [SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
- [249] 36-52 (辻)
-- [326] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2 誤: 1点 [SRC[>>312]]
-- [327] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2 正: 2点 [SRC[>>312]]
-- [319] 「-78/4」「78/4-」 [SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
- [250] 43-88 (迄)
-- [329] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 誤: 1点 [SRC[>>312]]
-- [328] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 正: 2点 [SRC[>>312]]
-- [251] 「78/4-」 [SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
- [261] 49-41 (冑)
-- [353] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 字形索引 誤: 月 [SRC[>>312]]
-- [355] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 字形索引 正: 冂二は接さない [SRC[>>312]]
-- [252] 「-78/4」 [SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
- [229] 51-48 (嗤)
-- [330] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 誤: 山 [SRC[>>312]]
-- [331] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 正: 現行字形 [SRC[>>312]]
-- [230] 第1次規格第1刷の字形を1978年11月の正誤票で訂正
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
-- [260] 「78誤」
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
-- [231] [[ISO-IR]] 符号表: 旧字形
[SRC[>>140]]
-- [443] 訂正とは直交に、一と中が接するかにも微妙な差異が各版、諸フォントにある。
ただしウェブ上で入手できる1978、1983当時の画像は低解像度でどちらなのか判別できない。
- [238] 54-82 (幤)
-- [332] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 誤: ツ [SRC[>>312]] (作字したらしくやや不自然な字形)
-- [333] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 正: 尚旧字体 [SRC[>>312]]
--- [351] 正誤表の「正」欄に「[L[42-30]]」とあるのは右下の別項目の「誤」欄の混入?
-- [378] [[JIS X 0208:1997]]
--- [239]
「第1次規格原稿」: ツ (手書き)
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
--- [240]
「78/1」: ツ
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
--- [241]
「78/4 正誤票」: 尚旧字体
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
--- [243]
「78/5」: 「弊」 (「誤植」)
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
--- [242]
「78/7〜」: 尚旧字体
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
--- [245]
「78 誤」: ツ
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
--- [246]
「78/5」: 「幣」
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
-- [244] [[ISO-IR]] 符号表: ツ [SRC[>>140]]
- [435] 63-83 (燗)
-- [335] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 誤: 日 [SRC[>>312]]
-- [436] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 正: 月 [SRC[>>312]]
-- [253] 「-78/4」 [SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
-- [334] [[JIS X 9051]], [[JIS X 9052]]: 日
- [258] 66-8 (皋)
-- [359] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 字形索引 誤: 本 [SRC[>>312]]
-- [360] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 字形索引 正: 夲 [SRC[>>312]]
-- [259] 「-78/4X」
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
-- [361] 1978 [[ISO-IR]] 符号表、正誤表正、1983 [[ISO-IR]] 符号表では大の横線との交差に於いて左払いと右払いはかなり近く、左払い起筆から交差は垂直にやや近い。
[[平成明朝]]、[[IPAmj明朝]]では左払いと右払いはかなり離れている。
- [232] 73-28 (藜)
-- [291] [[JIS X 0208:1978]] 第1刷 表1 図形文字用符号表: 蔾󠄀 [SRC[>>290]]
-- [293] [[JIS X 0208:1978]] 第1刷 附属書2 漢字の分類と配列: 蔾󠄀 [SRC[>>290]]
-- [294] [[JIS X 0208:1978]] 第1刷 参考 字形索引: 藜 [SRC[>>290]] (現行字形)
-- [300] [[JIS X 0208:1978]] 第1刷正誤票 表1,附属書2 誤: 蔾󠄀 [SRC[>>311]]
-- [309] [[JIS X 0208:1978]] 第1刷正誤票 表1,附属書2 正: 藜 [SRC[>>311]] (現行字形)
-- [336] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2 誤: 蔾󠄀 [SRC[>>312]]
-- [337] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2 正: 藜 [SRC[>>312]] (現行字形)
-- [234] [[ISO-IR]] 符号表: 蔾󠄀 [SRC[>>140]]
-- [299] [[JIS X 0208:1997]]
--- [233] 第1次規格第1刷の字形を1978年11月の正誤票で訂正
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
--- [292] 旧字形: 𠆢入り
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
--- [254] 「78誤」: 𠆢入り
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
---[393]
[CITE[増補改訂JIS漢字字典]] [CSECTION[藜]] 「78誤」: 𠆢入り
[SRC[>>136]]
---[394]
[CITE[増補改訂JIS漢字字典]]所収 [[JIS X 0208:1997]] 附属書7
旧字形: 蔾󠄀
[SRC[>>136]]
-- [289] [[AJ1]]: 蔾󠄀 (CID+7861) [SRC[>>290]]
- [256] 79-69 (閻)
-- [338] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 誤: 刀 [SRC[>>312]]
-- [339] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 正: ク [SRC[>>312]]
-- [257] 「78/1」: 刀
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
- [235] 80-19 (雎)
-- [315] [[JIS X 0208:1978]] 第1刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 誤: 目 [SRC[>>311]]
-- [316] [[JIS X 0208:1978]] 第1刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 正: 且 [SRC[>>311]]
-- [340] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 誤: 目 [SRC[>>312]]
-- [341] [[JIS X 0208:1978]] 第2-4刷正誤票 表1,附属書2,字形索引 正: 且 [SRC[>>312]]
-- [317] [[JIS X 0208:1997]]
--- [236] 第1次規格第1刷の字形を1978年11月の正誤票で訂正
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書7]]
--- [255] 「78誤」
[SRC[[[JIS X 0208:1997]] 附属書6]]
-- [237] [[ISO-IR]] 符号表: 旧字形
[SRC[>>140]]
[270] [[JIS X 0208:1997]] 附属書6の凡例:
- [271] 「78」: 「1978年2月1日刊行第1次規格」 (第2次規格で変更)
- [272] 「78誤」: 「第1次規格の正誤票」で「誤」、誤字形で包摂されない
-- [369] 4区点位置 [SRC[>>368]]
- [273] 「78/1」: 「第1次規格第1刷に用いられ, 1978年11月に発行された正誤票で置換えられた」、