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347
[18]
[DFN[[RUBY[希][き]][RUBY[哲][てつ]][RUBY[紀][き]][RUBY[元][げん]]]]は、
[[日本の私年号]]の1つです。
[DFN[希哲館普通標準時]] ([DFN[KUST]])
は併用される[[時刻]]です。
* 希哲紀元
[19]
[DFN[[RUBY[希][き]][RUBY[哲][てつ]]紀元]]
([DFN[希紀]], [DFN[Kitetu Era]], [DFN[KE]])
は、
[[紀年法]] ([[私年号]])
の一種です。
[SRC[>>16]]
;; [23] [[ヘボン式]]の Kitet'''s'''u では''ない''。
[24]
[[紀年法]]の呼称は[[希哲紀元]]ですが、
[[元号名スロット]]には[DFN[希哲]]と書き、
[[元号]]風に使います。
[20]
[TIME[平成18(2006)年][year:2006]]が希哲[[[RUBY[零][れい]][RUBY[年][ねん]]][零年]] [SRC[>>10]]、
[TIME[平成19(2007)年][year:2007]]が希哲[[元年]]
[SRC[>>3, >>16]] です。
[TIME[平成19(2007)年][year:2007]]の[[希哲館]]創立に由来します。
[SRC[>>16]]
[21]
[TIME[希哲零(2006)年][year:2006]]以前は[DFN[希哲前]]として[[紀元前方式]]で数えます。
[SRC[>>16]]
[TIME[平成17(2005)年][year:2005]]が希哲前1年です。
[SRC[>>10, >>4]]
[[年数]]が[[整数]]で一貫していることが特徴と謳われますが [SRC[>>8]]
([[整数型紀年法]]とも説明されます。)、
[[負符号]]を使わず「前」と表記するところに[[西暦]]の影響が残っています。
-*-*-
[22]
[[希哲館]]の[[宇田川浩行]]
[WEAK[([TIME[1985-05-26]]-)]]
が、
[TIME[希哲8(2014)年][year:2014]]から使っています。
[SRC[>>16, >>11]]
それ以前の[[日付]]表記でも、遡って[[希哲紀元]]が使われる例が多々あります。
[32]
[[希哲館]]の
[[Webサービス]]
[CITE[[[デライト]]]]
[WEAK[([TIME[令和元(2019)年9月][2019-09]]一般公開)]]
で使われています。
同サイト上には
「[TIME[希哲12年8月17日][2014-08-17]]」
[WEAK[([TIME[2014-08-17]])]]
付で[[希哲紀元]]で[[日記]]を書き始めたとする記事があります
[SRC[>>9]]。
[33]
その1年前の[TIME[希哲11(2013)年6月][2013-06]]時点で既に[[日時表示]]の[[プログラム]]の実装が存在していたようです
[SRC[>>2]]
が、非公開のものと思われ、[[ソースコード]]も、
それによって生成されたとみられる[[日付表示]]も発見できません。
[TIME[6月18日][2013-06-18]]まで括弧付きで[[欧紀]] (= [[西暦年]]) が併記されていましたが、
[[希哲紀元]]の「定着」によって削除されました
[SRC[>>2]]。
[26]
[CITE[デライト]]
以外では、
[[宇田川浩行]]の
[CITE[[[Twitter]]]]
投稿記事で少数、用例が確認できます。
[SRC[>>7]]
[27] [[宇田川浩行]]以外の用例は、
本項執筆時点で確認されていません。
[34]
[TIME[令和2(2020)年][year:2020]]現在、引き続き利用中のようです。
-*-*-
[25]
[[私年号]]の制定理由には文化的な中立性が挙げられています [SRC[>>8, >>6]] が、
同種の他の[[紀年法]] [SEE[ [[日本の私年号]] ]] にしばしば見られるような既存[[紀年法]]への攻撃的姿勢はあまり感じられません
[SRC[>>14]]。
[[希哲紀元]]は[[西暦]]と[[元号]]の長所を採り入れたものと説明され [SRC[>>16]]、
対抗意識よりも合理性が強調されています [SRC[>>16, >>17, >>8, >>6]]。
[CITE[[[デライト]]]]
のシステム的に生成される[[日時表示]]は[[西暦年]]を使っています。
それ以外でも[[西暦年]]の用例はいくつもあります [SRC[>>15]]。
[REFS[
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[16] [CITE@ja-JP[[[希哲紀元]] / 検索 / [[デライト]]]], [[希哲社]],
[[宇田川浩行]],
2015-04-13 05:53,
2014-09-10 19:43,
[TIME[2020-12-30T05:42:47.000Z]] <https://dlt.kitetu.com/KNo.F85E/A-8CEE>
]FIGCAPTION]
>希哲紀元
>
希紀。
>
希哲館創立年である2007年を元年((1年))とし,計算の便宜のためその前年を「零年」((0年))とする。それ以前は「希哲前」(-1年,-2年……)として数える。希哲元年は文化上の紀元,希哲零年は計算上の紀元といえる。
>
西暦から希哲紀元への換算は,2007年から1年と数えるために,現在の西暦から2006年((希哲零年))を引くだけで済む。この場合,西暦1年が希哲前2005年となりキリも良い。ただし,天文学同様,西暦1年の前を西暦0年,西暦-1年と数えるため,伝統的な紀元前表記に直すためには1を加える(希哲前1年=2005年を引く)必要がある。
>
Y を西暦年とすると
>
(西暦紀元後)Y-2006
>
(西暦紀元前)Y-2005
>
西暦と元号の長所を採り入れる。紀元以外は西暦を継承している。
>
Kitetu Era = KE
>
希哲8年から宇田川が私的に用い始めた。希哲館創立が11月1日なので,例えば希哲10年は11月1日に希哲館創立10年目を迎える年ということになる。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[10] [CITE@ja-JP[希哲零年 / 検索 / [[デライト]]]], [[希哲社]],
[[宇田川浩行]],
2019-04-24 14:59,
2014-09-13 23:11,
[TIME[2020-12-30T03:30:56.000Z]] <https://dlt.kitetu.com/?fg=KNo.F85E/A-2A2C>
]FIGCAPTION]
>希哲零年
>
きてつれいねん,希哲0年とも。希哲元年の前,希哲前1年の後。西暦2006年。
>
無念にもかけて「無年」としようかと思ったがややこしいのでやめた。漢字の「零」には元来「わずかの」という意味があり,希哲元年の兆しという意味でも丁度良い。
>
「ゼロ」ではなく漢字の字義を重んじて「れい」((rei))と読む。ただし,計算上「ゼロ」の意味を強調したい場合は「ゼロ」((zero))と読む,あるいは訳して良い。
>
希哲館にとっては,直接の由来である「希哲学」((現・綜学))や虎哲((Dialektix))などといった主要な要素が芽生えた年。
>[SNIP[]]
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[17] [CITE@ja-JP[紀年法の脅威 / 検索 / [[デライト]]]], [[希哲社]],
[[宇田川浩行]],
2014-10-12 22:37,
[TIME[2020-12-30T05:48:45.000Z]] <https://dlt.kitetu.com/KNo.F85E/A-CE57>
]FIGCAPTION]
>
最近,私的に希哲紀元((KE: Kitetu Era))というものを使用している。希哲館創立の西暦2007年を元年とする紀元だ。今,西暦2014年は希哲8年にあたる。
>
驚いたのは,これによって歴史的視野が急激に広がったことだ。西暦((キリスト紀元))などと異なり,過去に視界を遮るものがない。それはつまり,自分の価値観や世界観と歴史観が一致したということなのだろう。なぜ紀元や元号といった紀年法の制定が重要視されたのかよく分かる。
>
紀年法が人間の歴史観にこれほど深い影響を与えていたとは……。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[9] [CITE@ja-JP[希哲12年8月17日 / 検索 / [[デライト]]]], [[希哲社]],
[[宇田川浩行]],
2018-08-18 23:55,
2018-01-04 16:53,
[TIME[2020-12-30T03:28:01.000Z]] <https://dlt.kitetu.com/?fg=K%23F85E%2FA-4686-C861>
]FIGCAPTION]
>希哲12年8月17日
>[SNIP[]]
>
今日から『希哲日記』と題して希哲紀元による日付の輪郭で日記を書き始める。[SNIP[]]
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[11] [CITE@ja-JP[希哲8年 / 検索 / [[デライト]]]], [[希哲社]],
[[宇田川浩行]],
2019-05-07 18:01,
2014-09-10 19:52,
[TIME[2020-12-30T03:34:35.000Z]] <https://dlt.kitetu.com/?fg=KNo.F85E/A-DD0D>
]FIGCAPTION]
>希哲8年
>
2014年・平成26年
>
宇田川が希哲紀元を私的に用い始める。希哲紀元は,希哲館事業構想に関する大きな仕事がほぼ終わったことを意味していた。
>[SNIP[]]
]FIG]
- [8] [CITE@ja[[[宇田川浩行]]@希哲館さんはTwitterを使っています 「私はよく「希哲14年」とか珍奇な私年号を使っているが,これは「希哲紀元」といって,希哲館創立年を元年とする紀年法だ。狙いは二つ。文化中立性の表明と,紀元紀年法の合理化。希哲紀元には「零年」があり,紀元前から紀元後までを整数として扱える。」 / Twitter]], 午前11:31 · 2020年7月11日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-12-29T12:37:29.000Z]] <https://twitter.com/Hiro_twst/status/1281778015706345475>
-- [12] [CITE@ja-JP[検索 / [[デライト]]]], [[希哲社]], [TIME[2020-12-30T05:11:16.000Z]] <https://dlt.kitetu.com/KNo.F85E/A-5B28-A70B>
- [6] [CITE@ja[[[宇田川浩行]]@希哲館さんはTwitterを使っています 「まあ,西暦も和暦も宗教的で合理性に欠ける,という理由で「希哲紀元」を自ら考案し,一人で使い出すという人間だったから希哲館訳語なんてのも出来たのだろうな……若気の至りというか何というか……。」 / Twitter]], 午前9:39 · 2020年8月8日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-12-29T12:37:14.000Z]] <https://twitter.com/Hiro_twst/status/1291896871594545152>
-- [13] [CITE@ja-JP[検索 / [[デライト]]]], [[希哲社]], [TIME[2020-12-30T05:12:15.000Z]] <https://dlt.kitetu.com/KNo.F85E/A-5B28-9AEF>
- [4] [CITE@ja-JP[希哲前1年 / 検索 / [[デライト]]]], [[希哲社]], [TIME[2020-12-29T12:33:55.000Z]] <https://dlt.kitetu.com/KNo.F85E/A-5F87>
- [3] [CITE@ja-JP[[[希哲]]元年 / 検索 / デライト]], [[希哲社]], [TIME[2020-12-29T12:33:15.000Z]] <https://dlt.kitetu.com/KNo.F85E/A-D718>
- [7] [CITE@ja[[[宇田川浩行]]@希哲館さんはTwitterを使っています 「ふと,デルンが実用化する前年の希哲5年(2011年)に Google+ が登場して,「サークル」という用語を聞いた時,これは「輪郭」を先取りされたか,と少し焦ったことを思い出した。実際には全く違うものだったが。」 / Twitter]], 午前11:41 · 2020年7月16日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-12-29T12:37:27.000Z]] <https://twitter.com/Hiro_twst/status/1283592456626298880>
]REFS]
* KUST
[28]
[DFN[[RUBY[KUST][クエスト]]]]
([DFN[Kitetukan Universal Standard Time]], [DFN[希普時]],
[DFN[新世界時]],
[DFN[Universe/Kitetukan]])
は、
[[希哲館]]が用いる[[時刻]]です。
[SRC[>>1]]
[29]
[TIME[希哲11年6月17日][2013-06-17]]
[WEAK[([TIME[2013-06-17]])]]
の改称以前の旧称は[DFN[希哲館・日本標準時]] ([DFN[KJST]])
でした。
[SRC[>>1]]
[30]
「UTC+9」
とされ、
[[日本中央標準時]] [TZ[+09:00]]
と一致しているようです。
[SRC[>>1]]
[31]
[[中央標準時]]と一致していることもあって、
利用実態は不明です。
本項執筆時点で、
説明以外でこの名称を使った例は見つけられていません。
実装例はあるようですが [SRC[>>2]]、
現在公開されている範囲では見ることが出来ません。
[REFS[
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[1]
[CITE@ja-JP[[[希哲館普通標準時]] / 検索 / [[デライト]]]], [[希哲社]], [[宇田川浩行]],
2017-06-17 23:59,
2017-06-17 20:28,
[TIME[2020-12-29T12:18:47.000Z]],
<https://dlt.kitetu.com/KNo.F85E/A-4686-1F40>
]FIGCAPTION]
>
Kitetukan Universal Standard Time,KUST(クエスト),希普時。UTC+9。
>
KST の頭字語は韓国標準時との重複から見送り希哲館・日本標準時(KJST)としていたが,希哲11年6月17日,KST をハクロニムで「クエスト」と読めることに気付き,希哲館普通利承と同じく「普通」(Universal)を加え KUST とした。
>
希哲館事業の全域で用いる基準時刻,「新世界時」と呼んでも良い。
>
タイムゾーンは Universe/Kitetukan にするか。
]FIG]
]REFS]
* メモ
[REFS[
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[15] [CITE@ja-JP[[[希哲館]] / 検索 / デライト]], [[希哲社]],
[[宇田川浩行]],
2017-11-14 01:04,
2012-06-18 23:38,
[TIME[2020-12-30T05:40:16.000Z]] <https://dlt.kitetu.com/?fg=KNo.F85E/A-6013>
]FIGCAPTION]
>*希哲館*((きてつかん,おもいかけのやかた))は,宇田川浩行が2007年11月1日に創立した事業体である。
>
館長は宇宙((Universe)),現執務長は宇田川である。
>
外国語では基本的に音写する(例:Kitetsukan)が,補助的に「Philosophia House」のように表現する事もある。
>[SNIP[]]
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[14] [CITE@ja-JP[検索 / [[デライト]]]], [[希哲社]],
[[宇田川浩行]],
2019-04-30 23:14,
[TIME[2020-12-30T05:25:51.000Z]] <https://dlt.kitetu.com/KNo.F85E/A-5B28-150C>
]FIGCAPTION]
>まあ,Twitter なんかでは「元号で時代を捉えるのは前時代的だ」という人もいるのだが,いまどき西暦ばかりで嫌なら元号なんかさほど気にしなくても生きていけると思うし,そこまで目の敵にすることでもない気がする。
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[2] [CITE@ja-JP[dt / 検索 / [[デライト]]]], [[希哲社]],
[[宇田川浩行]],
2017-06-18 21:37,
2015-03-24 18:46,
[TIME[2020-12-29T12:26:14.000Z]] <https://dlt.kitetu.com/KNo.F85E/A-19BA>
]FIGCAPTION]
>
日付を表示する。
>
希哲11年6月17日,末尾に 「KUST」(希哲館普通標準時)の表記を追加。
>
希哲11年6月18日,希哲XX年の後に丸括弧で付けていた欧紀(西暦)表記を削除。個人的に希哲紀元が定着したため。
]FIG]
- [5] [CITE@ja[[[宇田川浩行]]@希哲館さんはTwitterを使っています 「希哲紀元もあれだが,希哲館普通標準時(KUST,クエスト)もなかなかだな……さっき思い出した。」 / Twitter]], 午後5:56 · 2020年8月9日 [TZ[+09:00]], [TIME[2020-12-29T12:37:17.000Z]] <https://twitter.com/Hiro_twst/status/1292384200536989696>
]REFS]