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[1] [DFN[XML 名前空間 1.0]] は、 [[XML 1.0]]
用の [[XML名前空間]]仕様です。
[2]
仕様書は [Q[Namespaces in XML]] という名前で、
仕様中でも元々は XML の版の指定がありませんでしたが、
後に修正されて無印 XML 名前空間は XML 1.0
専用、 [[XML名前空間 1.1]] は [[XML 1.1]]
専用となりました。
それでも仕様書は [Q[Namespaces in XML]] なのですが、
1.1 も含めて言っているのかわかりにくいので、
XML 1.0 用を指す時は [Q[XML 名前空間 1.0]] と呼ぶことにします。
[3]
- 仕様書 ([[W3C]] [[勧告]]):
''Namespaces in XML'' <http://www.w3.org/TR/REC-xml-names>
- 訂正票 <http://www.w3.org/XML/xml-names-19990114-errata>
* XML 名前空間 (1.0) 仕様書の修正
[18] XML 名前空間 1.0 Errata の概要:
- NE01 <http://www.w3.org/XML/xml-names-19990114-errata#NE01>
(編集上)
-- [Q[an an]] は [Q[an]] の誤り。
- NE02 <http://www.w3.org/XML/xml-names-19990114-errata#NE02>
(編集上)
-- [Q[>]] は [Q[/>]] の誤り。
- NE03 <http://www.w3.org/XML/xml-names-19990114-errata#NE03>
(編集上)
-- 例示中で[[属性値表記]]の引用符が抜けている。
- NE04 <http://www.w3.org/XML/xml-names-19990114-errata#NE04>
-- 文の追加: [Q[名前空間宣言での相対 URI 参照の使用は非推奨である。将来の W3C 仕様書はその解釈を定めない。]]
-- 参考: <http://www.w3.org/2000/09/xppa>
- NE05 <http://www.w3.org/XML/xml-names-19990114-errata#NE05>
-- 名前空間制約「接頭辞が宣言されていること」を削除。
-- 名前空間制約「先導 『XML』」を削除。
-- 名前空間制約「予約接頭辞・名前空間名」
を追加。概要:
--- 接頭辞 [CODE(XML)[[[xml]]]] は [CODE(URI)[http://www.w3.org/XML/1998/namespace]] に、接頭辞 [CODE(XML)[[[xmlns]]]] は [CODE(URI)[http://www.w3.org/2000/xmlns/]]
に束縛されており、前者は宣言しても良いがその必要はなく (may, need not)、後者は宣言してはならない (must not)。両名前空間名を他の接頭辞に束縛してはいけない (may not)。
--- [CODE(XML)[xml]] で始まる接頭辞
(大文字・小文字を問わない。) は予約する。
---- 利用者は勝手に使用するべきではない (should not)。
---- 処理器は致命的誤りとしてはならない (must not)。
- NE06 <http://www.w3.org/XML/xml-names-19990114-errata#NE06>
-- NE05 の新しい制約に追加:
[CODE(XML)[xml]] (大文字・小文字問わず) で始まる[[局所名]]は予約ではないが、すすめられない (inadvisable)。接頭辞なしだと予約名になってしまう。
- NE07 <http://www.w3.org/XML/xml-names-19990114-errata#NE07>
-- 名前空間宣言が、その有効範囲内の属性にも適用されることを明記。
- NE08 <http://www.w3.org/XML/xml-names-19990114-errata#NE08>
-- 適合性の章を修正。概要:
--- [INS[名前空間仕様書は XML 1.0 に適用する。文書は XML 1.0 整形式でなければならない。]]
--- 名前空間仕様書に適合する XML
文書は、すべての[[要素型名]]と[[属性名]]が [CODE(ABNF)[[[QName]]]] に一致し、名前空間制約を満足しなければならない。
--- 名前空間仕様書に適合する XML 文書では、 XML 仕様書に適合するために必要なその他の [CODE(ABNF)[Name]] の個所が [CODE(ABNF)[NCName]] に一致する。
--- [INS[名前空間仕様書に適合する文書は[DFN[[[名前空間整形式]]]]である。]]
--- [INS[すなわち、名前空間整形式文書は、]]全ての要素型名および属性名は零個又は一個のコロンを含み、[[実体名]], [[処理指令]][[対象名]], [[記法名]]はコロンを含まない。
--- [INS[名前空間整形式文書は、次の時、[DFN[[[名前空間妥当]]]]である。]]
---- [INS[XML 1.0 [[妥当]]である。]]
---- [INS[XML 1.0 で妥当なために必要な、要素型名と属性名以外の全ての [CODE(ABNF)[Name]] が [CODE(ABNF)[NCName]] である。]]
--- [DEL[厳密には [CODE(XML)[[[ID]]]], [CODE(XML)[[[IDREF]]]], [CODE(XML)[[[IDREFS]]]], [CODE(XML)[[[ENTITY]]]], [CODE(XML)[[[ENTITIES]]]], [CODE(XML)[[[NOTATION]]]] 属性値は名前だからコロンなしであるべきだ。しかし[[マーク宣言]]を読まないといけないから、名前空間仕様書適合のために属性値が検査されている保証はない。]]
--- [INS[すなわち、名前空間妥当文書は[CODE(XML)[ID]], [CODE(XML)[IDREF]], [CODE(XML)[IDREFS]], [CODE(XML)[ENTITY]], [CODE(XML)[ENTITIES]], [CODE(XML)[NOTATION]] 属性値がコロンを含まない。]]
- NE09 <http://www.w3.org/XML/xml-names-19990114-errata#NE09>
-- URI 参照が空文字列ではいけないことが明確化された。
-- NE04 の修正を明確化して、同じ文書中の参照も非推奨とされた。
- NE10 <http://www.w3.org/XML/xml-names-19990114-errata#NE10>
-- QName はコロンを[Q[1個含む]]としていたところを[Q[1個含むかもしれない]]に修正された。
- NE11 <http://www.w3.org/XML/xml-names-19990114-errata#NE11>
-- [[外部解析実体]]を読まない処理器のために名前空間宣言は[[タグ]]または[[内部部分集合]]になければならない (must) の前提が、[Q[そのような応用での正しい操作のため]]から[Q[そのような応用で正しい操作が必要なら]]に変更された。
- NE12 <http://www.w3.org/XML/xml-names-19990114-errata#NE12>
-- XML の属性値[[正規形]]が使われることが明確化された。
- [13] '''NE13: 本質的''' (2006年6月1日)
<http://www.w3.org/XML/2004/xml-names11-errata#NE13>:
-- [CODE(URI)@en[[[http://www.w3.org/XML/1998/namespace]]]]
を[[既定名前空間]]としては'''なりません'''。
-- [CODE(URI)@en[[[http://www.w3.org/2000/xmlns/]]]]
を[[既定名前空間]]としては'''なりません'''。
-- [[XML名前空間 1.1//2e]] の訂正 NE13 と同じです。
-- [[XML名前空間 1.0//2e]] で取り込まれています。
[[#comment]]
* メモ
[20] >>NE05 [CODE(XML)[xml]] や [CODE(XML)[xmlns]]
が変に使われていたら致死誤りにしてもよいということか。
[21]
[CITE[Agenda for XML Core WG telcon of 2006 January 4 from Grosso, Paul on 2006-01-02 (public-xml-core-wg@w3.org from January 2006)]] <http://lists.w3.org/Archives/Public/public-xml-core-wg/2006Jan/0000.html>
[[XML名前空間 1.1]]から[[IRI]]と[CODE(XML example)@en[[[xmlns]]:[VAR[foo]]=""]]を''元に戻した''第2版を準備中だそうです。
([[名無しさん]] [WEAK[2006-01-03 12:55:57 +00:00]])