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[7] [DFN[[CODE(charname)@en[[[OVER LINE]]]]]] は、[[上線]]を表す[[文字]]です。
* JIS 符号化文字集合
[9] [[JIS X 0201]] では[[ラテン文字用図形文字集合]]
[CODE(char)[[[7/14]]]] ([CODE(char)[[[0x7E]]]]) に割り当てられています。
* [CODE(charname)@en[TILDE]] と [CODE(charname)@en[OVER LINE]]
[4]
[[JIS X 0201]]:1997 表1によれば、[[JIS X 0201]][[ラテン文字用図形文字集合]]の[CODE(char)[7/14]]の[[文字]]の[[名前]]は[DFN@en[[CODE(charname)[OVER LINE]]]]で、
その[[日本語通用名称]] ([[参考]]) は[DFN[[CODE(jcharname)[[[オーバライン]]]]]]です。
[1]
> '''附属書2 [CODE(charname)[OVER LINE]] の字形の許容範囲'''
[SRC[[[JIS X 0201]]:1997]]
> [CODE(charname)[OVER LINE]] の[[字形]]は、本体表1
の[[符号位置]] [CODE(char)[7/14]] に定める[[図形記号]]を本則とする。
ただし、[[送信者]]と[[受信者]]との間で明示的な[[合意]]がある場合は、
附属書2図1に示すような [CODE(charname)[[[TILDE]]]]
と同じ[[字形]]を使用してもよい。この場合でも、
[[文字]]の[[名称]]は [CODE(charname)[OVER LINE]]
でなければならない。
> '''附属書2図1 [CODE(charname)[OVER LINE の字形として許容できる図形記号'''''']]'''
> [INS[(略)]]
> '''参考''' 歴史的に [[ISO/IEC 646]] は
[CODE(charname)[OVER LINE]] と [CODE(charname)[[[TILDE]]]]
とを同一の[[図形文字]]の[[表現形]]の相違とみなし、
混乱の起こらない範囲で代替して使用することを許容していた。
図1には3つの字形例が示されています。1つ目は本体表1
と同じ、原則的な [CODE(charname)[OVER LINE]]
の字形 ([[JIS X 0208]]:1997 の [CODE(charname)[OVER LINE]]
と同じ字形) で、2つ目は [[ISO/IEC 10646]] の
[CODE(charname)[[[SMALL TILDE]]]] と同じような字形
([CODE(charname)[[[LATIN SMALL LETTER N WITH TILDE]]]]
から [CODE(charname)[[[LATIN SMALL LETTER N]]]] を
取り除いたような字形)、3つ目は [CODE(charname)[[[MIDDLE TILDE]]]]
のような字形 ([[JIS X 0208]]:1997 の [CODE(charname)[[[WAVE DASH]]]]
を小さくしたような字形) です。
[2]
>>1 の
[Q[この場合でも、[[文字]]の[[名称]]は [CODE(charname)[OVER LINE]] でなければならない]]
というのは、他の[[符号化文字集合]] ([[JIS X 0208]] や [[UCS]] など)
との変換表ではやはり [CODE(charname)[TILDE]] ではなく
[CODE(charname)[OVER LINE]] に対応付けなければならないということです。
[3] 例: [[シフトJIS]] の実装で、 [CODE(char)[0x7E]]
を [CODE(char)[TILDE]] のような字形で表示するようにしても、
[[JIS X 0208]]:1997 及び [[JIS X 0201]]:1997
には反しません。しかし、 [[UCS]] と変換する時に
[CODE(char)[[[U+007E]]]] ([CODE(charname)[[[TILDE]]]])
に対応付けるなら、 [[JIS X 0201]]:1997 に違反します。
[5]
> 混乱の起こらない範囲
皮肉なことに今は混乱おこりまくりんぐwwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwっうぇえwwwwwwwwwww
* 全角形
[8] [[全角形]]に [CODE(charname)@en[[[FULLWIDTH OVERLINE]]]] と
[CODE(charname)@en[[[FULLWIDTH MACRON]]]] があります。
* 関連
[6] [[グリフ]]の似た[[文字]]に [CODE(charname)@en[[[MACRON]]]] があります。
[10] [[下線]]を表す[[文字]]として [CODE(charname)@en[[[LOW LINE]]]] があります。