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* 仕様書
[REFS[
- [1] [[JIS X 4051:2004]] 5.4
- [3] [[JIS X 4051:2004]] 5.5
]REFS]
* 文字サイズ
[2] [[親文字列]]の[[文字サイズ]]の [FRAC[1][2]] が原則です。
それ[[以下]]とし、[[字間]]や配置などをいろいろ調整する方法も行われています。
[SRC[>>1]]
([[ルビ]]も参照。)
* 配置
[4]
[[返り点]]は、[[親文字]]の直後に、外枠の左端を揃えて配置します。
[[字間]]は[[ベタ組]]とします。
[SRC[>>3]]
[5]
[[熟語]]に[[返り点]]をつけるときは、
[[親文字列]]の1文字目と2文字目の[[字間]]に配置します。
[[竪点]]をも配置するべきです。
[SRC[>>3]]
[10]
[[漢字]]とその次の[[返り点]]の次に[[句点]]や[[読点]]が続く場合、
[[返り点]]と[[句読点]]を重ねて、
[[漢字]]と[[句読点]]を[[ベタ組]]とします。
[SRC[>>3 d)]]
[[句読点]]は右側に[[字面]]があって左側は[[アキ]]なので、
結果、
[[半角]]のスペースの左側が[[返り点]]、
右側が[[句読点]]となります。
;; [11] [[一]]、[[上]]、[[甲]]、[[天]]と[[句読点]]が並ぶ可能性があります。
[SRC[>>3 d)]]
[13]
[[返り点]]の次に[[中点]]が来るときは、
[[字間]]を[[四分アキ]]とします。
[SRC[>>3 e)]]
[12]
[[返り点]]が[[行頭]]に来てはなりません。 [SRC[>>3 f)]]
* レ点と第1点の合成
[6]
[[レ点]]および順序を表す第1の点が同じ位置にくる場合、
両者を組合せ、
[[天地]]・[[左右]]のサイズを[[親文字列]]の[[文字サイズ]]の [FRAC[1][2]]
とします。
[SRC[>>3]]
[8] [[漢文]]の入門書などでは、「[V[一レ]]」点や「[V[上レ]]」点を、
2つ組合せた[[返り点]]として敢えて示していることがあります。
2種類の[[返り点]]の解釈方法として、 (他に妥当な解釈がないとはいえ初学者が戸惑うことはあるので)
はっきりさせておきたいという趣旨でしょう。
[9] [[漢文]]用の[[フォント]]などでは組合せて1文字として[[字形]]を用意していることがあります。
[[半角]]に変形して2文字並べるだけでは良い[[字形]]とならないからでしょう。
[REFS[
- [7] [[レ点]]と組合せられる[[返り点]]の一覧
<https://chars.suikawiki.org/set/%24jisx4051-2004%3Akunten-kariten-re-combined>
]REFS]
* メモ