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[404]
[DFN[中世東国と改元]]は、
[TIME[2019-07-27]]から[TIME[2019-10-27]]に[[日本国]][[東京都]]の[[府中市郷土の森博物館]]で開催された企画展です。
[SRC[>>390, >>5]]
[2]
[DFN[[CITE[中世東国と年号]]]]は、
[TIME[2021-03-15]]に[[日本国]][[東京都]]の[[府中市郷土の森博物館]]が発行した小冊子です。
[SRC[>>5]]
[3]
この企画展は[[令和改元]]を記念したものでした。 [SRC[>>390]]
[4]
小冊子は企画展の内容を整理、加筆したものです。
[[深澤靖幸]]が中心に製作しました。 [SRC[>>5]]
[405]
小冊子では[[私年号]]を含む[[中世東国]]の[[元号]]事情が一般向けにわかりやすく紹介されています。
平易な言葉で要点を抑えて、地元の史料の写真も豊富に盛り込んで説明されていて、
[[中世私年号]]の入門用[[教科書]]にぴったりです。
[6] 令和2年に[[府中市郷土の森博物館]]の[[紀要]]に[[福徳]]の[[私年号]]についての[[深澤靖幸]]の[[論文]]が掲載されました。
この研究は企画展に連動したものでした。
[SRC[>>390]]
[SEE[ [[福徳]] ]]
[403]
[[深澤靖幸]]は[[府中市郷土の森博物館]]の学芸員です [SRC[>>390]]
(令和5年時点で館長)。
[7]
展覧会がそのまま良質な教材になって、
展示の準備を兼ねた研究が高品質の論文に結実する。
自治体博物館の理想的なあり方ですね。
企画展自体も評判良かったようです。
[REFS[
- [5]
[CITE[中世東国と年号]],
[[府中市郷土の森博物館]],
[L[編集・発行 2021年3月15日]]
- [390]
[CITE[[[板碑からみた私年号「福徳」の受容]]]]
]REFS]
- [8] [CITE@ja[Xユーザーの可怜小汀さん: 「府中市郷土の森博物館で開催中の企画展「中世東国と改元」を観覧しました https://t.co/QIMfnzSytR」 / X]], [TIME[午後5:10 · 2019年8月13日][2019-08-13T08:10:29.000Z]], [TIME[2024-02-18T03:15:04.000Z]] <https://twitter.com/iokhicjnoakn/status/1161188260913139712>
-- [9] [CITE@ja[Xユーザーの可怜小汀さん: 「板碑から中世東国の人々の年号や改元に対する意識を探る。私年号では東国で最も流布した「福徳」をはじめ、「徳応」「弥勒」「至大」各銘の板碑を展示する。特に「至大」銘板碑は展示品が唯一の史料であり貴重だ。また鎌倉公方による不改年号の例として、同市安養寺所蔵の「正長三年」銘板碑を紹介する https://t.co/3MjGumw2KP」 / X]], [TIME[午前2:29 · 2019年8月14日][2019-08-13T17:29:30.000Z]], [TIME[2024-02-18T03:15:04.000Z]] <https://twitter.com/iokhicjnoakn/status/1161328940851453952>
-- [10] [CITE@ja[Xユーザーの可怜小汀さん: 「主な中世私年号の一覧。 一次史料がないのに #後南朝 の「天靖」を取り上げていただき光栄(?)です https://t.co/7WKsmTA1DC」 / X]], [TIME[午前2:43 · 2019年8月14日][2019-08-13T17:43:39.000Z]], [TIME[2024-02-18T03:15:04.000Z]] <https://twitter.com/iokhicjnoakn/status/1161332502989959168/photo/1>
[1] 関連記事:
[[中世私年号]],
[[日本私年号一覧表]],
[[至大]],
[[徳応]],
[[福徳]],
[[永和]],
[[応永]],
[[元弘]],
[[享正]],
[[延徳]],
[[弥勒]],
[[命禄]]