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[2] [DFN[[RUBYB[[[月]]]@en[month]]]]は、多くの[[暦]]に存在する、[[年]]と[[日]]や[[週]]との間にある[[単位]]です。
およそ30日程度の[[日]]の連続を表します。
* 仕様書
[REFS[
- [72] [[ISO 8601:2004]]
- [76] [[JIS X 0301:2002]]
]REFS]
* 暦月
[74] [DFN[[RUBYB[[[暦月]]]@en[calendar month]]]]は、
[[暦年]]を12の[[time interval]]に分割してそれぞれに名前を与え、特定の数の[[暦日]]を与えた時に得られる[[time interval]]です
[SRC[>>72 2.2.11]]。
[71] 特定の[[暦月]]において対応する[[time interval]]の開始[[及び/又は]]終了に依存して決まる28、29、30、31のいずれかの[[暦日]]の[[時間]]です [SRC[>>72 2.2.12]]。
[75] [[暦月]]は単に[[月]]とも呼ばれます [SRC[>>72 2.2.11]]。
しかし、単に[[月]]というだけでは、その意味は曖昧です。
翌月の同日までの期間のこと (>>73) だったり、約30日の期間だったりもします。
[73] [[暦月]]の特定の[[暦日]]の特定の[[日の時刻]]に始まり、
次の[[暦月]]の同じ[[暦日]]の同じ[[日の時刻]]に終わる[[時間]]のことも[[月]]といいます。
ただし次の[[暦月]]に同じ[[暦日]]が無い時は、いつ終わるかを合意する必要があります。 [SRC[>>72 2.2.12]]
* 月の番号と名前
[77] [SEE[ [[月名]] ]]
* 構文
[FIG(short list)[ [12] [[月]]の構文
- [[HTMLの月]]
- [CODE[[[xs:gYearMonth]]]]
- [CODE[xs:gMonth]]
]FIG]
* ISO 8601 における月
[78] [[日時書式表現]]では、 [DFN[[CODE[[[M]]]]]] が[[月]]を構成する[[数字]]を表します [SRC[>>72 3.4.2]]。
[79] [[暦月]]は、2桁の[[数字]]で表します [SRC[>>72 3.4.2]]。
* 暦と月
[70] [[月]]に含まれる[[日の数]]は、[[暦]]によって異なります。[[グレゴリオ暦]]では、[[年]]と[[月]]に依存します。
[3] 考え方によっては、
同じ「[[月]]」と呼んでいても、[[暦]]ごとに異なる概念ともいえます。
例えば[[グレゴリオ暦]]で28-31[[日]]からなる1年に12個の[[月]]と、
[[旧暦]]で29-30[[日]]からなる1年に12個ないし13個の[[月]]は、
その期間の決め方も[[日]]の数も違えば、時期も異なります ([[旧暦]]の方が1-2ヶ月程度遅れています)。
[4] しかし[[天体]]の[[月]]の運行におおよそ対応した約30日の期間で[[年]]を約12個に分割するという考え方は多くの[[暦法]]で共通していますし、
[[改暦]]があっても元の[[月]]の名前を新しい[[暦]]の[[月]]に対応付ける形で、
[[暦]]の違いを超えてある程度の[[月]]の対応関係が存在しています。
[EG[
[5] 例えば、[[ユリウス暦]]の [[March]]、
[[グレゴリオ暦]]の [[March]] または[[3月]]、
[[旧暦]]の[[三月]]または[[弥生]]は、
「同じ月」と言って良いのかどうか自明ではありませんが、
同じ名前で呼ばれているという点から「同じ月」だと考えてもおかしくはありません。
]EG]
[8] [[太陰暦]] ([[太陰太陽暦]]を含む。) では[[暦月]]は[[月][月 (天体)]]との関係で定められます。
[[暦月]]を[[朔]]から始める[[暦法]]と、[[満月]]から始める[[暦法]]があります。
* 関連
[FIG(short list)[ [10] [[月]]に関するもの
- [[月極]]
]FIG]
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[1] [CITE[昔の教科書]]
([TIME[2009-07-26 15:09:22 +09:00]] 版)
<http://www2.nsknet.or.jp/~mshr/kyokasyo/fujisawa1.htm>
]FIGCAPTION]
> 或る格段なる月を指さずして単に月というときは30日の意にして,例えば3カ月とは90日のことなり。
]FIG]
* メモ
[7] [[日本の改暦]]があった[TIME[明治6年1月][1873-01]]の[[新聞]]に掲載された記事は、
[[太陽暦]]の[[月]]はその名に反して[[月][月 (天体)]]の満ち欠けと何の関係もなく、
第1日から第365日のように数えるべきだ [SRC[>>6]] と述べていました。
[REFS[
- [6] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 新聞集成明治編年史. 第二卷]] ([[新聞集成明治編年史編纂会]]著, [TIME[1936-1940][year:1940]]) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1920332/27>
]REFS]
[9] [CITE@ja[二十四節気 - Wikipedia]]
( ([TIME[2017-03-19 10:25:16 +09:00]]))
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%8D%81%E5%9B%9B%E7%AF%80%E6%B0%97>
[11] [CITE@en[Time Ontology in OWL]]
([TIME[2017-10-16 14:39:32 +09:00]])
<https://w3c.github.io/sdw/time/#time:generalMonth>