QandA (VERY old)
注: このFAQは2005年時点で旧Wikiに掲載されたものとなり、内容が非常に古く、現状にそぐわない場合があります。
A. はい。このページの下にフランス語、イタリア語、日本語等 いくつかの翻訳へのリンクがあります。
A. Sylpheedは電子メールとNetNewsのクライアントです。 GTK+で開発されており、X Window System上で動作します。 以下の事を目指しています。
- 素早い操作
- 洗練されたインタフェース
- 直感的な操作と簡単な設定
- 豊富な機能
A. https://sylpheed.sraoss.jp/ から入手できます。 ソースコードをtarballにしたものがあり、リンクを辿ると RPMパッケージ(RedHat/Mandrake Linux)やdebパッケージ (Debian/GNU Linux)、SolarisやFreeBSD用があります。
A. 山本博之氏(hiro-y at kcn.ne.jp)です。
A. [Official] 「Sylpheed」という名前は、某ゲームやマンガとは関係なく、 空気の精という意味の、「sylph」という単語の派生語のよう なもの。風のように軽快な動作、空気のように自然な操作感 にしたい、という意味を込めてある。 (http://www.ascii.co.jp/linux/news/today/article/article440096-000.html)
[Unofficial] Sylpheed はミススペルであり、正式な綴りが Sylphid である事を 知った時は、もう有名になっていて修正が間に合わなかった。
A. LinuxやFreeBSD, Solarisのような、POSIX互換のUNIX又は UNIX互換環境で動作します。 開発版(1.9.x)はGTK+ 2.4.0以降、安定版(1.0.x)はGTK+ 1.2.4以降で動作します。 Cコンパイラはgccが必要です。 Sun Cコンパイラでは動作しない事が確認されています。 追加機能を利用する場合、以下のものが必要です。
- Imlib or gdk-pixbuf (内蔵イメージビュアー) (1.0.xのみ)
- libcompface (X-Faceの利用)
- GPGME (GnuPGの利用)
A. はじめてSylpheedを利用すると、まずメールをどこに保存す るか訊かれます。指定しない場合は標準の ~/Mail になります。 有効なディレクトリであればどのような場所でも指定できます。
A. Sylpheedを起動して、メニューから"設定"をクリックします。 その中の"新規アカウントの作成"を選び、必要な項目に記入 してください。
A. メールはMHやEMHの利用する、MH形式で保存されます。 Maildir方式とmbox方式にはまだ対応していません。 mbox形式のファイルをインポートしてSylpheedで利用する事は できます。(Q038を参照)
A. 無制限です。限界はコンピュータに依存します。
A. はい。メニューの設定 -> 全般の設定 -> 振り分けで設定できます。
A. IMAP4はまだ作成中の機能ですが。IMAPメールを読んだり、フォルダを作成する事はできます。IMAPが完全に動作するまでの最善の方法は、fetchmailを利用してISPのIMAPサーバにアクセスする事です。
A. はい。通常のローカルフォルダと同様にメールの読み書きが行えます。
A. はい。受信操作でローカルメールボックスを取得するように設定することができます。 設定メニューから「全般の設定」を選択し、「受信」タブをクリックし、「ローカルスプールから取り込む」をチェックし、「スプールのパス」を適切に設定してください。 スプールのパスはOSに依存しますが、/var/mail/USERIDあるいは/var/spool/mail/USERIDであることが多いでしょう。
A. はい。IPv6に完全に対応しています。
A. アカウント毎に各サーバに対してポートやアドレスを指定可能です。
A. 言語に合わせて、LANG, LC_CTYPE, LC_MESSAGES のような、 環境変数の設定が必要です。普通はLANGかLC_ALLを利用します。
A. はい。GPGを用いてPGP/MIMEに対応しています。署名、暗号化、署名の検証、復号化を行うことができます。
A. Sylpheedはmime.typesファイルの定義に従ってMIMEタイプのチェックを行います。
A. 否。この話題について議論を行いましたが、HTMLメールは求められていないという結論でした。
もし、本当にHTMLが必要ならばWebpageを電子メールに添付できます。また、いくつかのパッチはより良いHTML処理を提供します。これらのパッチはSylpheedのパッチページ(このページの下部を参照)より入手できます。
A. はい、"don"から始まる名前を捜す場合、"don"と(引用符無しで) タイプし、TABキーを押します。"don"がアドレス帳の中に1つだけ の場合、正しい名前が示されます。Donald Duck, Don Johnsonのよ うに複数存在する場合は名前を選択ためにドロップダウンリストが 現われます。"don.giovanni@maffia.org"のおうな""don"から始ま る電子メールアドレスも表示されます。
A. 名前補完の機能を利用する場合、名前がアドレス帳の中にある 必要があります。名前が無い場合、Sylpheedは補完できません。
A. メニューの設定 -> 全般の設定 の "表示" タブより変更できます。
A. メニューの 設定 -> 全般の設定 の中の "表示" タブの中にある "サマリの表示項目を設定" を押してください。出てくる画面が、 表示あるいは省略できる全てのオプションです。
A. メニューの 設定 -> 全般の項目 の中にある "その他"タブで 設定できます。もし、viやemacsのようなコマンドラインエディ タを利用したい場合、シェルを -e オプションつきて起動して 下さい。
例: rxvt -e vi %s
A. はい。サマリメニューから"スレッド表示"を選ぶか、Ctrl+Tで スレッド表示をオンオフできます。
A. もちろん、問題無い。
A. 常に処理速度を意識しながら設計・実装を行っているからです。しかし、私はこれでもまだまだ遅いと思っています。
A. The Sylpheed Patch homepage: http://www.teledix.net/sylpheed/
A. 他の人と交流するためにSylpheedメーリングリストに加入しましょう。
http://sylpheed.sraoss.jp/ より加入できます。
日本語と英語のメーリングリストがあるので、好きな方を選んでください。IRCの #Sylpheed チャンネル(日本語)でもOKです。もし、パッチをつくっていて、世界に公開したいのならば、Sylpheed Patch homepageの管理者sylpheed@thewildbeast.co.ukに(英語で)連絡してください。
A. 送信のためには、最低一つのアカウントを作成する必要があります。 (LANでローカルなメールボックスのみ利用する場合は暗黙の了解)
A. ~/.gtkrc か /.gtkrc.mine(/.gtkrcで読み込まれる)で、GTK+のフォントを設定すれば良い(1.0.xの場合)。
例:
style "default"
{
font =
"-adobe-helvetica-medium-r-normal--12-*-*-*-*-*-iso8859-1"
}
widget_class "*" style "default"
A. ~/.gtkrc-2.0でフォントを設定する。
例:
gtk-font-name = "Kochi Gothic 12"
Windowsの場合は、%userprofile%\application Data\sylpheed\gtkrcを作成して、以下のように記述する。
style "font" {
font_name = "MS UI Gothic 14"
}
class "*"; style "font"
A. ISO-8859-1 の文字(>= 0x80)が本文に使われていない場合、Sylpheedは自動的に文字コードをUS-ASCIIとしてヘッダに設定します。
A. http://nlpagan.net/sylpheedfaq.htm で英語版のFAQがメンテナンスされています。そして他の言語のFAQのリンクもあります。
A. メニューの 設定->全般の設定->送信 にある"送信したメッセージを送信控に保存する"のチェックボックスを外してください。
A. はい、メールを入れたいフォルダを作成あるいは選択してファイルメニューより"mboxファイルをインポート"を選択してください。
A. 可能です。詳細はprocmailのマニュアルを見てください。
A. パッチをsylpheedのディレクトリにコピーします。 パッチを適用します:
% patch -p0 < some.patch
gzipで圧縮されている場合は:
% gzip -dc some.patch.gz | patch -p0
./autogen.sh を実行してから、(/usr/localにインストール したくないなら) ./config.cache ファイルを消去します. ./configure を適切なオプションで実行し、makeします。 (説明はSylpheed patches pageにあります)
A. その方法は非常に単純です。例えば Ctrl-Y で送信待機中のメールを 送信するように設定したい場合、メニューの"メッセージ"をクリック して、マウスを "送信待機中のメッセージを送信" にあわせて下さい。 そして、Ctrl-Y を押すと、それがメニューに表示されます。既に Ctrl-Y に何か機能が割当てられていた場合、それは無くなります。 もし、このキー設定を取り除きたい場合は同じようにマウスをあわせ、 "delete" キーを押してください。該当するキー設定が解除されます。 ただしUNIX版sylpheed-2.0からは、デフォルトではこの操作が不可能になっています。 必要な前準備についての詳細はREADME.jaを参照して下さい。
A. もちろんですとも!! 全部ではありませんが、ESCapeを押すこ とにより、アドレス帳やメールのソース(メッセージ->ソース を表示)、ヘッダのウィンドウ等を閉じられます。ちょっと試 してみればすぐに見付かるでしょう。
- SYLPHEED FAQ in English(Original FAQ) courtesy of Paul
- SYLPHEED FAQ in French courtesy of DINH V. Hoa
- SYLPHEED FAQ in Japanese courtesy of WAKAI "SilverRain" Kazunao
- SYLPHEED FAQ in Italian courtesy of Maurizio Codogno
- SYLPHEED FAQ in German (HTML-Version) or the german text-only version, both courtesy of Ralf Schiffers.
A Greek FAQ is underway... To the sylpheed website