File-scoped namespace

[ufcpp]

https://github.com/dotnet/csharplang/blob/main/proposals/csharp-10.0/file-scoped-namespaces.md

機能としてはシンプルなので説明に困ることないんだけど…
https://ufcpp.net/study/csharp/sp_namespace.html の最後辺りに足せばそれで。

問題はむしろ「なんで今更？」の方で。
「1インデントと {} 1セットを削るだけの方言」みたいなところがあって、あんまり優先的に取り組まれてきてなかった文法。
top-level statements辺りから顕著に「ちょっとでも簡素に書けるようにする」の価値が上がってる。
同じ流れで global usings も同時に入ってる。

背景に、Python が伸びてて、簡素な構文を好む人が増えたとかはありそう。

制限として、「1ファイル1名前空間しか持てない」ってのがある。
(さすがにファイルの途中で {} なしで名前空間が変化するのをいいとは思ってない。file-scoped namespace declaration よりも前に書けるのは extern alias, using directiev, global attribute だけだし、1ファイルに2個以上の 。file-scoped namespace は書けない。)
ただ、(GitHub の public リポジトリをクロールしたりとか何らかの調査で)世の中の C# コードの 99.7% は「1ファイル1名前空間」になってることがわかってるそうなので、この制限で困ることはないはず。

[ufcpp]

https://ufcpp.net/blog/2021/8/net6p7/#file-scoped-namespace

[ufcpp]

https://ufcpp.net/study/csharp/cheatsheet/ap_ver10/#file-scoped-namespace
https://ufcpp.net/study/csharp/sp_namespace.html#file-scoped-namespace