git commit時の挙動改善

[tyokinuhata]

• 🎨 chore: git commit時にgit czを実行するよう改善 #124 の残留タスク
• git czでコミットメッセージを確定させたあとにVimの画面が出る
• git czを中断(ctrl + c)した際にVimの画面が出る
• の２点を修正したい

[tyokinuhata]

このあたりとか参考になるかも？

• git cz just opens the local editor commitizen/cz-cli#558
• husky falls back to original git commit message prompt if I cancel when displaying commitizen prompt commitizen/cz-cli#688

[tyokinuhata]

streamich/git-cz#106 で実装されたみたいだが

[tyokinuhata]

調査結果

• git-czをyarn run等で直接実行した場合、内部ではgit commitコマンドがコールされるため、コミット後にエディタが開くことはない
• git-czをGitフック(厳密にはprepare-commit-msg)で実行した場合(つまり--hookオプションを付与して実行した場合)、git-czはコミットメッセージをGitフックの一時ファイルに書き込み、Gitがそれを元にコミットメッセージを生成する。そのため、コミット後にエディタが開いてしまう
• どうやら--no-verifyオプションでエディタを開かないようにもできるようだが、他のGitフックが全て無効化されてしまうらしいため使えない

結論

• Gitフックでgit-czを実行しつつ、コミットメッセージ確定後にエディタを開かせないという挙動をさせるのは難しそう
• この件は一旦諦めても良いと思う

[tyokinuhata]

余談

• yarn commitからgit commitでgit-czを実行できるように変更したのは、コマンドのインタフェースが変わると、誤ってgit commitでバリデーションされていないコミットメッセージが生成されてしまう可能性があるためだった
• 現状でも、huskyのセットアップが行われていない場合や、コミットメッセージ確定後にエディタから変更した場合はバイパスできてしまう可能性はある
• しかし、インタフェースが変わることに比べると幾分か良いと思われる(人為的に実行しない限り、そのようなフローはほぼ発生しないため)

[tyokinuhata]

git commit -m ""というハックもあるらしい