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WinInt7thpart2_errata3.txt
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訂正情報(2刷以降の変更)
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原書 P11、訳書1刷・2刷 P12 最終行(2018/06/18 原書 Errata から)
誤: 各プロセスは、親プロセスまたは作成者(クリエーター)プロセス(必ずしもそうではありませんが、おそらく作成者プロセスです)の情報を持っています。
正: 各プロセスは、親プロセス(必ずしもそうではありませんが、おそらく作成者プロセスです)の情報を持っています。
原書 P18、訳書1刷・2刷 P20 2つ目の段落(2018/06/18 原書 Errata から)
誤: 揮発性レジスタ、スタック、およびプライベート記憶域は、スレッドコンテキストと呼ばれます。スレッドコンテキストの情報は、Windowsが稼働するマシンアーキテクチャごとに異なるため、その構造は必要に応じてアーキテクチャ固有になります。Windows APIのGetThreadContext関数は、このアーキテクチャ固有の情報(CONTEXTブロックと呼ばれます)へのアクセスを提供します。
正: プライベート記憶域だけでなく、揮発性レジスタや不揮発性レジスタもまた、スレッドコンテキストと呼ばれます。スレッドコンテキストの情報は、Windowsが稼働するマシンアーキテクチャごとに異なるため、その構造は必要に応じてアーキテクチャ固有になります。Windows APIのGetThreadContext関数は、このアーキテクチャ固有の情報(CONTEXTブロックと呼ばれます)へのアクセスを提供します。さらに各スレッドは、独自のスタック(スレッドのコンテキストのスタックレジスターによってポイントされます)も持ちます。
原書 P31、訳書1刷・2刷 P34 1つ目の段落(2018/06/18 原書 Errata から)
誤: オブジェクトとハンドル(オブジェクトのインスタンスに対する参照)については、本書下巻の第8章で詳しく説明します。
正: オブジェクトとハンドル(複数のオブジェクトに対する参照)については、本書下巻の第8章で詳しく説明します。
原書1刷 P734、訳書1刷・2刷 P824 最後の段落(2018/06/18 原書 Errata から)
誤: 3番目の位置は、UAC昇格プロンプトがセキュリティで保護されたデスクトップではなく、ユーザーの通常のデスクトップに表示されるため、推奨されません。これは、同じセッション内で実行される悪意のあるプログラムに、昇格プロンプトの外観の変更を許してしまう可能性があります。この設定は、ビデオサブシステムがデスクトップを暗転するのに時間がかかってしまうようなシステム、あるいは通常のUACの表示が適さないシステムでのみ使用することを想定しています。
正: 3番目の位置は、UAC昇格プロンプトがセキュリティで保護されたデスクトップではなく、ユーザーの通常のデスクトップに表示されるため、推奨されません。Windows 8より前のバージョンのWindowsでは、この位置は、同じセッション内で実行される悪意のあるプログラムに、昇格プロンプトの外観の変更を許してしまう可能性があります。Windows 8以降では、アプリコンテナー(AppContainer)モデルのために、UACは完全にオフにすることはできなくなりました。管理者ユーザーにはUAC昇格プロンプトは表示されませんが、マニフェストで指定されているか、管理者として実行するように開始されない限り、プロセスが昇格されることはありません。