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File metadata and controls

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Try Kernel

概要

Try Kernelはマイコン用の超軽量リアルタイムOSです。リアルタイムOSの極々基本的な機能のみを提供します。 Try Kernelは、CQ出版(株) Interface 2023年7月号の特集「ゼロから作るOS」に向けて作成し、このリポジトリでメンテしています。 なお、前述の記事の配布プログラムは以下から入手できます。

https://github.com/ytoyoyama/interface_trykernel

対象H/W・開発環境など

  • RaspberryPy Pico
  • Eclipse IDE for Embedded C/C++ Developers
  • GNU Arm Embedded GCC

Linux環境でのビルド (CMake)

build_cmakeブランチで、CMakeおよびGCCでのLinux環境上でのビルドが、以下の手順で可能です。

ビルドに必要なパッケージを以下のコマンドでインストールする。

sudo apt install -y cmake gcc-arm-none-eabi gdb-multiarch

その後、本リポジトリをcloneしたディレクトリで以下のコマンドを実行する。

mkdir -p build; cd $_
cmake ..
make -j`nproc`

ビルドに成功すれば、 build/try-kernel にELF形式のバイナリが出力されるので、pico-toolなどで書き込む。

pico-tool load -x -t elf try-kernel

ライセンスについて

本プログラムはMITライセンスの下でオープンソースとして公開します。著作権および許諾表示を記載すれば、非営利、商用を問わず、使用、改変、複製、再頒布が可能な制限の緩いライセンスですので、本プログラムをOSの自作に活用いただけたらと思います。ライセンスの詳細については、同梱のLICENSEをご参照ください。
ただし、ブートコードの一部でPico C/C++ SDKのオブジェクトコードを利用してますので、それについてはPico C/C++ SDKのライセンスが適用されます。ソースファイルの冒頭に記載したライセンスに従ってください。このライセンスも厳しい制約はありません。該当するファイルは以下です。

boot\boot2.c