環境ファイル

目次

Compose はファイル名 .env という環境ファイルを通して、デフォルトの環境変数を定義できます。このファイルは compose ファイル <compose-file> と同じディレクトリに置きます。

Compose は環境ファイルの各行を 変数=値 形式とみなします。 # で始まる行（例：コメント）は無視し、空白行として扱います。

Note

実行時に環境変数を指定すると、常に .env ファイル中で定義した変数を上書きします。同様にコマンドラインの引数で値を指定した場合も、指定した値を優先します。

これらの環境変数は Compose ファイル内で 変数展開 <compose-file-variable-substitution> のために使いますが、以下のように CLI 変数 </compose/reference/envvars> 用にも使えます。

COMPOSE_API_VERSION
COMPOSE_FILE
COMPOSE_HTTP_TIMEOUT
COMPOSE_PROJECT_NAME
DOCKER_CERT_PATH
DOCKER_HOST
DOCKER_TLS_VERIFY

他の Compose ドキュメント

/compose/index
/compose/reference/index
/compose/compose-file

Environment file: https://docs.docker.com/compose/env-file/