LaTeX: pdfLaTeX と CJK パッケージを利用した日本語組版の支援
本パッケージは、日本語組版に適した CJK パッケージの設定を提供する。その 上で、pLaTeX ユーザにとって CJK パッケージの使用が容易にするために、 pLaTeX カーネルや pLaTeX 用パッケージのものに類似した命令を提供する。
なお、CJK パッケージ自体は多種の入力エンコーディングをサポートしている が、本パッケージでは UTF-8 のみをサポートすることに注意。
- フォーマット: LaTeX
- エンジン: pdfTeX(DVI・PDF モード共に可)
- DVIウェア: 不問
- 既定以外のフォント設定では dvipdfmx/pdfTeX が必須。
- 依存パッケージ:
- CJK、CJKutf8、CJKspace、CJKpunct、etoolbox
- ipaex-type1(既定のフォントマップ使用時)
- zhmetrics(既定以外のフォントマップ使用時)
*.sty
→ $TEXMF/tex/latex/BXcjkjatype
本バンドルの本体のパッケージである。
詳細についてはユーザマニュアルを参照されたい。
- bxcjkjatype.pdf: ユーザマニュアル(英語版)
- bxcjkjatype-ja.pdf: ユーザマニュアル(日本語版)
CJKvert パッケージの改造版であり、縦組と横組の混在が普通に起こりうる 日本語組版に適合させたものである。
詳細についてはユーザマニュアルを参照されたい。
- bxcjkvert.pdf: ユーザマニュアル(英語版)
- bxcjkvert-ja.pdf: ユーザマニュアル(日本語版)
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Version 0.5 ‹2023/07/23›
- 最新の LaTeX への対応。
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Version 0.4 ‹2016/11/11›
- bxcjkvert パッケージを追加。
CJKtildeasspace
オプションを追加。- (試験的)
defaultmingoth
オプションを追加。
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Version 0.3 ‹2016/10/15›
- CJKvert パッケージによる縦組と共存を可能にした。
- hyperref での PDF 文字列の文字化けを防止し。
ipaex-type1
指定時もフォントスケールを可能にした。boldbyembolden
機能を実装。ttfname
オプションを追加。substmingoth
オプションを追加。
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Version 0.2c ‹2013/10/18›
- CJK フォントスケールをサポートした。
\CJKforce
、\CJKunforce
、\@
を追加。
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Version 0.2b ‹2013/09/28›
\UTF
、\CJKecglue
を追加。
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Version 0.2a ‹2013/08/08›
autotilde
オプションを追加。
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Version 0.2 ‹2013/08/08›
- 最初の公開版。
Takayuki YATO (aka. "ZR")
https://github.com/zr-tex8r