#Report Generator

##概要

Report Generator はエクセル形式の帳票出力プログラムを自動生成するためツールです。このツール及び、自動生成されるプログラムは VBScript ベースのため Windows 環境でのみ使用が可能です。IE 限定になりますが ActiveX の使用が有効な環境であれば Web アプリケーションに組み込むこともできます。

以下のような手順で作成します。

1. テンプレートの帳票エクセルファイルの作成
2. テンプレートファイルへのデータ識別子の記述
3. Report Generator による帳票出力プログラムの生成
4. アプリケーションへの組み込み

##チュートリアル

以下より Report Generator をダウンロードし解凍します。

cyokodog / report-generator | GitHub

解凍すると下記構成のフォルダ、ファイルができあがります。([ ]はフォルダ)

-[ReportGenerator]
	-ReportGenerator-*.*.*.wsf
	-[lib]
		-generateReport.vbs
		-init.vbs
		-jquery-1.4.2.min
	-[sample_app]
		-[ex01]
		-[ex02]
		・・・
	-[sample_template]
		-mitsumori.xls
		-mitsumori_map.xls
		-mitsumori_sample.xls

###テンプレートの帳票エクセルファイルの作成

まず、テンプレートとなる帳票エクセルファイルを作成します。sample_template フォルダの mitsumori.xls のように作ります。

mitsumori.xls

必要に応じ各セルに対し数式や書式等を設定します。

###テンプレートファイルへのデータ識別子の記述

可変データを埋め込む箇所に識別子を記述し、ファイル名の末尾に "_map" と付けてファイルを保存します。sample_template フォルダの mitsumori_map.xls のように記述します。

mitsumori_map.xls

識別子は {データ名} という形式で記述します。例えば納品期日なら {delivery_date} のようにして記述します。

###Report Generator による帳票出力プログラムの生成

mitsumori_map.xls を ReportGenerator フォルダの ReportGenerator-..*.wsf に対しドロップします。

プログラム生成処理が始まるので、生成終了のメッセージが表示されるまで少し待ちます。

処理が完了するすると下記構成のフォルダ、ファイルができあがります。([ ]はフォルダ)

-[result_mitsumori]
	-mitsumori.vbs
	-mitsumori.xls
	-mitsumori.xml
	-[bat_sample]
		-mitsumori.bat
		-mitsumori.wsf
		-mitsumori_dat.xml
	-[html_sample]
		-jquery-1.4.2.min.js
		-mitsumori.html
		-mitsumori_dat.xml

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疲れた・・・

続きは旧バージョンのドキュメントをご参照ください。基本的にあとは変わってませんので・・・おいおいこちらにも追記してきます。

あ、あと xlsx に対応させる場合は、lib フォルダの init.vbs 内の記述を以下のように変更してください。

Const XLS_EXT = ".xlsx"