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flip コマンド

flip(dir)

 このコマンドは、任意の方向に宙返りさせます。

 以下の引数を取得します。引数に入れる値は str で、"f""b""r""l" のみ利用できます。これ以外の値を入れるとエラーとなります。

  • 第1引数:dir
     この引数は、ドローンをどの方向に宙返りさせるかを設定します。たとえば、この引数に "f" を入れると、ドローンは 前方に宙返りします。

 以下のサンプルコードでは、ドローンを 40 cm 前進させます。

- **"f"** : 前方に宙返りさせます
- **b"** : 後方に宙返りさせます
- **"r"** : 右方に宙返りさせます
- **"l"** : 左方に宙返りさせます

以下のサンプルコードは、前方、後方、右、左方向の順番でドローンを宙返りさせます。

from modules.tello import console

drone = console()

drone.takeoff() # ドローンを離陸させる

drone.flip("f")
drone.flip("b")
drone.flip("r")
drone.flip("l")
  • このコマンドは、ドローンのバッテリー残量が 50 % 以上 の状態でのみ機能します。バッテリー残量が 50% を切ると、このコマンドは使用できません。
     Telllo-Console は、注意としてバッテリー残量が 50% を下回ると以下の注意文を表示して flip コマンドが使用できない趣旨を伝えます。
    注意: バッテリー残量が 50% 以下です。flip コマンドは無効になります。

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