PDCurses-win10-jp-package

概要

• PDCurses-win10-jp ( https://github.com/Hamayama/PDCurses-win10-jp ) の
  MSYS2/MinGW-w64 環境用のパッケージファイルを
  配布するリポジトリです。

• ( PDCurses-win10-jp は、PDCurses の Windows Console 用ポート (wincon) を、
  Windows 10 上での日本語表示が改善するように、改造したものです)

• PKGBUILD ファイルは、以下のものをベースに変更しました。
  https://github.com/msys2/MINGW-packages/blob/9b427d5708dd3be043c0a7b5f9bc317c2331520e/mingw-w64-pdcurses/PKGBUILD

インストール方法

• MSYS2/MinGW-w64 (64bit/32bit) 環境での、本パッケージのインストール手順を、
  以下に示します。

1. MSYS2/MinGW-w64 (64bit/32bit) のインストール
   事前に MSYS2/MinGW-w64 (64bit/32bit) がインストールされている必要があります。
   以下のページを参考に、開発環境のインストールを実施ください。
   https://gist.github.com/Hamayama/eb4b4824ada3ac71beee0c9bb5fa546d
   (すでにインストール済みであれば本手順は不要です)

2. パッケージファイルのダウンロード
   以下のリリースページから、環境に応じたパッケージファイルをダウンロードして、
   適当な作業用フォルダに置いてください。
   (作業用フォルダのパスには、空白を入れないようにしてください)

   https://github.com/Hamayama/PDCurses-win10-jp-package/releases

   ( i686 は 32bit 環境用で、x86_64 は 64bit 環境用になります。
   また、win8 は Windows 8.1 以前用で、win10 は Windows 10 用になります)

3. パッケージファイルのインストール
   ダウンロードしたパッケージファイルを、開発環境にインストールします。

   ＜Windows 10 で、MSYS2/MinGW-w64 (64bit) 環境の場合＞
   プログラムメニューから MSYS2 の MinGW 64bit Shell を起動して、以下のコマンドを実行してください。
   ( c:\work にパッケージファイルを置いた場合)

     cd /c/work
     pacman -U mingw-w64-x86_64-pdcurses-win10-jp-3.9-31-any.pkg.tar.xz
   

   ＜Windows 10 で、MSYS2/MinGW-w64 (32bit) 環境の場合＞
   プログラムメニューから MSYS2 の MinGW 32bit Shell を起動して、以下のコマンドを実行してください。
   ( c:\work にパッケージファイルを置いた場合)

     cd /c/work
     pacman -U mingw-w64-i686-pdcurses-win10-jp-3.9-31-any.pkg.tar.xz
   

   ＜Windows 8.1 以前で、MSYS2/MinGW-w64 (64bit) 環境の場合＞
   プログラムメニューから MSYS2 の MinGW 64bit Shell を起動して、以下のコマンドを実行してください。
   ( c:\work にパッケージファイルを置いた場合)

     cd /c/work
     pacman -U mingw-w64-x86_64-pdcurses-win8-jp-3.9-31-any.pkg.tar.xz
   

   ＜Windows 8.1 以前で、MSYS2/MinGW-w64 (32bit) 環境の場合＞
   プログラムメニューから MSYS2 の MinGW 32bit Shell を起動して、以下のコマンドを実行してください。
   ( c:\work にパッケージファイルを置いた場合)

     cd /c/work
     pacman -U mingw-w64-i686-pdcurses-win8-jp-3.9-31-any.pkg.tar.xz
   

4. 追加の作業 (必要な方のみ)
   もし、Lem エディタ ( https://github.com/cxxxr/lem ) のライブラリとして使用する場合には、
   以下のコマンドを追加で実行してください。
   (この名前のヘッダーファイルしか認識しないため)

   ＜MSYS2/MinGW-w64 (64bit) 環境の場合＞
   プログラムメニューから MSYS2 の MinGW 64bit Shell を起動して、以下のコマンドを実行してください。

     cp -i /mingw64/include/pdcurses.h /mingw64/include/ncurses.h
   

   ＜MSYS2/MinGW-w64 (32bit) 環境の場合＞
   プログラムメニューから MSYS2 の MinGW 32bit Shell を起動して、以下のコマンドを実行してください。

     cp -i /mingw32/include/pdcurses.h /mingw32/include/ncurses.h
   

• 以上です。

保守用メモ

1. まず、PKGBUILD ファイル内の pkgrel の値と、
   このドキュメント (README.md) 内のパッケージのリビジョンと履歴を更新する。
   そして、プログラムメニューから MSYS2 の MinGW 64bit Shell を起動して、
   以下のコマンドを実行すると、パッケージファイルが生成される。

     cd /c/work/PDCurses-win10-jp-package
     makepkg-mingw
     makepkg-mingw -p PKGBUILD_win8
   

   その後、GitHub の Releases ページでリリースを作成して、
   パッケージファイルをアップロードする。

環境等

• OS
  • Windows 10 (version 20H2) (64bit)
  • Windows 8.1 (64bit)
• 環境
  • MSYS2/MinGW-w64 (64bit) (gcc version 10.2.0 (Rev6, Built by MSYS2 project)) (Windows 10)
  • MSYS2/MinGW-w64 (64bit) (gcc version 9.2.0 (Rev2, Built by MSYS2 project)) (Windows 8.1)

履歴

• 2020-10-7 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0002 のパッケージファイルを作成
• 2020-10-11 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0003 のパッケージファイルを作成
• 2020-10-12 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0004 のパッケージファイルを作成
• 2020-10-13 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0005 のパッケージファイルを作成
• 2020-10-15 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0006 のパッケージファイルを作成
• 2020-10-19 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0007 のパッケージファイルを作成
• 2020-10-21 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0008 のパッケージファイルを作成
• 2020-10-21 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0009 のパッケージファイルを作成
• 2020-10-26 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0010 のパッケージファイルを作成
• 2020-11-1 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0011 のパッケージファイルを作成
• 2020-11-2 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0012 のパッケージファイルを作成
• 2020-11-2 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0013 のパッケージファイルを作成
• 2020-11-17 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0014 のパッケージファイルを作成
• 2020-11-18 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0015 のパッケージファイルを作成
• 2020-11-23 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0016 のパッケージファイルを作成
• 2020-12-5 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0017 のパッケージファイルを作成
• 2020-12-6 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0019 のパッケージファイルを作成
• 2020-12-10 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0020 のパッケージファイルを作成
• 2020-12-12 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0022 のパッケージファイルを作成
• 2020-12-19 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0023 のパッケージファイルを作成
• 2020-12-20 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0024 のパッケージファイルを作成
• 2020-12-21 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0025 のパッケージファイルを作成
• 2020-12-22 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0026 のパッケージファイルを作成
• 2021-1-17 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0027 のパッケージファイルを作成
• 2021-1-24 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0028 のパッケージファイルを作成
• 2021-2-21 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0029 のパッケージファイルを作成
• 2021-2-21 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0030 のパッケージファイルを作成
• 2021-3-13 PDCurses-win10-jp v3.9-jp0031 のパッケージファイルを作成

(2021-3-13)