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make、実行方法について |
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- gtkmm 3.22.0 以上
- glibmm 2.50.0 以上
- zlib 1.2 以上
- gnutls 3.5.8 以上
- Linux Kernel 3.10 以上
- gtkmm 3.24.0 以上
- UTF-8環境 ( EUC環境では
LANG="ja_JP.UTF-8"
を指定する必要がある )
※ GTK2版はv0.4.0リリースをもって廃止 ( #229 を参照 )
- autoconf
- autoconf-archive
- automake
- g++ 6 以上、または clang++ 5.0 以上
- gnutls
- gtkmm
- libtool
- make
- zlib
- meson 0.49.0 以上
- alsa-lib (
--with-alsa
) - openssl (
--with-tls=openssl
) - oniguruma (
--with-regex=oniguruma
) - migemo (
--with-migemo
)
インストールされていない環境では.webp
や.avif
で終わるURLは通常リンクになる。
- libwebp, webp-pixbuf-loader (WebP)
- libavif (AVIF)
OSやディストリビューション別の解説は #592 を参照。
configure のかわりに meson を使ってビルドする方法は #556 を参照。 (v0.4.0+から暫定サポート)
WebPやAVIF形式の画像を表示する方法は #737 を参照。 (v0.5.0+からサポート)
autoreconf -i
( 又は./autogen.sh
)./configure
make
- (お好みで)
strip src/jdim
meson builddir
meson compile -C builddir
( 又はninja -C builddir
)- 起動は
./builddir/src/jdim
meson builddir -Dregex=glib
のように指定する。- オプションの一覧は
meson configure
を実行してProject optionsの段落を参照する。
- --with-sessionlib=xsmp|no
-
XSMP を使ってセッション管理をするには
xsmp
を、 セッション管理を無効にするにはno
を選択する。デフォルトでは XSMP を使用する。 - --with-pangolayout
- 描画に PangoLayout を使う。デフォルトでは PangoGlyphString を使用する。 スレビューのテキスト表示に問題があるときはこのオプションを試してみてください。
- --with-migemo
- migemo による検索が有効になる。migemoがUTF-8の辞書でインストールされている必要がある。 有効にすると正規表現のメタ文字が期待通りに動作しない場合があるので注意すること。
- --with-migemodict=PATH
-
(
--with-migemo
限定) migemo の辞書ファイルの場所を設定する。 about:config で変更が可能、空欄にした場合は migemo が無効になる。(変更後は要再起動) - --with-native
- CPUに合わせた最適化。CPUを指定する場合は
./configure CXXFLAGS="-march=ARCH"
を利用する。 - --with-tls=[gnutls|openssl]
- 使用するSSL/TLSライブラリを設定する。デフォルトでは GnuTLS を使用する。
- --with-tls=openssl
- GnuTLS のかわりに OpenSSL を使用する。ライセンス上バイナリ配布が出来なくなることに注意すること。
- --with-alsa
- ALSA による効果音再生機能を有効にする。 詳しくは効果音の再生の項を参照すること。
- --enable-gprof
-
gprof によるプロファイリングを行う。
コンパイルオプションに
-pg
が付き、JDimを実行するとgmon.out
が出来るのでgprof ./jdim gmon.out
で解析できる。CPUの最適化は効かなくなるので注意する。 - --with-regex=oniguruma|glib
- 使用する正規表現ライブラリを設定する。 デフォルトでは Glib Regex(GRegex) を使用する。(v0.4.0+から変更)
- --with-regex=oniguruma
- GRegex のかわりに鬼車を使用する。 鬼車はBSDライセンスなのでJDimをバイナリ配布する場合には注意すること(ライセンスはGPLになる)。
- --with-regex=glib
- Perl互換の正規表現なので、従来の POSIX 拡張の正規表現から設定変更が必要になる場合がある。 (v0.3.0+から追加)
- --disable-compat-cache-dir
- JDのキャッシュディレクトリ
~/.jd
を読み込む互換機能を無効化する。
最近のディストリビューションの場合は autogen.sh
よりも autoreconf -i
の方を推奨。
実行するには直接 src/jdim
を起動するか手動で /usr/bin
あたりに src/jdim
を cp
する。
以上の操作でmakeが通らなかったり動作が変な時は configure のオプションを変更する。