送信データ取得の実装

[TodorokiKohei]

• キュー内のメッセージ数とメッセージ処理時間を取得する手段を実装
• PINGREQのペイロードに上記2つのデータをJSON形式で設定して送信する処理を実装

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キュー内のメッセージについて

キューサイズの変更

受信した未処理のメッセージが挿入されるキューはCommsCallbackクラスのmessageQueueフィールドである。このキューのサイズは10で固定されている。このサイズが小さいままではメッセージ処理を詰まると、メッセージ受信の処理が滞ってしまう(参照)ため、可変にする必要がある。

今回はMqttAsyncClientクライアントにリサイズメソッドを実装して内部のCommsCallbackまで伝搬させる。キューのリサイズはRecieverが実行状態になる前のみ受け付ける。

flowchart TB
  MqttAsyncClient.resizeReceiverQueueSize --> ClientComms.resizeReceiverQueueSize --> CommsCallback.resizeReceiverQueueSize

キュー内のメッセージ数の取得

PingSenderはClientCommsにしかアクセスできないため、ClientComms経由でCommsCallbackのキュー内のメッセージ数を取得する。

flowchart TB
ClientComms.getNumberOfMsgsUnprocessed --> CommsCallback.getNumberOfMsgsInQueue

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メッセージ処理時間について

メッセージ処理時間の計測方法には以下の2種類がある。

1. 内部(CommsCallback.run)でキューからメッセージを取り出し、処理完了までの時間を計測
2. アプリケーション実装者がMqttCallback.messageArrivedでメッセージ処理時間を計測

今回は2つ目で計測を行い、PingSenderに処理時間を渡す。

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上記2つのデータを送信するPingSenderの実装

ExtendedPingSenderを継承したStatusPingSenderを実装した。このクラスは以下の2つのデータをJSON形式にして送信する。

• CommsCallbackのキュー内のメッセージ
• バッファした100個のメッセージ処理時間の平均

以下のような実行結果になっている。