スタックチャンにmicro:bitを差し込んで制御するボードです。micro:bitのプログラミングでスタックチャンを動かすことができます。
micro:bit側のプログラム(m-asaoka-fap氏作成のカスタムブロックあり)から、スタックチャンを制御できます。→使用例
- M5Stack (BasicまたはCore2がオススメ)
- Stack-chan_Takao_Baseとそれで用いるもの(サーボモータ2個、Groveケーブル、ネジ等、筐体(shell部以外))※顔部分のM5Stack本体との固定には、BasicではM3x15mm、Core2ではM3x20mmのネジを2本使います
- shell部の筐体(Stack-chan_bit_shell.stlを3Dプリントしたもの): タカオ版筐体内の”shell_SG90_basicgraybottom_v1.0.stl"を元に改変
M5Stackに専用プログラム(FW_PIO/以下。PlatformIO用)を書き込みます。
M5Stackの底板を外し、Stack-chan_bitをさしこみます。
2本のM3ネジで固定します
Stack-chan_Takao_Baseを使って Bracket部(サーボ2個が固定される部分)を組み立てつつ、Stack-chan:bit基板と、Groveケーブルで接続します。
残りの部分は、Stack-chan_Takao_BaseからのGroveケーブルは、M5Stack本体ではなく、Stack-chan_bitのGroveコネクタに接続する
残りの部分は、タカオさんの手順を参考に組み立てます。
micro:bitとスタックチャン(M5Stack)の間はUART通信(115200bps・N81、コマンド区切りはLF/0x0a/'\n')で以下のような制御コマンドを送って制御します。micro:bit側のカスタムブロックもあり、MakeCoreで組み込んで使用できます。
- 動作の制御
- Xnn : パン動作(横方向)nn=角度、範囲=-90〜90(正面=0)
- Ynn : チルト動作(縦方向)nn=角度、範囲=0〜30(正面=0から上向きへ)
- 顔の制御
- Txxxx : 吹き出しに”xxxx”と表示し、それにあわせて口が動く
- En : 表情を設定。n=0〜5 (0=Angry, 1=Sleepy, 2=Happy, 3=Sat, 4=Doubt, 5=Neutral)
M5Stackやmicro:bitの一部の端子をGrove端子に引き出せるようにGroveコネクタ実装部が用意してあります。詳細は回路図を参照してください。ただし使用する場合はGroveコネクタ部分にあわせて筐体(shell)の修正が必要になります。
Junichi Akita (@akita11, akita@ifdl.jp)