ブログ記事noが重複して保存されるケースがある

[fuchigam1]

概要

・ブログ記事URLに利用されるno値が重複することがある
　→ 2ユーザー同時保存で、重複が再現されることを確認
なので、noの割り振り処理に重複が発生しないようにして解消したい、です。

これまで調査・確認してきたこと

• [重複してNG] ブログ記事NOの生成箇所と記事保存箇所をBlogPostsController->admin_addの中で近づける
• [重複してNG] ブログ記事NOの生成箇所をBlogPost->beforeSaveに移動
• [重複してNG] ブログ記事NOの生成箇所をBlogModelEventListener->blogBlogPostBeforeSaveに移動
• [重複してNG] ブログ記事NOの生成箇所と記事保存箇所をトランザクションの中に入れる
• [重複してNG] DBのテーブル単位でロックをかける
  • LOCK TABLES mysite_blog_posts write, mysite_blog_posts AS BlogPost write;
• [重複は防げるが片方がエラーになる] blog_content_id と no をセットにしたmysqlのユニーク制約をかける
  • ALTER TABLE mysite_blog_posts ADD UNIQUE blog_content_id_no (blog_content_id, no);

検討事項の案

• トランザクションのタイミングをもっと考える
• ロックのかけ方が間違っている可能性があるので教えてほしい
• トランザクションをかけつつ、データの保存とNOの生成を同時に行う
  • INSERT INTO mysite_blog_posts (no) (SELECT MAX(no) + 1 FROM mysite_blog_posts)
  • 但し、上記の場合クエリを書く必要があるので、save関数が使えなくなる
• 重複を防ぐ確実な方法はmysqlでユニーク制約をかけること、だと考えてはいるところ

アイデアで出たもの

最終noの値を持った行だけをロックすること。試してみたのは以下の内容。

$dataSource = $this->BlogPost->getDataSource();
$dataSource->begin();
$dataSource->query('SELECT * FROM mysite_blog_contents WHERE id = 1 FOR UPDATE');
$dataSource->commit();

NOは重複しなくなりましたが、使ったことがなく深く理解ある状態ではないので、
例えば InnoDB以外では動かない、とかの副作用が考えられる内容です。
また、他のDBどうすると良いんだろう？とかいろいろあるとは思うので、
まずはMySQL＋InnoDBの組み合わせ時の対応に絞って考える、でも良いと思うのでなんとかしたいのであります。
すみませんが、何卒baserCMS プロジェクト開発メンバーみなさんのご協力を得たいです！

baserCMS version : 4.4.2以下

[ryuring]

トランザクションでは、save() は普通に使えます。
また、MySQLは、最近は、MyISAMはなく、InnoDBのみです。
あと、ロールバックの処理も入れましょう。
@materializing

[fuchigam1]

@ryuring ありがとうございます！！トライしてきます

[ryuring]

@materializing これ、先日権藤さんと話してたんですが、トランザクションだけでは、参照と更新の両方をロックすることはできないかもしれません。
LOCK TABLESを利用するか、複合キーを利用する必要があるかも。トランザクションだけでできれば一番いいのですが。

[gondoh]

トランザクションだけでは難しいって @materializing と @seto1 から聞いた話なんです。
上記のコードでcommitの間にアップデートすることでNOをロックしてるってことですよね。