『砂塵戦機アーガス 2nd Edition』のダイスを作成しました

[Faceless192x]

『砂塵戦機アーガス 2nd Edition』の専用ダイスの要望がありましたので、『砂塵戦機アーガス』のダイスを継承して2nd Ed.用のダイスを作成してみました。
　rubocop通過済みです。

    ・一般判定Lv（チャンス出目0→判定0） nAG+x
    　　　nは習得レベル、Lv0の場合nの省略可能。xは判定値修正（数式による修正可）、省略した場合はレベル修正0
    　　　例）AG:習得レベル0の一般技能、1AG+1:習得レベル1・判定値修正+1の技能、AG+2-1：習得レベル0・判定値修正2-1の技能、(1-1)AG：習得レベル1・レベル修正-1の技能

    ・適正距離での命中判定（チャンス出目0→判定0、HR算出）OM+y@z
    　　　yは命中補正値（数式可）、zはクリティカル値。クリティカル値省略時は0
    　　　HRの算出時には、HRが大きくなる場合に出目0を10に読み替えます。
    　　　例）OM+18-6@2:命中補正値+18-6でクリティカル値2、適正距離の判定

    ・非適正距離での命中判定（チャンス出目0→判定0、HR算出）NM+y@z
    　　　yは命中補正値（数式可）、zはクリティカル値。クリティカル値省略時は0
    　　　HRの算出時には、HRが大きくなる場合に出目0を10に読み替えます。
    　　　例）NM+4-3:命中補正値+4-3で非適正距離の判定

    ・クリティカル表　　 CR
    ・鹵獲結果表　　　　 CAP
    ・幕間クエスト表　　 INT
    ・サルベージ表　　　 SAL
    ・赤字ペナルティー表 DEF
    ・特殊戦況表　　　　 SPE

    ※通常の1D10などの10面ダイスにおいて出目10の読み替えはしません。コマンドのみです。
    　ページ参照は、何もない場合は「ルールブック」、wは「西風旅徨」を示します。

　と、実際には「鹵獲結果表」以下の表を追加しただけになります。

　このシステムはd10の扱いが所謂d9スタイルなのですが、表を作成していて「DiceTable::Table」や「DiceTable::RangeTable」がd9を想定していないことに気が付きました。(0では開始できない。0..1なら実行可能)
　優先度は低いですが、頭に入れておくと良いかもしれませんね。

　ともあれ、必要そうな表の実装が出来ましたのでpull requestを送ります。
　お手隙の際にご確認ください。

[codecov]

Codecov Report

Patch coverage: 100.00% and no project coverage change.

Comparison is base (825b399) 95.60% compared to head (48527a2) 95.60%.

Additional details and impacted files

@@           Coverage Diff           @@
##           master     #641   +/-   ##
=======================================
  Coverage   95.60%   95.60%           
=======================================
  Files         340      341    +1     
  Lines       19542    19559   +17     
  Branches     5094     5094           
=======================================
+ Hits        18683    18700   +17     
  Misses        859      859           

Files Changed	Coverage Δ
lib/bcdice/game_system.rb	100.00% <100.00%> (ø)
lib/bcdice/game_system/SajinsenkiAGuS2E.rb	100.00% <100.00%> (ø)

☔ View full report in Codecov by Sentry.
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[ysakasin]

Suggested change

	def eval_game_system_specific_command(command)
	roll_ippan(command) ||
	roll_hit_check(command) ||
	roll_tables(command, TABLES) ||
	roll_tables(command, SECOND_ED_TABLES)
	end
	def eval_game_system_specific_command(command)
	super(command) ||
	roll_tables(command, SECOND_ED_TABLES)
	end

オーバーライド前のメソッドを呼び出す super を使うのが良いかと思います。

[Faceless192x]

そうでした！スッキリしますね。修正します。

[ysakasin]

DiceTable系はいわゆる D9 をサポートしていないので、2D9だと本当に9面ダイスが2個振られてそれぞれ1〜9の目が出ることになってしまいます。

テストケースに value = 0 と書ける上に動作してしまうので、誤解させてすみません。

RangeTable を継承するなどして動作を調整してもらうのが良いと思います。

[Faceless192x]

とりあえず、今の所ガンドックとアーガスくらいなので姑息な手段で済ませることにしました。
将来的にはサポートされると良いですね。

[ysakasin]

Suggested change

	register_prefix('-?\d*AG', 'OM', 'NM', TABLES.keys, SECOND_ED_TABLES.keys)
	register_prefix_from_super_class()
	register_prefix(SECOND_ED_TABLES.keys)

親クラスのprefixを引き継げる BCDice::Base.register_prefix_from_super_class を使うのが良さそうです。

[Faceless192x]

ありがとうございます。こちらも修正します。

[Faceless192x]

今までご指摘があった修正を行いました。
お手隙の時に、ご確認ください。

[ysakasin]

@Faceless192x ありがとうございます。マージしました！