ADRSRTC-リアルタイムクロック拡張ボード

ラズベリーパイ（以下ラズパイ）にリアルタイムクロック（RTC)機能を追加するための拡張ボード。
ADRSRTCのリポジトリです。

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ファイルリスト

• Readme.md ［本文書］
• FAQ.md [FAQ］
• Switch-LED-Buzz2021-07-28.py [サンプルプログラム］

前提条件

本動作確認は「RaspberryPI OS 32bit Bullseye 2022-04-04 Release」をイントールした後、2022年5月時点で最新版にupgradeした状態で実行しております。
I2C・SPIインタフェースは、あらかじめraspi-configで許可した状態です。

RTC機能初期設定

・RTC機能インストール

1. /boot/config.txtに追記

  dtparam=i2c_arm=on
  dtoverlay=i2c-rtc,ds3231

2. NTPを停止

以下のコマンドを実行して下さい

$  sudo systemctl stop systemd-timesyncd
$  sudo systemctl disable systemd-timesyncd

3. fake-hwlockを削除

以下のコマンドを実行して下さい

$  sudo apt-get -y remove fake-hwclock
$  sudo update-rc.d -f fake-hwclock remove
$  sudo systemctl disable fake-hwclock

4. 現在時刻をRTCに書き込みして再起動

以下のコマンドを実行して下さい

$  sudo hwclock -w
$  sudo reboot

5. 起動時RTCを読み込む設定

・/etc/default/hwclock
ファイル内の以下の行の先頭の'#'を削除してコメントアウトを解除してください。 記述がない場合は、追記してください。

#HCTOSYS_DEVICE=rtc0

・/lib/udev/hwclock-set
ファイル内の以下の行すべての先頭に'#'を記入してコメントアウトしてください。

if [ -e /run/systemd/system ] ; then
    exit 0
fi

OLED機能初期設定

1. ライブラリのインストール

$  git clone https://github.com/adafruit/Adafruit_CircuitPython_SSD1306
$  cd Adafruit_CircuitPython_SSD1306/
$  sudo python3 setup.py install

2. サンプルプログラムでOLED表示を確認

$  cd examples
$  python3 ssd1306_stats.py
#  終了はCtrl-Cを押下

スイッチ・LED・ブザーサンプルプログラム(Switch-LED-Buzz2021-07-28.py)

スイッチを押すと同じ並びのLEDが点灯します。
4つ全部押すとブザーが鳴動します。

$  sudo apt install pigpio
$  sudo pigpiod
$  python3 Switch-LED-Buzz2021-07-28.py
#  終了はCtrl-Cを押下