VoiceroidTalkerはコマンドプロンプトの実行形式ファイルを介して、VOICEROIDへメッセージを送信し、音声再生を操作することができます。
同時に、VOICEROID+ EXシリーズ以降の音量、速度、高さ、抑揚のパラメータ調節を行うことができます。
##動作環境・必要なパッケージ等
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Windows 7
※Windows8以降はUIコントロールの仕組みが変わっているので、まず動かないと思ってください。もしwindows8や10で動きましたら、動作報告をいただけると助かります。 -
.NET Framework 4.5
※ない場合は http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30653 からダウンロードしてください。 -
以下のいずれかのVOICEROIDのインストールが必要です。
- VOICEROID+ 結月ゆかり EX
- VOICEROID+ 民安ともえ EX
- VOICEROID+ 東北ずん子 EX (テスト報告待ち)
- VOICEROID+ 琴葉茜 (テスト報告待ち)
- VOICEROID+ 琴葉葵 (テスト報告待ち)
- VOICEROID+ 水奈瀬コウ EX (テスト報告待ち)
また、VisualStudio 2013のプロジェクトを使用しているため、VisualStudio 2010などだと動作しない可能性があります。
もしVisualStudio 2010でのプロジェクトがほしい方がおられましたら下記の連絡まで、お願いします。
##おことわり
このアプリケーション、バッチなどを使用してPCに発生した不具合、故障などは一切保障しません。自己責任での実行をお願いします。
また、GitHubではソースコードのアップロードのみになります。コンパイルしてお使いください。
##実行ファイルの使い方
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コマンドプロンプトからbinフォルダに移動し、
>VoiceroidTServer.exe [ボイスロイド名:Yukari, Maki, Zunko, Akane, Aoi, Koh]
(例: >VoiceroidTServer.exe Yukari)
と実行します。 -
コマンドプロンプトからbinフォルダに移動し、
>VoiceroidTClient.exe [ボイスロイド名:Yukari, Maki, Zunko, Akane, Aoi, Koh] [メッセージ部分]
(例:> VoiceroidTClient.exe Yukari こんにちは;1.0;1.2;1.0;2.0)
と実行します。
メッセージ部分は、
[メッセージ];[音量(0.0-2.0)];[話速(0.5-4.0)];[高さ(0.5-2.0)];[抑揚(0.0-2.0)]
という風に、セミコロンで分けます。メッセージ以降は省略可能です。
##ライセンスについて
copyright (c) 2015 Tatsuro Matsubara
Released under the MIT license
http://opensource.org/licenses/mit-license.php
##その他、仕組みなど
VoiceroidTServer.exeが実質的にVOICEROID.exeのGUIをコントロールしています。
VoiceroidTServer.exeはそれぞれ別の名前のプロセス通信名を持たせられるので、他のVOICEROIDがあっても使用できます。ただ、同じVOICEROIDを同時起動させるのは無理です。
VoiceroidTClient.exeは引数をつかって、VoiceroidTServer.exeにコントロールメッセージを送ってます。直接的に呼び出しているのではなく、プロセス間通信をクッションに使ってます。
Unityでは.NETが2.0までしか対応していないため、プロセス間通信がかなり怪しく、こうせざるを得ませんでした。
ずん子と琴葉姉妹はEXと同じ構造なのですが、自分が持っていないため、テストができておりません。動作報告をいただけると助かります。
他、質問などがありましたら、Twitterの @blkcatman までお願いします。