[0389/multi-custom-gauge2] customGaugeの複数譜面対応、デフォルト値対応(事前設定版) 他

[cwtickle]

補足

• [0388/multi-custom-gauge] customGaugeの複数譜面対応、デフォルト値対応 #1023 と基本的に同じですが、getGaugeSetting をheaderConvert関数及びloadDos関数で
  事前に設定することで、後からcustomTitleInitを呼び出しても影響が無いように変更しています。

🔨 変更内容 / Details of Changes

1. customGaugeの複数譜面化に対応しました。

|customGauge=Normal::V,Hard::V|
|customGauge2=Easy::V,Normal::V,SuddenDeath::F|
|customGauge3=Original::F,Normal::V,Hard::V|

2. danoni_setting.jsにカスタムゲージ(g_presetGaugeList)が設定されていれば、
   値にDefaultを指定することでg_presetGaugeListを参照するよう変更しました。

|customGauge=Normal::V,Hard::V|
|customGauge2=Default|                       // 1譜面目では無く、g_presetGaugeListを継承
|customGauge3=Original::F,Normal::V,Hard::V| // 3譜面目は独自
// 以降を未指定にした場合（この場合は4譜面目以降）は1譜面目の設定を継承

3. listMatching関数に適用するオブジェクトをg_checkStrに集約しました。
   （従来のg_cssCheckStrは廃止）
4. getGaugeSetting関数の第三引数を_headerObjから_difLengthに変更しました。
5. gaugeXXXについて、gaugeXXX2, gaugeXXX3 のような分割記法に対応しました。
   $区切りと混在した場合は、分割記法側が優先されます。
   分割記法を使用する場合、gaugeXXXの指定は省略不可です。

|gaugeHard=x,2,20,100$x,1,20,100$x,1,50,100| // 従来の記法
|gaugeHard=x,2,20,100| // 一律設定

|gaugeHard=x,2,20,100| // 分割記法
|gaugeHard2=x,1,20,100| // 分割記法　※ $区切りは使えません
|gaugeHard3=x,1,50,100| // 分割記法　※ $区切りは使えません
|gaugeHard5=x,1,50,100| // 分割記法　※ $区切りは使えません（gaugeHard4を指定しないことは可能です）

6. 譜面分割＆譜面番号可変時、初期矢印・フリーズアロー色（setColor2, frzColor2, ...）を
   譜面番号固定時と同様、個別の譜面ファイルへ記載できるようになりました。

🔖 関連Issue, 変更理由 / Related Issues, Reason for Changes

1. customGauge設定は一度設定すると固定されてしまうため。
2. 譜面ヘッダーと共通設定ファイルとの棲み分けの利便性向上のため。
3. CSS以外の用途でチェックにかけるケースがあるため。
   今回の変更に関連してCodeClimateより指摘があった件の対応です。
4. 結果的に譜面数情報しか必要ないのにもかかわらず、大きなオブジェクトを渡す仕組みになっていたため。
5. 譜面数が多い場合、どの譜面の設定かがわかりにくくなるため。
6. 仕様を他と揃えるため。

📷 スクリーンショット / Screenshot

📝 その他コメント / Other Comments

• カスタムを設定している場合、従来のノルマ・ライフ制のゲージ設定は使えません。

[cwtickle]

今後のために記録を残しておきます。
https://twitter.com/suzume_danoni/status/1371068746895298562

変更の背景

g_gaugeOptionObj.gaugeNormals.lifeRecoverysを直接変更しているケースがあるため、
これを再定義するgetGaugeSetting関数は、customTitleInit関数(titleInit関数)が
定義される以前に置く必要があります。

今回変更対象の譜面ヘッダーcustomGaugeはあくまでゲージ設定（Gauge）の表示リストなので、
g_gaugeOptionObj.gaugeNormalsといった（ゲージ回復量などを定義する）gaugeXXXを変更する必要は
本来ありません。

|customGauge=Easy::V,Normal::V,Escape::V,SuddenDeath::F|  // リストだけ（ここは基本ヘッダで制御）
|gaugeEasy=70,3,7,40|   // ゲージノルマ、回復量、ダメージ量、初期値を定義（ここは上書きされる可能性あり）
|gaugeNormal=70,1,7,40|
|gaugeEscape=x,1,50,100|

ただ、対象のgaugeXXXを読み込むためにはXXXに何が必要かを明示する必要がありました。

仕組みの概要

対象のgaugeXXXを読み込むためのリストとしてg_gaugeOptionObj.customFullsを作成しました。

g_gaugeOptionObj.customFulls = { Original: false, Heavy: false, Easy: false, Normal: false, Escape: false, … };

対象を追加する関数はaddGaugeFullsで行っています。
二重定義された場合はプロパティ名を上書きするので、最終的に必要なゲージ名のリストが取得できます。

addGaugeFulls(g_gaugeOptionObj.survival); // Original, Heavy, NoRecovery, ...
addGaugeFulls(g_gaugeOptionObj.border); // Normal, Hard, ...
addGaugeFulls(g_gaugeOptionObj.customDefault); // Easy, Hard, Escape, ...

function addGaugeFulls(_obj) {
	_obj.map(key => g_gaugeOptionObj.customFulls[key] = false); 
}

このリストに載っているゲージ設定名に対して、
譜面ヘッダーのgaugeOriginalやgaugeNormal等を参照する仕組みです。

例外：譜面番号固定＆譜面ファイルを分割している場合

例外として、譜面番号が固定＆譜面ファイルを分割している場合は
譜面ヘッダーcustomGaugeが譜面ファイルにより異なる可能性があります。
これを解決するため、loadDos関数の_cyclicFlg有効時に限りgetGaugeSetting関数を呼び出しています。

この_cyclicFlgは初回、譜面の速度グラフやツール値を計算するために
まとめてデータを取るときに使用するもので、現状はtitleInitより前に実行されます。

[codeclimate]

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