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設定ファイルの記述方法(v2)
ここでは YAML 形式の場合の設定ファイルの記述方法についてご紹介します。 YAML 形式以外の設定ファイルの記述方法はサンプルファイル( config/config.xxx.sample
)を参考に記述をしてください。
また、 config.yml
以外の設定ファイルを利用する場合は、 index.php
の 12 行目 を適宜修正してください。
to_email: info@example.com
複数の宛先に送信する場合、 to_email: info@example.com,test@example.com
と記述します。複数の宛先を設定する場合は、 auto_reply_from_email
と場合によっては return_path
に、 1 つの、 auto_reply_from_email
と return_path
で同じメールアドレスを設定してください。
to_subject: [株式会社テスト]お問い合わせ
auto_reply: true
-
true
=> 自動返信メール機能を有効にする -
false
=> 自動返信メール機能を無効にする
auto_reply_email: メールアドレス
上記の場合、入力画面の <input type="text" name="メールアドレス">
の value 宛に送信されます。
auto_reply_subject: [株式会社テスト]お問い合わせありがとうございます
空の場合は「送信メールの件名」が設定されます。
auto_reply_from_email: no-reply@example.com
空の場合は「送信先メールアドレス」が設定されます。
「システム上のメール送信元」と「自動返信メールの送信元」(返信先)を分けたい場合などにご利用ください。
checkmode: 2
-
0
=> チェックモードを無効にする -
1
=> 簡易チェックモードを有効にする -
2
=> 詳細チェックモードを有効にする
http://{TransmitMail設置ディレクトリ}/index.php?checkmode
にアクセスするとチェックモードが表示されます。セキュリティ上、チェックモードを表示したくない場合は 0
にしてください。
file: true
-
true
=> ファイル添付機能を有効にする -
false
=> ファイル添付機能を無効にする
file_allow_extension: gif,jpg,jpeg,png
カンマ区切りで複数の拡張子を設定可能です。
- 例1: 画像 -> gif,jpg,jpeg,png
- 例2: Office系 -> doc,docx,xls,xlsx,ppt,pptx
file_max_size: 512000
- 例: 512000Bytes = 500KB
file_retention_period: 1800
上記で設定した期間を過ぎると、一時保存ファイルにアクセスできなくなります。
- 例: 30分 = 1800秒
csv_output: false
-
true
=> CSV出力機能を有効にする -
false
=> CSV出力機能を無効にする
deny_host: ^192.168.1.*
アクセスを拒否したいホスト名またはIPアドレスを正規表現で記述します。
- 例1: 前方一致は先頭に
^
をつける ->^192.168.1.*
- 例2: 後方一致は末尾に
$
をつける ->*.example.com$
- 例3: 上記両方を設定する場合 ->
^192.168.1.*|*.example.com$
# 外部 SMTP サーバーの利用
# true => yes, false => no
smtp: true
# 外部 SMTP サーバーのホスト名
# Gmailの場合: ssl://smtp.gmail.com もしくは tls://smtp.gmail. com
smtp_host: ssl://smtp.gmail.com
# 外部 SMTP サーバーのポート番号
# Gmailの場合: 465
smtp_port: 465
# 外部 SMTP サーバーに接続するプロトコル(SMTP_AUTH, POP_BEFORE, SMTP)
# Gmailの場合: SMTP_AUTH
smtp_protocol: SMTP_AUTH
# 外部 SMTP サーバーに接続するユーザー名
# Gmailの場合: username@gmail.com
smtp_user: username@gmail.com
# 外部SMTPに接続するパスワード
smtp_password: password
上記に紹介した以外にも設定を変更可能な項目があります。
詳しくは lib/TransmitMail.php
の 68 行目 付近をご確認ください。
インデントにハードタブ(タブ文字)は使用できません。ソフトタブ(半角スペース)を利用してください。
{}
や []
は YAML の記法で利用される特殊な文字のため、設定値として利用したい場合はシングルクオート、またはダブルクオートで囲んでください。
auto_reply_subject: '[株式会社テスト] お問い合わせありがとうございます'
YAML 記法の正誤チェックには YAMLlint が便利です。