こちらからUnityHubをインストールする.
こちらからバージョン2021.3.16f1
を探し,ファイルをインストールする.その後,同じ場所のComponent InstallersにあるWebGL Build Support
を加える.
UnityHubのインストール画面でリストに追加
からインストールしたファイルを選択して,UnityHubで使えるようにする.
本リポジトリのCodeからDownload ZIPを選択してファイルをダウンロードして解凍し,UnityHubからプロジェクトを開く.
こちらでアカウントを作成し,サインインを行う.
ダッシュボード画面でCREATE A NEW APP
から新規アプリケーション作成画面に進み,Application TypeでMultiplayer Gameを選択,Photon SDKでPunを選択,適当なアプリケーション名を入力してCREATEボタンを押す.
こちらのアセットをプロジェクトにインポートする.
Window
>Photon Unity Networking
>PUN Wizard
からPUN Wizardを開き,先程取得したAppIDを入力してSetup Projectを押す.
File
>Build Settings
からBuild Settings
ウインドウを開きWebGL
を選択してSwitch Platform
を押す.
切り替えが完了するとSwitch Platform
がBuild
に変わるのでクリックしてビルドする.この時,ビルドファイルの名前はweb
でなければならない.
GitHubで新しいリポジトリを作成し、ビルドで生成されたフォルダの中身をすべてpushする.その後,こちらからNetlifyにアクセスし,GitHubを選択して手順に従い登録する.
登録が完了するとSites
タブに移動し,Add new site
からImport an existing projectを選択する.
ビルドファイルをアップロードしたリポジトリを選択し,Deploy site
を押す.
デプロイが完了するとURLが表示される.このURLに複数人でアクセスすることでペアプロボンバーをプレイできる.
ペアプロボンバーは,2つのチームに分かれてフィールド上のコインを取り合いスコアを競うゲームである.
ペアプロボンバーでは,ブロックを組み合わせて作成したプログラムでキャラクターを操作する.
プレイヤーにはドライバとナビゲータの役割があり,ドライバがブロックを使ってプログラミングを行い,ナビゲータは画面に共有されるブロックのプログラムを見て提案や指摘を行う.
ドライバとナビゲータで相談しながら毎ターン1つのプログラムを完成させる.また,同じチームのプレイヤーと外部の音声通話アプリを利用して会話しながらプレイする.
名前を入力してルーム選択画面に進む.入力はアルファベットの大文字小文字と一部の記号のみ可能.
1から5までのルームのいずれかのボタンを押すと入室できて,チーム選択画面へと進む.1つのルームに入室できるのは4人までとなっており,ゲームプレイ中に途中入室することはできない.また,一緒にプレイする相手と同じルームを選択する必要がある.
AチームかBチームを選択できる.ルーム内のプレイヤー全員がチームを決定すると,一番最初に入室したプレイヤーのゲーム開始ボタンが押せるようになる.
中央にゲーム画面が配置されており,その左側が自分のチームのワークスペース,右側が相手のチームのワークスペースである.ゲーム画面には7×7マスのフィールドが表示されている.また,役割によって画面の表示は異なり,役割は2ターン毎に入れ替わる.
役割がドライバのとき,自分のワークスペースでキャラクターの行動をプログラミングできる他,フィールド上のトラップ(フィールド上の赤い円)が見える.トラップについては後述する.
役割がナビゲータのとき,自分のチームと相手チーム両方のプログラムを見ることができる.
同じチームに他のプレイヤーがいない場合,トラップと相手チームのプログラムの両方が見える.
「先攻のプログラミング→後攻のプログラミング→後攻のプログラムが実行→先攻のプログラムが実行」の流れを1ターンとして,8回繰り返す.先攻と後攻のチームは毎ターン交互に入れ替わる.プログラミングは制限時間3分となっている.また,使用できるブロックの最大個数が先攻時は30個,後攻時は15個までとなっている.
毎ターン1枚フィールド上に生成されるコインのあるマスをキャラクターが通ると,スコアが100点加点される.コインの取得は早い者勝ちとなっている.爆弾の爆発にあたるとスコアが50点減点される.爆弾はプレイヤーが設置できるものでターン終了時に爆発して2マス先まで爆風を広げる.1ターンに設置できる数は3個までだが,爆弾回収ブロックで相手の爆弾を回収することで一時的に設置できる個数を増やすことができる.
また,壁や障害物のあるマスに進む,障害物のあるマスに爆弾を設置するなどの実行できないことを命令するブロックを実行した場合,無効なプログラムとして扱われ5点ずつ減点される.
使用できるブロックの種類として,「キャラ操作」「設置・破壊」「方向」「オブジェクト」「条件分岐」「繰り返し」の6種類がある.
「キャラ操作」にはキャラクターの移動と方向転換を行うブロックがあり,「設置・破壊」には障害物と爆弾の設置,障害物の破壊,爆弾の回収を行うブロックがある.「条件分岐」には指定した方向に指定したオブジェクトがあるかどうかで条件分岐を行うブロック,「繰り返し」には間に挟んだプログラムを繰り返すブロックがあり,繰り返し可能な回数は0から5回までとなっている.キャラクターを移動させるブロックは同じ方向は3個まで,繰り返しブロックは2個までと1度に使用できる個数が決まっている.「方向」と「オブジェクト」のブロックはそれ単体では意味がなく,他のブロックで方向やオブジェクトを指定するときに使用する.