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iOS14以降の対応について

Kim, Sungil edited this page Aug 30, 2023 · 1 revision

AppTrackingTransparency対応

iOS14.5以上では広告識別子(IDFA)を取得するためにはAppTrackingTransparencyを対応する必要があります。下記の手順に合わせてアプリケーションの方で実装をしてください。

Frameworkの追加

Xcode ProjectファイルにAppTrackingTransparency Frameworkを追加してください。

許諾を得るためのポップアップ表示

IDFAを取得するためにはアプリケーションを使うユーザからの許諾が必要になります。

アプリケーションのコードで、次のようにポップアップ表示を行ってください。 実装箇所はAppleのドキュメントを参考にし、アプリケーションの動線に合わせて適切なところで実装をしてください。

        if #available(iOS 14, *) {
            ATTrackingManager.requestTrackingAuthorization { (_) in
                
            }
        } else {
            print("This device is under iOS14")
        }

ポップアップに表示される文言設定

上記のコードが実行されるとポップアップが表示されます。そのときにユーザへの説明文言が必要になります。

プロジェクト設定のInfoの方で Privacy - Tracking Usage Description の方に適切な文言を設定してください。

こちらの文言が設定されてないとアプリケーションの実行時にCrashが発生しますので、必ず設定してください。

SKAdNetwork情報追加

SKAdNetworkを対応するアドネットワークSDKを導入する際にはアプリケーションのInfo.plistにSKAdNetwork ID Listを追加する必要があります。

SKAdNetwork ID取得

管理画面から、アドネットワークを選択してSKAdNetwork IDリストを取得します。各アドネットワークのSKAdNetwork IDは都度更新されますので、アドフリくんSDKを更新する時に、IDリストも再度取得してください。

Property Listからの追加

  1. Info.plistをProperty Listで開いて、”SKAdNetworkItems”をArray Typeで追加します。
  2. ArrayのItemをDictionary Typeとして追加します。
  3. DictionaryのKeyは”SKAdNetworkIdentifier”、Valueは各ADNWのSKAdNetwork IDを書きます。
  4. 全部のSKAdNetwork IDを2~3を繰り返して設定します。

Source Codeからの追加

複数のSKAdNetwork IDを追加する時、Property Listで追加するのは大変なので、Source Code(XML)からの追加もできます。

	<key>SKAdNetworkItems</key>
	<array>
		<dict>
			<key>SKAdNetworkIdentifier</key>
			<string>sample1.skadnetwork</string>
		</dict>
		<dict>
			<key>SKAdNetworkIdentifier</key>
			<string>sample2.skadnetwork</string>
		</dict>
	</array>

アドフリくんSDKがサポートするアドネットワークのSKAdNetwork ID Listは上記のテーブルにあるファイルからD/Lができます。導入しているアドネットワークのものを使って設定してください。複数のアドネットワークで同じIDを使う場合もありますので適切な対応を行ってください。また、SKAdNetwork IDは小文字にする必要があります。

SKAdNetworkを追加する方法についてはApple Documentを参考してください。

Default Browserを変更した端末での遷移について

iOS14からDefault BrowserをSafari以外に設定した場合、一部の広告でクリックした時の遷移がうまくできないケースがあります。 その対応のため、Info.plistで次のような設定を行ってください。

 <key>LSApplicationQueriesSchemes</key>
  <array>
   <string>http</string>
   <string>https</string>
  </array>

更新履歴

SDKの導入及び更新

広告フォーマット別の基本実装

広告SDKの追加実装

よくある質問

その他

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