ugcs_jpは「UgCS 4.xの日本語リソースを作ろう」というプロジェクトです。
ドローン用の地上管制ソフトウェア(GCS)としては高機能だけれど、日本語化されていないのでユーザーが少ないのがUgCS。
Mission Planner(Ardupilot)やQGroundControl(PX4)の日本語化も進んでいるけれど、 UgCSも頑張って日本語にするぞ~!
左上の初期メニューだけ日本語化した様子です。
UgCSは、DJI,Parrot,Ardupilot,PX4は当然として、 その他様々なメーカーのドローンに対応している地上管制ソフトウェア(GCS)です。
オープンソースソフトウェアじゃないので、お値段が少々お高いですが、それを補う程に優秀なソフトウェアです。
しかし、機能がたくさんありすぎて使い方がわからない。
Mission Plannerの英語版も分からなかったけど、更に分からない(T_T
そういうわけで、日本語化してみます。
UgCSの日本語化は非常に簡単です。
2つのファイル
- ja_JP.po (Unityの日本語リソースファイル)
- ja_JP.png (日本の国旗)
を所定のディレクトリに置くだけです。
Windows版しか試しておりませんので、Windowsのインストール方法を書きます。
他のOSでも手法は同様だと思われます。
(1)下記の2ファイルをダウンロードします。
リンクを右クリックして[リンク先を保存]に類するメニューをクリックすると良いでしょう。
(2)ダウンロードしたファイルを、UgCSのインストール先のフォルダにコピーします。
デフォルトのままでインストールした場合、
C:\Program Files(x86)\UgCS\client\Assets\Resources\Localization\
になります。
ここには、英語や中国語など、他の言語のデータがあります。
ここへ日本語のファイル(具体的にはja-JP.po)を置くことで、UgCSは認識してくれます。
国旗のファイルは一応用意しましたが、効果がよくわかりません(汗
コピーすると、下図の様な警告が出ますが、管理者として[続行]してください。
これで準備は完了です
UgCS clientを起動し、
左上のボタンからメニューを[Main menu]-[Configuration]-[Language]と入っていくと
[日本語]が追加されているはずです。
あとは[日本語]をクリックして反映させましょう。
※注意1
今後、日本語化する際は、このja-JP.poを編集すれば良いのですが、 Program Files(x86)以下のフォルダ/ファイルの編集権限は管理者にしかありません。
したがってテキストエディタ等で直接
C:\Program Files(x86)\UgCS\client\Assets\Resources\Localization\ja-JP.po
を開いて編集しても、うまく反映されません。(これで1時間悩みました)
したがって、ポイントとしては、デスクトップなどの作業エリアにja-JP.poファイルを置いて編集・保存し、
保存する都度、上記Localizationフォルダへ上書きコピーしてください。
上記の警告ダイアログが出ますが、管理者として続行すれば問題ありません。
※注意2
編集したja-JP.poファイルを上書きコピーしても、
UgCS clientアプリケーションを一旦終了して再起動しないと反映されません。
書き換える度にアプリを再起動しましょう。
- hsgucci
- E-mail: hsgucci@yahoo.co.jp