人とコミュニケーションを取ったとき「うまくいったorうまくいかなかった」と漠然と思い返すことが多々ある
一方的に話し過ぎていなかっただろうか、しっかり会話のキャッチボールができていただろうか、どんな話題で盛り上がっていただろうか... しかし、コミュニケーションスキルを磨きたいと感じたとして、過去の会話を逐一思い返すのは困難なのが現状である
感覚でしか感じることができない「うまくいったorうまくいかなかった」を可視化・俯瞰することができれば、自分のコミュニケーションスキルアップにつなげることができるのではないだろうか
そんな思いを込めたプロダクトを作りました
1. 会話を録音して、ReCoにアップロードする
2. Recoが会話を分析し、様々なデータを可視化する
3. データを元に自分のコミュニケーションを振り返ろう!!
- それぞれの会話のログ
- これまでの会話全てを統合したログ
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盛り上がり度
- 会話の間や発話率などから独自のアルゴリズムで盛り上がり度を測定
- 会話を10のフェイズに分割し、時系列データとして盛り上がりを見ることができる
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間の割合
- 間がどれだけあったかを測定
- 間が多いということは気まずいということ!?
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会話の支配率
- 自分と相手がどれだけ発言していたかを測定
- どちらかに偏っているということは盛り上がっていないということ!?
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トピック
- 特に盛り上がったタイミングで話していた話題を測定
- 自分や相手の得意な話題や好きな話題が見えてくるかも!?
会話において盛り上がる切り札や会話の支配率、間の割合を俯瞰することができる
個々の会話の分析結果と会話全体の分析結果を参照できるため、コミュニケーションスキル向上のための手がかりになる
感覚でしか感じることができない、コミュニケーションのうまくいったorうまくいかなかったを可視化させ、復習することにより 自分のコミュニケーションスキルアップが可能となる
- 3人以上の会話に対応する
- 現状2人の会話を想定して盛り上がり度のスコアリングなどを行っている
- 今後は会社などにおける会議での利用なども考えて3人以上の会話を解析したい
- 会話のスキルアップに繋がるようなサジェストを行う
- 現在の仕様では、データを見ることはできるがそれをどう改善すればいいのかは分からない
- 例えば「別のユーザーはこの話をすることで盛り上がりスコアが改善されました。あなたも試してみませんか?」という感じでサジェストまで行えるとよりコミュニケーションスキルの口上に繋がる
- デプロイできる形にする
- 現状はローカルホスト上で動かしている
- ユーザー認証やログファイルのDBへの移行、レスポンスの高速化などが課題として残っている
- ネイティブアプリ化
- 「録音する」という機能の性質上、Webアプリでは少し使いづらい
- ネイティブアプリ化することで録音してそのままアップデートすることができる
- IBM Speech-To-Text API
- Webサーバ: Flask
- グラフ描画: Chart.js
- 会話の盛り上がり度を独自のアルゴリズムで測定
- 具体的には会話を10のエリアに分割し、それぞれのエリアでの文章と文章の発話された時間の間の長さの平均を取る
- それらの平均値を基本スコアとし、発話の割合(自分と相手がどういうバランスで話しているか)のバランスを比重として掛ける
- つまり「間が少なく」「自分と相手がバランスよく発言」していれば、スコアが高くなる
- 実装はこちら
- 会話ごと(
/log/{id}
)とこれまでの会話(/overview
)の2種類のログを可視化- 個別にその日の会話を振り返ってもよし
- これまでの会話を俯瞰してもよし