Skip to content

jphacks/NG_2303

Folders and files

NameName
Last commit message
Last commit date

Latest commit

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Repository files navigation

Adversarial Armor

IMAGE ALT TEXT HERE

製品概要

Adversarial ArmorはReactを用いたWebアプリケーションである. このアプリは,ユーザーが画面に表示された8枚のノイズがのった画像の中からAIが誤認識するであろう画像を選択し,AIの認識能力を試すシステムである.

背景(製品開発のきっかけ、課題等)

現代社会において驚異的な広がりを見せているAI.近年では,その手は監視カメラを通した人々の監視にも迫っている.完全なる監視は人権侵害であり,我々のプライベートを守る必要があるため人間は,AIに対し防衛意識を向上させなければならない.そのためここでは,人間が認識できるかつ画像にどのような画像を加えればAIに誤認識させられるのかを学び,システムを通して認識阻害をAIの脅威から身を守る方法の1つとして備えたい.
これを目標とし,今の技術には人間とbotを見分ける技術が存在しているが,AIまでも騙すというシステムがまだ存在していないところに目をつけ,このシステムを開発するに至った.

製品説明(具体的な製品の説明)

このシステムでは,画面にお題の画像が8つ表示される.この8つの画像の中からAIが誤認識しそうな画像を選択し,"VERIFY"ボタンを押して答え合わせに入る.このとき,AIが誤認識する画像の数は1から8つのランダムである.
画像を選択すると,選択した画像のウインドウの左上にチェックがつく.答え合わせ後,誤認識した画像のウインドウの下に〇がつき,解答が示される."BACK"ボタンを押すと元の画面に戻る.

これらにより得られた,ユーザが何を選択したか,AIがどう誤認識したか,どのようなノイズか,の情報を集積することにより,人々はAIの監視を逃れる術を知ることができ,AI開発者はさらなるAIの発展に繋げることができる.

特長

1. 特長1 学習的側面

このシステムを通してユーザーは,AIの画像認識技術について理解を深めることが可能になる. AIが画像認識においてどのように機能し,どの要素が誤認識につながるのかを実際の体験を通じて学ぶことができる. また,AIの限界を知り,自身や他の人々のセキュリティを向上させるためのスキルを習得できる.

2. 特長2 挑戦とエンターテインメント

このシステムでは,エンターテインメント要素を組み込むことで学習を楽しさとして提供する. ユーザーはAIに対する挑戦を楽しむ一方,AIを騙す方法を見つけ出す過程で楽しさを体験することができる.

3. 特長3 拡張性

このシステムには,研究者やエンジニアが独自のAIモデルを使用することも可能になっている.これにより,より高度なテストや研究が行いやすくなり,AIの発展にも貢献することができる.

解決出来ること

  • 人間が判別できる画像の範囲と現在のAIが判別できる画像の範囲の差を様々なノイズを用いて集積したデータを提供することで人間側のAIに対する防衛意識を向上させることができる.
    また,人間のみに判別できる画像のノイズ範囲を知ることで,認識阻害方法の1つとしてノイズを用いることができるようになる.
  • AI開発者としては,AIの弱みをこのプロダクトから知り、さらなる精度の高いAIを開発することが可能となる.
  • AIと人間がお互いについて学習し、成長できることを可能とする.

今後の展望

今回では,特定のテーマに絞って画像認識のノイズによる阻害を行ったが,これを実際に人間の顔にノイズを用いた際の認識についてAIの認識範囲について調べ,AIによる人間の管理から現実的に自己を防衛できるようにしていく.
また,今回はWebアプリにて開発を行ったが,マイクロサービス化をすることでAIからの攻撃を防ぐ身近なシステムとしての実用化を目指す.

注力したこと(こだわり等)

  • 近未来をイメージさせるシンプルなUI/UX
  • Rust言語を使用することにより,今後のプロダクトの改善,リファクタリングの際の負担を軽減
  • AIモデルはバックエンドサーバの外部に用意することで,今後変更することも可能

開発技術

活用した技術

API・データ

  • GCP Vision API
  • GCP Cloud Strage
  • AWS S3
  • AWS Rekognition

フレームワーク・ライブラリ・モジュール

  • React
  • React-Router-DOM
  • Rocket (エンドポイント等の登録)
  • Actix-web
  • Shuttle (バックエンドのデプロイ先でもある)

デバイス

デモ動画(※音声が出ます)

NG_2303_.mp4

About

No description, website, or topics provided.

Resources

License

Stars

Watchers

Forks

Releases

No releases published

Packages

No packages published