盲導犬を利用希望する人数と,実働している盲導犬の数と間に大きな差があるという問題がある. 原因としては,盲導犬育成にかかる労力,時間,費用が挙げられる. この問題を解決するために,これまでに様々な盲導犬ロボットが提案され,開発されてきている. しかし,費用が高額であることや,盲導犬本来の動きを再現できていないなど問題があり,現実的な 利用には至っていない. そこで,本プロダクトでは安価な価格で,盲導犬本来の動きを再現するドローンを利用した盲導犬代 替システムを開発し,さらに本来の盲導犬の能力を越えた機能もユーザに提供する.
####1. 特長1 前方カメラを用いた信号認識 ・赤信号を認識すると停止してくれる ####2. 特長2 盲導犬と同感覚のリードを用いた歩行支援 ・リードを引いた方向に合わせてドローンが進行方向を変更
####3. 特長3 緊急時の救急システム ・Moto360を用いて脈拍を測り,危篤状態かを判定 ・飼い主が緊急時には,電話をかけ,ドローンの視界を家族や医者が見れるようにする
盲導犬育成にかかる,費用と時間コストの削減
飼い主の緊急時に,家族や医者に状況を伝えることができる.
ドローンの前方カメラで認識できるもの,および精度の向上.
・人,自転車,自動車等の接近を伝える.
飼い主が緊急時かどうかの判定方法
・現状は脈拍のみから判定しているため,複数のセンサを用いて判定する等
飼い主の緊急時の対応方法の拡張
・ドローンが周りの人に知らせに行く
・SNSに緊急時であることを投稿
健常者でも用いる価値のある歩行支援
・歩きスマホの実現,複数台本システムを用いれば,互いにぶつからない歩行が実現可能(この場合は,リードに引っ張られて歩く.)
- 盲導犬を利用したい人,及びかつて利用していた人が使いやすい歩行支援感覚
- 盲導犬の能力を超えたユーザ支援機能
- Node.js
- openCV
- Twillio
- ARDrone
- Android Wear
- Android 端末
- 実際にドローンを操作しているかのようなインターフェース.
- 緊急時に電話をかけ,ドローンの視界を提供する.