mkChConvTable

目的

本プログラムは、 放送波の EPG データよりチャンネル情報を取得し、 recdvb/recpt1 用のチャンネル情報のソースを生成することにより BS/CS 放送局の増減、トランポンダーの移動等が起きた時の 対応を容易にします。

実行に必要な環境

• BS/CS が受信出来るチューナーカード(PT2 等)
• チューナープログラム (recdvb,recpt1 等)
• ruby 2.5.1 以上
• epgdump ( https://github.com/Piro77/epgdump を推奨 )

インストール方法

作業ディレクトリに移動して、下記のコマンドを実行

% git clone https://github.com/kaikoma-soft/mkChConvTable.git .

実行方法

mkChConvTable.rb があるディレクトリに移動し run.sh を実行する。

time="300"
for ch in BS15_0 CS4 CS2
do
    if [ ! -f Json/${ch}.json ]
    then
        recdvb --sid epg $ch $time - | epgdump json - Json/${ch}.json
    fi
done

ruby mkChConvTable.rb --recdvb Json/*.json > ch_conv_table_dvb.h
ruby mkChConvTable.rb --recpt1 Json/*.json > ch_conv_table_pt1.h

実行結果

Output/ 以下に出力例があるので、そちらを参照して下さい。

ファイル名	説明
ch_conv_table_dvb.h	recdvb 用 チャンネル情報ファイル
ch_conv_table_pt1.h	recpt1 用 〃

利用方法

• 生成したチャンネル情報ファイルを利用出来る recdvb (dogeel/recdvb のfork)を https://github.com/kaikoma-soft/recdvb に用意しました。 チャンネル情報に変更があった場合は、こちらの ch_conv_table_dvb.h を上書きすれば直ぐに対応出来ます。

• recpt1(stz版) に適用する方法は README4recpt1.md に記述しましたので、そちらを参照して下さい。
  また、stz2012/recpt1 のフォークで適用済みの https://github.com/kaikoma-soft/recpt1 も用意したので、そちらを利用する事もできます。

• ちなみに、recdvb は、チャンネル情報ファイルに無いチャンネルを選局出来ないので 新規追加の場合は、修正が必須です。
  それに対して recpt1 は選局は可能なので、修正は任意です。(-help の放送局一覧に出ないぐらい。)

動作確認環境

項目	値
機種	AMD Ryzen 7 2700 + MEM 16G
OS	Ubuntu 20.04.2 LTS
TVチューナー	PT2
ドライバー	OS 付属 dvb
チューナーソフト	recdvb Ver 1.2.1.1

変更履歴

• 2022/03/09 出力例に BSに 下記の 3局追加
  • BSよしもと(BS23_1)
  • BSJapanext(BS23_2)
  • BS松竹東急(BS23_3)