バイト列の自動拡張

[kawasin73]

参考実装となる https://github.com/willf/bitset では、ビットベクトル作成時に全体のサイズを指定するものの、サイズを超過する値が設定されたときにスライス（[]uint64）を自動拡張する。

bitset での自動拡張を行うかどうかを検討する

[kawasin73]

ビットベクトルの拡張には対応しない。

zcbit は syscall.Mmap() でファイルにマッピングされたバイト列に対するビットベクトルの操作を考慮して作られている。
スライスの自動拡張は、スライスのキャパシティ（cap()）が拡張後のサイズよりも小さい場合に、倍のサイズのメモリを新しく確保し、古いメモリのデータをコピーしてバイト列の参照を切り替えるという処理を行う。
mmap されたメモリから別のメモリに参照先が切り替えるとビットベクトルの操作による変更内容がファイルに反映されないバグにつながる。

そのためスライスサイズの拡張はユーザーが行い、拡張を行う場合は再度 zcbit.BitVec を作成し直すことで対応し、zcbit 単体ではスライスの自動拡張には対応しない。

[kawasin73]

バイト列の拡張に対応したい。

ただし、拡張してはいけない場合もあるので引数で拡張可能であるかどうかを渡す

[kawasin73]

Go のスライスは 1024 要素までは倍のサイズに拡張し、それ以上の場合は、1.25 倍に拡張する。

https://golang.org/src/runtime/slice.go#L121

If the slice does not have sufficient capacity, append will need to allocate new memory and copy the old one over. For slices with <1024 elements, it will double the capacity, for slices with >1024 elements it will increase it by factor 1.25.
https://stackoverflow.com/questions/17332227/big-o-of-append-in-golang

Go のスライスの実装に習い、1024 個より小さい要素の場合は倍のサイズにして、それ以上の場合は 1.25 倍のサイズにする

また、新しいサイズがオーバーフローする場合はエラーとする

[kawasin73]

対応した。

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