iOS Implement Unity SDK
LobiCore を導入する方法について説明します。 他のSDKの導入方法については、サイドメニューから各SDKのドキュメントページをご参照下さい。
- 対応OS: iOS 5.1 またはそれ以降のバージョン
- 対応アーキテクチャ: armv7, armv7s, arm64
- 事前に用意いただくファイル・情報
- LobiCoreフレームワーク・バンドル (LobiSDK統合フレームワーク)
- LobiRecフレームワーク・バンドル
- Client ID
- LobiCore.framework
- LobiCore.bundle
- Client ID
Lobi SDKを利用するには、クライアントIDを用意する必要があります。
クライアントIDは開発者向けページにて取得することができます。
詳しくはLobi SDK導入までのフローを参照してください。
Unity 5での導入に関しては、LobiSDK Unity5も合わせてご参照下さい。
- Lobi.unitypackage
LobiSDKとUnityプログラムとの連携を行うためのファイルが格納されたUnityパッケージです。
全てのフレームワークはLobiCoreに依存するため、LobiCore*を含めてください。
(例)LobiCoreフレームワークを利用する場合に必要なコード
- Plugins/iOS/LobiCoreCommon.h
- Plugins/iOS/LobiCoreAPICommon.h
- Plugins/iOS/LobiCoreAPICommon.m
- Plugins/iOS/LobiCoreBridge.h
- Plugins/iOS/LobiCoreBridge.m
- Plugins/iOS/LobiCoreAPIBridge.m
- Scripts/LobiCoreBridge.cs
- Scripts/LobiCoreAPIBridge.cs
通常のUnityパッケージと同様にAssets->Import Package->Custom Package...
からLobi.unitypackage
を選択し、インポートしてください。
Unityメニューの [Edit]-[Lobi Settings] を選択すると、Inspector に Lobi設定画面が表示されます。
「1) cliendID、accountBaseName」を入力し、「2) [iOS enabled]」 のチェックをオンにしてXcodeプロジェクトを出力すると、LobiSDK v5.3.3以前のバージョンで必要だった手順の「Xcodeプロジェクトへの追加」〜「プログラムの実装 - Lobi SDK初期化処理」の設定が自動で実行されます。
ただし、「LobiRecフレームワークの追加」の自動実行には、事前に Unity プロジェクトの"Assets/Plugins/Lobi/iOS"へ必要な bundle ファイルと framework ファイルをインポートする必要があります。
SDK | 必要なファイル |
---|---|
全て | LobiCore.framework、LobiCore.bundle |
REC | LobiRec.framework、LobiRec.bundle |
ランキング | LobiRanking.framework、LobiRanking.bundle |
-
clientID
(必須)
開発者向けページ(http://developer.lobi.co)から取得したIDを指定してください。 -
accountBaseName
(必須)
LobiSDKにサインアップする際のデフォルトのユーザー名となります。
ユーザー名が重複している場合には自動的に異なるユーザー名に変更されます。
例えば、accountBaseName
を"勇者"とした場合、ユーザー名は"勇者1", "勇者2", "勇者3" ...となります。
製作アプリにアカウントの概念が存在する場合、そのアカウント名をaccountBaseName
とすることを推奨します。
アカウントの概念が存在しない場合には固定値を入れることも可能です。 連番部分を含めて1〜20文字になるような文字列を設定してください。
NOTE
Lobi.unitypackage ファイルをインポートするときに、使用しない SDK のファイルをインポートすると、Xcode プロジェクトのビルド時にエラーが発生する可能性があります。もしインポートした場合は Unity プロジェクトから削除してください。
使用しない SDK | 削除するファイル |
---|---|
REC | ファイル名に"LobiRec"が含まれるファイル |
ランキング | ファイル名に"LobiRanking"が含まれるファイル |
NOTE
アプリ内でmain.mm
のAppControllerClassName
の値を書換えている場合、Lobi の初期化処理などが実行されないため、Lobi の機能を利用することができません。その場合は、Xcode プロジェクトのLibraries/LobiUnityAppController.mm
内の処理を適切な位置へ手動で追加してください。
Lobi設定画面の「3) [Enable test buttons]」のチェックをオンにし、シーンに"Assets/LobiSDK/Scripts/LobiTestButton"プレハブを配置した状態でXcodeプロジェクトを出力すると、ゲーム画面にLobiテスト用のボタンが表示されます。
LobiSDK のアカウントの作成方法およびLobiアプリとの連携方法に関しては、下記ドキュメントをご参照下さい。
LobiSDKは現在、日本語と英語の表記に対応しています。 日本語のみを対象としているゲーム内のLobiSDKにおいて英語しか表示されないといった場合には、導入されるプロジェクト自体のデフォルト言語を変更する必要があります。
下図のようにTARGETのInfoタブより、Localization native development region
の値をJapan
に設定し、Localizations
の値をJapanese
に変更することで対応可能です。
デフォルトの言語を変更しても日本語のLobiSDKが表示されない場合は、プロジェクトにInfoPlist.strings
を追加します。
Xcode右のユーティリティを開き、InfoPlist.strings
のローカライズを行います。
追加したInfoPlist.stringsが言語ごとに作成されます。