使い方

eval(UrlFetchApp.fetch('https://raw.githubusercontent.com/UUUM/gas-slackbot/master/dist/SlackBot.min.js').getContentText());

function doPost(e) {
  var bot = new SlackBot.Controller(e);

  var properties = PropertiesService.getScriptProperties();
  bot.setBotAccessToken(properties.getProperty('SLACK_BOT_ACCESS_TOKEN'));
  bot.setVerificationToken(properties.getProperty('SLACK_VERIFICATION_TOKEN'));

  return bot.execute(e);
}

開発環境構築

ローカル環境の初期化

注) この操作はプロジェクト内のファイルにしか影響しないので安心

• make init を実行

clasp を使えるようにするための認証

clasp を使えるようにするために Google 認証をします。 これは Global に設定される認証なので、既に他のプロジェクトで実行していれば作業は不要です。

• make login を実行
• ブラウザが開くので認証する
• うまくいけば $HOME/.clasprc.json ができているはず

Standalone Google Apps Script の作成

Googleのマニュアルに作り方が書いてある。 おすすめは Google Drive にアクセスして作る方法。Developer Hubから作ると My Drive に作成されてしまう。

• Google Drive にアクセス
• Google Drive に Google Apps Script を追加してない場合
  • New -> More -> Connect more apps
  • script で検索
  • Google Apps Script を追加
• 好きなフォルダに Google Apps Script を追加
  • おすすめのプロジェクト名: <MyName>SlackBotApp
• 以下これを GAS Project と表記

GAS Project に開発用の slack の設定

開発用の SlackApp を作ってあるので、そちらを登録します。 もちろん自分で SlackApp を作って、それを登録しても構いません。 アクセス権がない場合は、管理者に相談して collaborator に追加してもらってください。

• GAS Project -> File -> Project properties -> Script properties
• TEST_SLACK_ACCESS_TOKEN: SlackApp -> Install App -> Bot User OAuth Access Token
• TEST_SLACK_CHANNEL_ID: C070J8TDK
• TEST_SLACK_VERIFICATION_TOKEN: SlackApp -> Basic Information -> App Credentials -> Verification Token

Script Id の登録

• GAS Project -> File -> Project properties -> Script Id
• .clasp.json -> scriptId を変更

Google Developer Project とのひも付け

GAS 用の Google Developer Project を用意しているので、それとひも付けします。 自分で新しく Project を作成しても良いですが大変です。 プロジェクトへのアクセス権がない場合は管理者に相談してください。

• GAS Project -> Resources -> Cloud Platform project
• Project Number に 56602297590 を入力

Credential file のダウンロード

ひも付けした Google Developer Project の Credential file をダウンロードします。 この Credential file を使って、認証したり権限の付与を行います。

• Google Developer Project の Credentials にアクセス
• cli の credential をダウンロード
• creds.json というファイル名で保存

Credential を使った認証

先程ダウンロードした Credential ファイルを使って認証します。これで認証したアカウントの権限を使って GAS Project を操作できるようになります。

• make login-creds を実行
• ブラウザが開くので認証する
• うまくいけば .clasprc.json ができているはず

ソースコードを push する

• make push を実行
• Manifest を更新するか聞かれるので、勇気をもって y を選択
• うまくいけば GAS Project のソースコードが更新されているはず

test を実行する

• make test を実行
• うまくいけば実行に成功するはず
• make logs でログが確認できます

開発の進め方

ソースコードの変更

好きなエディタを使ってソースコードを変更してください。

ソースコードのチェック

eslint を使ってソースコードのチェックができます。

• make check を実行
• エラー箇所を修正する

ソースコードを GAS Project に push

• make push を実行

テストを実行

• make test を実行

ログを表示

• make logs を実行