flask-restful

Flask-RESTful を Docker で動かすサンプルを作成するために用意しました。 Docker Swarm での構築のサンプルのため、 VM は合計 3 台必要です。

• flask-primary
• flask-secondary
• mysq-server

前提条件

• Windows 11 Pro バージョン 21H2
• VirtualBox 6.1.28
• Vagrant 2.2.18

環境構築手順

1. VirtualBox をインストール
2. Vagrant をインストール
3. vagrant box を追加する

   vagrant box add bento/almalinux-8.4

4. 任意のディレクトリで、 Vagrant を使用するための準備をする
   • 合計 3 台分用意してください。

   mkdir primary
   mkdir secondary
   mkdir mysql
   cd primary
   vagrant init bento/almalinux-8.4
   cd ../secondary
   vagrant init bento/almalinux-8.4
   cd ../mysql
   vagrant init bento/almalinux-8.4

5. それぞれの Vagrantfile を編集する
   • config.vm.box_version = "202109.10.0" を config.vm.box = "bento/almalinux-8.4" の直下に追加する
   • config.vm.network のコメントアウトを外す
     • primary は 192.168.33.10 でアクセス可能にする
     • secondary は 192.168.33.11 でアクセス可能にする
     • mysql-server は 192.168.33.20 でアクセス可能にする
   • config.vm.network の下に、 config.vm.hostname を追加する（必須ではありません）
     • 192.168.33.10 の場合、 config.vm.hostname = "flask-primary"
     • 192.168.33.11 の場合、 config.vm.hostname = "flask-secondary"
     • 192.168.33.20 の場合、 config.vm.hostname = "mysql-server"
   • config.vm.synced_folder のコメントアウトを外し、 ../data の部分をこのリポジトリを clone した時のルートディレクトリにする
     • つまり、 /vagrant_data 配下にマウントしていることが前提
     • 例として、以下のように設定する

     config.vm.synced_folder "D:/program_src/flask-restful", "/vagrant_data"

6. Vagrant を立ち上げる（3台とも）

   vagrant up

7. 立ち上がったかどうか確認する

   vagrnat global-status

8. VM にログインし、シェルスクリプトを起動する
   • vagrant ssh {id} でそれぞれの VM にログインして作業する
   • flask-primary の場合、以下

   sudo /vagrant_data/provisioning_primary.sh

   • flask-secondary の場合、以下

   sudo /vagrant_data/provisioning_secondary.sh

   • mysql-server の場合、以下

   sudo /vagrant_data/provisioning_db.sh

コンテナのローリングアップデート

無停止でコンテナの更新ができる（はず）

1. ソース修正をしたら、 docker イメージを作り直すためにシェルをたたく
   • flask-primary の場合、以下

   sudo /vagrant_data/provisioning_primary.sh

   • flask-secondary の場合、以下

   sudo /vagrant_data/provisioning_secondary.sh

2. 新しいイメージが登録されたか確認する
   • flask-primary および flask-secondary それぞれで以下コマンドを実行し、作成時刻を確認

   sudo docker images

3. 以下のコマンドを実行し、ローリングアップデートを行う（flask-primary のみでいいのかが未確認）
   • flask-primary で以下のコマンドを実行する

   docker service update test_flask --update-parallelism 1 --update-delay 10s --image flask --with-registry-auth