deepstream-yolo-on-jetson は、Jetson 上にインストールされた DeepStream SDK を使用して YOLOv3 による物体・人物検出を行うための Docker イメージです。
DeepStream SDK のインストールについては、deployment-base-setup-for-jetsonを参照してください。
- NVIDIA Jetson
- JetPack 4.6
- DeepStream 6.0
- nvidia-container-runtime
- Docker
- Docker Compose v2
- GNU Make
以下の動画は deepstream-yolo-on-jetson を活用したAIソリューションの例です。
output.mp4
test3.mp4
human.mp4
football_3.mp4
shibuyaScramble.mp4
fullsizeoutput_e.mov
DeepStream SDKは、NVIDIA社が提供しているAIベースのマルチセンサー処理やビデオ、音声、画像の理解のためのストリーミング分析ツールキットです。
動画処理に必要な各種機能を、動画ストリームをパイプライン処理するためのフレームワークである Gstreamer のプラグインの形で提供しています。
動画や画像を高速に処理することができるため、エッジデバイスやリアルタイムで画像処理する際によく使用されています。
YOLOとは、コンピューターが外部の物体を検出するときに使用される代表的な機械学習モデルです。
画像をCNN(畳み込みニューラルネットワーク)に通すことで、オブジェクト検出を行います。
YOLOのアルゴリズムは1つのCNNで完結するためシンプルであり、リアルタイムかつ高精度で処理できるという特徴があります。
Docker イメージをビルドするには、NVIDIAコンテナランタイムの有効化が必要です。 有効化手順は、nvidia-container-runtime-validationを参照してください。
以下のコマンドでDocker イメージをビルドしてください。
make docker-build
以下のコマンドを実行すると、シェルが起動します。
make launch
コンフィグファイルを必要に応じ書き換え、
deepstream-app -c [config.txt]
のように実行してください。