ReactJSは、ユーザインタフェース構築のためのJavaScriptライブラリです。
ReactJSは、コンポーネントベースで、大規模なJavaScriptコードを部品化させることで保守性を高めたり、既存のReactコンポーネントを再利用したりできるため、マイクロサービスアーキテクチャに適しています。
AIONにおいてReactJSは、エッジコンピューティング環境のクラスター化されたKubernetes上のマイクロサービスアーキテクチャを前提として、アウトプットをフロントエンドUIに表示したり、フロントエンドUIからの指示をバックエンド経由でAIONに伝えたりする役割を果たしています。
また、AIONにおいてReactJSは、クラウドのリソースおよびネットワークから完全に遮断された状態において、安定的な稼働環境として動作します。
エッジコンピューティング環境におけるReactJSの構築にあたり、Node.jsのインストールが必要になります。
以下のコマンドでNode.jsをインストールできます。(Ubuntuの場合)
$ sudo apt-get install nodejs npm
これで、Node.jsとパッケージ管理ツールのnpmがインストールできます。
任意のバージョンや最新版のNode.jsをインストールしたい場合は、NodeSourceからインストールしてください。
$ curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_9.x | sudo -E bash -
$ sudo apt-get install nodejs npm