awselb

実行元のEC2インスタンスを、同VPC内にある Classic Load Balancer(ELB) から着脱させるコマンドです。

要件

• AWS EC2インスタンス用シェルコマンドです。
• ELBは Classic のみに対応しています。
• 使用するには適切な IAMポリシー が必要となります。
• 下記のコマンドに依存しているため、インストールが必要となります。
  • aws cli
  • jq

インストール

スクリプトを任意の場所にダウンロードしてから、実行権限の付与をしてください。

設置先はpathが通っている、 /usr/local/bin か $HOME/bin が推奨です。

 $ wget https://raw.githubusercontent.com/logicraft/awselb/master/awselb
 $ chmod +x awselb

必要なコマンドをインストールしてください。

 $ yum install -y jq
 $ pip install awscli   # Amazon Linuxはプレインストール済み

AWS CLIの設定を行って下さい。

IAMロールを利用するため、リージョン設定のみが必須となります。

$ aws configure
AWS Access Key ID [None]:
AWS Secret Access Key [None]:
Default region name [None]: ap-northeast-1
Default output format [None]:

AWS ConsoleからIAMロールの作成をして、EC2インスタンスに紐付けてください。

必要なポリシーは下記です。

{
    "Version": "2012-10-17",
    "Statement": [
        {
            "Effect": "Allow",
            "Action": [
                "ec2:DescribeInstances",
                "elasticloadbalancing:DescribeInstanceHealth",
                "elasticloadbalancing:DescribeLoadBalancers",
                "elasticloadbalancing:RegisterInstancesWithLoadBalancer",
                "elasticloadbalancing:DeregisterInstancesFromLoadBalancer"
            ],
            "Resource": [
                "*"
            ]
        }
    ]
}

使い方

コマンド

awselb

オプション

• -x　　デバッグモード
• -h　　簡易ヘルプの表示

サブコマンド

• status　　EC2インスタンスが紐付いているELBが存在するか確認します。
• attach　　EC2インスタンスをELBに取り付けます。同じVPCに複数ELBが存在する場合は対話モードになります。
• detach　　ELBからEC2インスタンスを取り外します。

ライセンス

MIT