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キー操作仕様

WATANABE Yuki edited this page Jul 19, 2020 · 9 revisions

bve-autopilot キー操作仕様

v0.6 以降

v0.6 以降のプラグインでは設定ファイルでキーの割り当てを設定できます。設定ファイルの [key] セクションに、割り当てたい操作とキーの組み合わせを記載してください。デフォルトの設定内容は以下の通りです (modeatostart は v0.5 以前の割り当てと同じです)。

[key]
mode = 15
atostart = 15
inch = 15

可能な操作

= の左側には割り当てる操作を指定します:

  • 状態切り替え (順方向、ループあり)
    • 設定名: mode
    • 動作: プラグインの稼働状態を切り替えます。この操作はレバーサーが「切」で非常ブレーキを掛けた状態でのみ可能です。
      • キーを押すたびに、設定ファイル[control] セクションの modes で設定した順序に従って順番に状態が切り替わります。[control] セクションの modes を設定していない場合のデフォルトは、「ATO と TASC 両方有効」→「TASC のみ有効」→「どちらも無効」の順です。最後の次に進むと最初に戻ります。
    • 使用可能なバージョン: v0.6 以降
  • 状態切り替え (逆方向、ループあり)
    • 設定名: modeback
    • 動作: mode とは逆の順番で状態を切り替えます。
    • 使用可能なバージョン: v1.8 以降
  • 状態切り替え (順方向、ループなし)
    • 設定名: modenext
    • 動作: mode のように状態を切り替えますが、最後まで行っても最初には戻りません。
    • 使用可能なバージョン: v1.8 以降
  • 状態切り替え (逆方向、ループなし)
    • 設定名: modeprevious
    • 動作: modeback のように状態を切り替えますが、最後まで行っても最初には戻りません。
    • 使用可能なバージョン: v1.8 以降
  • ATO 発進
    • 設定名: atostart
    • 動作: ATO による自動運転を開始します (列車を発進させます)。この操作は以下の全ての条件が整った状態でのみ可能です。
      • ATO が有効になっている
      • ドアが閉まっている
      • レバーサーが「前進」
      • ブレーキレバーが「切 (緩め)」
      • ATO 一時停止を有効にしている場合は、マスコンも「切」
    • 使用可能なバージョン: v0.6 以降
  • インチング
    • 設定名: inch
    • 動作: インチングを開始します。(インチングが可能な状態の場合)
    • 使用可能なバージョン: v1.10 以降

キー番号

= の右側には割り当てるキーの番号を数字で指定します。参考用に BVE のデフォルトのキー割り当てを記載しておきます。(数字キーはテンキーでない方のキーです)

番号 記号 デフォルトのキー割り当て
0 S Space
1 A1 Insert
2 A2 Delete
3 B1 Home
4 B2 End
5 C1 Page Up
6 C2 Page Down
7 D 2
8 E 3
9 F 4
10 G 5
11 H 6
12 I 7
13 J 8
14 K 9
15 L 0

v1.2 以降では、数字を & で区切って複数指定することで同時押しに割り当てることができます。例えば atostart = 14 & 15 とすると番号 14 と 15 のキーを同時に押したときに ATO が発進します。

v1.8 以降では、- (ハイフン) を指定することでデフォルトのキー割り当てを解除できます。例えば mode = - とすると状態切り替えのデフォルト割り当てが解除されます。複数の状態切り替え操作が同じキーに割り当たっていると正常に動作しません。デフォルトの割り当てが不要な場合は忘れずに解除してください。 例えば mode を使用せず modenextmodeprevious だけを使用したい場合、以下のようにします。

[key]
mode = -
modenext = 14
modeprevious = 15

v0.5 以前

v0.5 以前のプラグインでは、キーの割り当ては固定です。番号 15 (L) のキー (BVE のデフォルト設定ではテンキーでない方の 0) のみを使用します。

レバーサーを切にし非常ブレーキをかけた状態でキーを押すと「ATO と TASC 両方有効」「TASC のみ有効」「どちらも無効」の間で状態が切り替わります。

ATO が有効な時、ドアが閉まった状態でレバーサーを前進にしブレーキを緩めてからキーを押すと発進し自動運転が始まります。