Skip to content

「好ましいこと」も「問題と感じたこと」も、「日常的」に「賢く」伝え合うための指針です。

Notifications You must be signed in to change notification settings

manabuyasuda/feedback-guidelines

Folders and files

NameName
Last commit message
Last commit date

Latest commit

 

History

2 Commits
 
 

Repository files navigation

フィードバックのガイドライン

フィードバックの目的

  • お互いが成長を促しあえる職場になること
  • 協調性とスピード感のある職場になること

フィードバックの考え方

  • 伝える技術(このガイドライン)と受け入れる技術(コーチャブル、帰属のシグナル)を身につけて、正しく実行する
  • 小さくても良いところを日常的に認め合いながら、よくないところもしっかりと伝える(肯定5、修正1を目安に)
  • 「相手を思って指摘できる人」になる
  • (相手や自分が)傷つくことよりも、その人やチームにとって役に立つかを優先する
  • 立場や経験、年齢や性格に関係なく、仕事として当たり前に実行する

相手の行動を好ましいと感じたら:肯定的フィードバック

  • タイミング:その場で、早めに
  • 場所:どこでも、みんなの前でも
  • 内容:どんな行動が、わたしやチームにとって、どのようによかったのか
  • 態度:明るく、友好的に

肯定的フィードバックを受けたら

  • 態度:謙遜せず素直に受け取る
  • 反応:感謝を伝える、理解に齟齬がないかを確認する、(できれば)相手にも肯定的フィードバックを返す
  • 対応:行動を継続する

相手の行動に問題を感じたら:修正的フィードバック

  • タイミング:考えを整理してから、自分の感情が落ち着いてから、
  • 場所:1対1、口頭で、フィードバックの場を設定して
  • 内容:
    • 相手の行動に対する感謝を伝える
    • ネガティヴではあるが攻撃の意図はないこと、仕事として伝えていること、提案であり強制ではないことを伝える
    • 相手やチームにとっての目的を確認する(どんな状態や状況を目指しての行動だったのか)
    • その目的が達成できていないと私が感じたこと、問題のあった行動と原因を伝える
    • 行動の改善提案、相手やチームに何が起きるかを伝える
  • 態度:冷静に、穏やかに、叱責しない、敬意をもって

修正的フィードバックを受けたら

  • 態度:躊躇しながらも伝えてくれたことに感謝する、自己防衛的にならない、ポジティブに成長機会として受け入れる(受容)、真摯に耳を傾ける(傾聴)
  • 反応:感謝を伝える、理解に齟齬がないかを確認する、具体的な行動に落とし込む
  • 対応:行動を変えるかどうかを自分で決める、行動を変えたらフィードバックをくれた相手にあらためて感謝を伝える・チームに共有する

フィードバックが欲しいと感じたら(フィードフォワード)

  • (こうなりたいから)フィードバックが欲しいと声をかける
  • フィードバックをしたときに、わたしにもフィードバックをしてほしいと伝える
  • ミーティング(プレゼン、ふりかえり、1on1など)に、アジェンダとして組み込む
  • 360°評価を利用する

すりあわせのコツ

  • ゴール達成時の状態(どうなればいいのか)からすりあわせる
  • 自分の気持ちや意見を正直に伝える
    • 枕詞で緩和する
      • 「ちょっと言いにくいけど」「これは私の考えだけど」「考え違いかもしれませんが」
  • 事実と解釈を区別する
    • 観測可能な行動や数字
    • 事実に対して感じたこと・考えたこと
  • 「なぜこうなったのか?」ではなく、「何が原因なのか?」「どうしたら解決できそうか?」で考える
    • 「なぜ」は攻撃的に感じやすい
    • 「なに」は課題を客観的にとらえやすい
  • 「たとえば」で具体的にする
  • 「他には」で具体例を集める
  • 「だとすると」で整合性を確認する
  • 「つまり」で具体例を抽象化する

参考情報

About

「好ましいこと」も「問題と感じたこと」も、「日常的」に「賢く」伝え合うための指針です。

Resources

Stars

Watchers

Forks

Releases

No releases published

Packages

No packages published