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利用方法

Hiroshi Miura edited this page Jul 31, 2020 · 7 revisions

インストール

最新の omegat-textra-plugin-x.x.zip ファイルを、githubプロジェクトのリリースページからダウンロードしてください。ZIP圧縮ファイルを解凍すると、プラグインファイル(omegat-textra-plugin-x.x.jar)と、ドキュメント類が展開されます。OS環境により異りますが、OmegaT プラグインは $HOME/.omegat/plugins や C:\Program Files\OmegaT\plugins や/Users//Library/Preferences/OmegaT/pluginsにコピーして導入します。

Windowsの場合

Windowsでは、OmegaTが導入されたフォルダの plugins ディレクトリへプラグインのJarファイルをコピーしてインストールできます。 (例. C:\Program Files\OmegaT) あるいは、ユーザのアプリケーションデータディレクトリの C:\Users<username>\AppData\Roaming\OmegaT のpluginsディレクトリへ導入します。

Mac OS Xの場合

OS Xの場合は、プラグインを /Users//Library/Preferences/OmegaT/plugins に導入することが推奨されます。ホームディレクトリの Libraryフォルダは、不可視に設定されているかもしれません。ファインダーでアクセスするには、 メインメニューの Go > Go to Folder で、 ~/Library/Preferences/OmegaT/plugins を入力します。

Linux & BSD

Linux と BSDでは、 OmegaTが導入されているフォルダの plugins ディレクトリ(OmegaT.jarの並びにあるはず)か、 ~/.omegat/plugins に導入します。

設定

このプラグインを有効化するには、機械翻訳設定ダイアログ( Options > Preferences... > Machine Translation、 あるいは 設定メニュー > 環境設定 > 機械翻訳)で、「Textra by NICT」にチェックをいれます。有効化したあと、 TexTra のユーザ名、 API鍵とシークレットキーを 同画面の「設定」ボタンをおして表示されるダイアログで設定する必要があります。

これらの3つの情報は、設定画面の[「みんなの翻訳」@TexTraユーザの新規登録 ] ボタンをクリックして、 みんなの翻訳TexTra のサイトにウエブブラウザでユーザ登録するか、「TexTra APIキーとAPIシークレットを確認」ボタンをクリックして、みんなの翻訳TexTra のサイトで、情報を取得します。みんなの翻訳TexTra のサイトの翻訳エンジンの一覧画面から、利用したいエンジンのAPIカラムの青色の(i)マークをクリックすることで、表示させることができます。 設定が完了すれば、翻訳作業を実施すると、機械翻訳ペーンに自動的に機械翻訳結果が表示されるようになります。

TexTra 利用規約とAPI 鍵

本プラグイン利用者は、 NICT TexTra サービスの利用規約に合意して、アカウントを作成する必要があります。 ログイン後、WebAPI 説明ページをアクセスします。 このページには、機械翻訳のAPIのリストが表示されますので、表の右側にある (i) のアイコンをクリックして、ダイアログを開き APIキー、APIシークレットを確認してください。

TexTra のTLS証明書についての注意点

NICT TexTra は、 Starfield G2 証明書を https 通信に利用しています。残念ながら Java8 には、このルート証明書が信頼する証明書として、ふくまれていません。ユーザ自身で、この証明書をJavaへ導入する必要があります。これは、一般ユーザにはかなりむずかしいでしょう。

Java 11.0.3 (Apr. 16, 2019) には、証明書がふくまれています。JavaのリリースノートJava bug tracking

そのため、本プラグインを利用するユーザは、Java11を利用することが推奨されます。なお、OmegaTの安定板のVersion4.3は、Java8での動作確認をされていますので、より新しいOmegaT 5.2.0以降を利用することを推奨します。

証明書の導入方法

証明書をダウンロードするには、 https://certs.secureserver.net/repository/ をWebブラウザでひらき、 sfroot-g2.crt をダウンロードします。

証明書をインポートするには、Mac OS Xの場合はつぎのコマンドを実行します。

sudo keytool -importcert -trustcacerts -file sfroot-g2.crt -keystore /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_121.jdk/Contents/Home/jre/lib/security/cacerts -alias starfield-g2 -storepass changeit

ツールから表示されるSHA256のフットプリントを、Webサイトに表示されているものと比較して、問題のある証明書でないことを確認してください。

Ubuntu/Mint Linuxでは、starfield G2 証明書を、/etc/ssl/certs/Starfield_Root_Certificate_Authority_-_G2.crt へ配置して、次のコマンドを実行します。

sudo update-ca-certificates