値オブジェクトのCQRS対応

[nftug]

値オブジェクトの扱いでちょっと悩んでいる。例として BookPage を取り上げる。

TL;DR

• データを永続化する際は値の検証を挟むが、単に取得されたデータから作成するときは挟まないでほしい。
• CQRSっぽく安全性を確保するなら、コマンド用とクエリ用でそれぞれ別に値オブジェクトを作成すべきではないか？

Background

• もし変なデータがDBに入ってしまったら、アプリから該当のデータを取得しようとすると例外で止まってしまう。
• コンストラクタにskipValidationというbool値を入れて検証の有無を切り替えているが、コードが複雑になってしまう。

Solution

• CQRSの原則に則って、バリデーションを挟まないQuery専用の値オブジェクト BookPageForQuery を新たに作成すべき？
• 検証が必要な際は、この値オブジェクトを継承して別クラスとして BookPageForCommand を作成すべきだろう。