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Welcome to the cauliflower wiki!
プログラミングの未経験者が、JavaScriptプログラミングの円滑な入門を支援する教育/学習用のWebアプリケーションです。
- 基礎的なHTMLをHTMLタグで記述することができ、JavaScriptの学習をはじめようとしているプログラミングの未経験者
プログラミングの未経験者が、テキストエディタとブラウザ、IDEなどを利用し、JavaScriptプログラミングを円滑に学習できるようなScaffoldingを行うことをねらいしたJavaScriptエディタです。最後の最後までCauliflowerで学習をすることは想定していません。
ねらいとしたScaffoldingは次の2点で、これらを踏まえたUIと機能設計を行っています。また、Cauliflowerを卒業して、本来の目標であるテキストエディタとブラウザ、その他のIDE等を使った(テキストによる)JavaScriptプログラミングに移行しやすいように、Fadingに関しても考慮をしています。
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プログラミングの基礎概念を説明する際には、言葉や図解を利用します。JavaScriptを編集するエディタ上で可能なように、Google Blocklyをベースにしたブロックエディタを採用しています。ブロックの表記はプログラムの概念や、動作結果が得ら得るかが分かりやすいように、説明的な日本語表記としてあります。これは日本語プログラミングということではなく、ブロックと日本語によるJavaScriptのコードインサイト機能です。
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ブロックで作成したプログラムから生成されるJavaScriptのコードが同一の画面にリアルタイムに表示されます。また、ブロックの編集によって変更された部分のJavaScriptが分かり易く表示されるようにUIが設計されています。これにより、プログラムにおける重要概念(変数、論理演算、制御構造等)をどのようにJavaScriptで表現すべきか、自分の考えたアルゴリズムをJavaScriptで記述するとどのようになるのかを直感的に理解することができます。
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プログラミングの初学者はJavaScriptの文法理解が曖昧なので、テキストエディタを使ってプログラムを記述すると、構文エラーに悩まされます。構文エラーを解決するプロセスもプログラミングの重要な学習事項の一つではありますが、構文エラーを起こさないようにすることが学習目標になってしまいます。この段階では、言語の文法を覚えつつ、アルゴリズムを考えるという2つのことを同時にすることはそれそれの学習に悪影響を与えると考えています。ブロックエディタを使うことで、プログラムの基礎概念を学びながら、「アルゴリズムを考えることがプログラミングの本質である」と理解してもらうことがScaffoldingとして重要だと考えています。
Scaffolding その2:HTMLとJavaScriptがどのように連携して動作するかの仕組みの理解と、(Cauliflowerを利用しない場合のより汎用的な)JavaScript開発の作業プロセスを理解する
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HTMLのDOM要素をJavaScriptから参照したり、イベントによってJavaScriptの関数呼び出しを行えるといったHTMLとJavaScriptの連携の本質的な理解がしやすいように設計されています。HTMLで呼び出しを行っている関数名をもった関数ブロックが自動的にエディタに表示されたり、HTML内のID一覧がブロックの引数として表示されるという機能を付加しています。これにより、関数名やIDなどの名前をキーとして、HTMLとJavaScriptの相互連携が行えるということを直感的に理解できます。しかしながら、HTMLの中で参照している関数名を変更しても、すでにブロックエディタ上で定義された関数名は変更されない等、HTMLエディタとブロックエディタ間の連携はわざと不完全に設計してあります。2つのエディタが完全に自動で連携する機能を付けることは、テキストエディタを使って関数名やIDを自由に(間違いなく)記述する作業とのギャップが大きくなってしまいます。テキストエディタとブラウザ、IDEなどの開発環境とのギャップが大きくなりすぎて、Cauliflowerから卒業しにくくならないように、Scaffoldingの重要概念であるFadingについても考慮してエディタが持つ機能を設計してあります。
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Cauliflower自体がWebアプリケーションなので、自分が作ったプログラムとCauliflowerの区別が分かりにくいというのが欠点となります。そこで、作成したプログラムを実行する際には、別のウィンドウを表示させ、実行しているプログラムのソースと実行結果を合わせて表示するようにしてあります。これにより、作ったプログラムを実行しているのはWebブラウザであり、プログラムのソースを編集した場合は、最新の結果をブラウザに読み込ませて実行結果を確認するという、テキストエディタとブラウザを使ったJavaScriptの開発プロセスに似せるように設計してあります。また、その実行結果を確認するウィンドウからは、ソースをHTMLファイルとして書き出せる機能が備わっています。Cauliflowerから次の段階の環境環境に移行する際には、この機能を使って書きだした(Cauliflowerを使って作った)ソースを、Emacsなどのテキストエディタで開くことから始められるような設計としてあります。
Demo URL: http://okaken.sakura.ne.jp/cauliflower/
Support Target: http://ipl.sfc.keio.ac.jp/text/pro-2012-4/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/
- http://jquery.com/ v1.7.2
- http://jqueryui.com/home v1.8.22
- http://code.google.com/p/google-diff-match-patch/ diff_match_patch_20120106.zip
- http://codemirror.net/ v2.32
- http://github.com/dcneiner/Downloadify v0.2.1 Jan 23, 2010