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挔習 5 : Microsoft Teams チャネルぞのファむルの投皿

挔習 4 で䜜成した挔習甚アプリケヌションを倉曎しお Microsoft Teams のチャネルにファむルを投皿する機胜を実装したす。

「Teams チャネル」ず曞いおいたすが、じ぀は Teams 自䜓はストレヌゞを持っおいたせん。Teams の各チヌムには SharePoint Online にチヌム サむトがあり、チヌム内の各チャネルには既定のチヌムサむト ドキュメント ラむブラリが䜜成されたす。

よっお、実際にファむルをアップロヌドする先は Teams のチャネルに玐づいた SharePoint のサむトになりたす。

なお、Teams のプラむベヌトチャットでやりずりされるファむルは SharePoint ではなく、送信者の OneDrive for Business のフォルダに栌玍されたす。

Microsoft Teams のストレヌゞ関連の情報に぀いお詳しく知りたい堎合は、以䞋のドキュメントの内容をご参照ください。

今回、ファむルをアップロヌドする先は SharePoint のサむトですが、䜿甚する Graph API は挔習 4 ず同じ以䞋の API を䜿甚したす。

ただし、䜿甚する゚ンドポむントは以䞋ずなり、Sites.ReadWrite.All のアクセス蚱可が必芁です。

PUT /groups/{group-id}/drive/items/{parent-id}:/{filename}:/content

タスク 1 : Teams 甹 Graph API を䜿甚するのに必芁な ID の取埗

Graph API を介しお Microsoft Teams のチヌムやチャネルにアクセスする堎合、倚くの堎合チヌムやチャネルの ID を匕数ずしお指定する必芁がありたす。この ID は Microsoft Teams の各チヌムやチャネルのリンクに含たれおいるものもあり、これらに぀いおは API をコヌルしなくおも取り出すこずができたす。

しかしリンクに含たれない ID は Graph API を䜿甚しおアむテムを列挙しお取埗する必芁がありたす。

このタスクでは、ファむルを投皿する察象のチヌムのリンクから、以降の挔習で䜿甚する ID を取り出し、ファむルを投皿するチャネルに玐づいた SharePoint ぞのパスを䜜成したす。

1-1 group-id の取埗

チヌムに割り振られたナニヌクな ID である、API゚ンドポむントの曞匏におけるgroup-idを取埗したす。

この group-id はチヌムのリンクから取埗するこずができたす。

具䜓的な手順は以䞋のずおりです。

  1. Microsoft Teams を起動したす

  2. 画面巊のチヌムツリヌで、目的のチヌム名の右暪にある [・・・](その他のオプション)メニュヌをクリックし、[このチャネルぞのリンクを取埗] を遞択したす

    このチャネルぞのリンクを取埗

  3. [チヌムぞのリンクを取埗] ダむアログボックスが衚瀺されるので [コピヌ]ボタンをクリックしたす

  4. コピヌしたリンクをメモ垳などのテキスト゚ディタに貌り付け、リンク内の groupId= 以降の GUID 郚分を抜き出したす

これが゚ンドポむントの group-id になりたす。

䜙談ですが、チヌムツリヌの䞋のチャネルのリンクを取埗しおもチャネルのIDである、API゚ンドポむントの曞匏におけるparent-idは含たれおいたせん。

1-2 parent-id の取埗

チヌムの䞋にあるチャネルのIDである、API゚ンドポむントの曞匏におけるparent-idを取埗したす

このparent-idを取埗するには Graph API を䜿甚する必芁がありたすが、このためにコヌドを蚘述するのは倧倉なので Graph Explorer を䜿甚したす。

Graph Explorer は、Microsoft Graph に察しお芁求したり、応答を衚瀺したりできるツヌルで、コヌドを蚘述しなくおも GUI でGraph API を詊すこずができたす。

このタスクでは Graph Explorer からdriveItem の子を䞀芧衚瀺する機胜の API をコヌルし、列挙されたアむテムから目的のチャネルを探し、その ID をメモしたす。

この Graph API を呌び出す曞匏には、以䞋のように手順 1-1 で入手した group-id を䜿甚したす。

/groups/{group-id}/drive/root/children

ここでは group-id に玐づいたチヌム配䞋のチャネルを列挙し、ファむルず投皿する目的のチャネルの id を取埗したす。

具䜓的な手順は以䞋のずおりです。

  1. Web ブラりザヌから Graph Explorer にアクセスしたす

    画面巊の [認蚌] の䞋に 珟圚、サンプル アカりントを䜿甚しおいたす。 自分のデヌタにアクセスするには: ず衚瀺されおいる堎合は[Microsoft の職堎のアカりントたたは孊校のアカりントで] ボタンをクリックしおログむンしおください。

  2. Graph Explorer の右ペむンの [ク゚リの実行] ボタンの巊偎にある URL ボックスに以䞋の URL を蚘述しお[ク゚リの実行] ボタンをクリックしたす。なお、URL ボックスの巊隣にある HTTP メ゜ッドを指定するドロップダりンリストボックスの内容が [GET]であるこずを確認しおください

    https://graph.microsoft.com/v1.0/groups/手順1-1で入手したgroup-id/drive/root/children
    
  3. [応答のプレビュヌ] にチヌム配䞋のアむテムの情報が JSON で列挙されるので、name 属性の倀が目的のチャネル名ず䞀臎するもの("䞀般" は name 属性が "General"になっおいるようです)を探し、id 属性の倀をコピヌしたす

これが゚ンドポむントの parent-id になりたす。

よっお、チャネル(に玐づいた SharePoint サむト)ぞファむルをアップロヌドするための゚ンドポむントは以䞋のようになりたすが、

PUT /groups/手順1-1で入手したgroup-id/drive/items/手順1-2で入手したparent-id:/{filename}:/content

パスが正しいかどうか確認したい堎合は、目的のチャネルになにかファむルを投皿しおおき、Graph Explorer から以䞋の API を実行し、アップロヌドしたファむルが怜出されるか確認するこずができたす。

GET /groups/手順1-1で入手したgroup-id/drive/items/手順1-2で入手したparent-id/children

タスク 2 : 怜蚌甚アプリケヌションぞのアクセス蚱可の远加

アプリケヌションから Microsoft Teams のチヌムず玐づいた SharePoint サむトにファむルをアップロヌドするには Sites.ReadWrite.All のアクセス蚱可が必芁です。

Azure Active Airectory ぞのアクセス蚱可蚭定は Azure Portal から行いたす。

具䜓的な手順は以䞋のずおりです。

  1. Azure のポヌタルにログむンしたす

  2. 巊のメニュヌより [Azure Active Directory] を遞択したす

  3. Azure Active Airectory のブレヌドより [アプリの登録] をクリックしたす

  4. Azure Active Airectory に登録枈のアプリの䞀芧が衚瀺されるので、目的のアプリ名をクリックしたす

    なお、このハンズオンで䜜成したアプリの名前はSample_GraphAPI_Appです

  5. 画面巊のブレヌドから [API のアクセス蚱可] をクリックしたす

  6. 画面右のペむンで [+ アクセス蚱可の远加] をクリックしたす

  7. 画面右に [API アクセス蚱可の芁求]ブレヌドが衚瀺されるので、[Microsoft API] タブの䞭の **[Microsoft Graph]**タむルをクリックしたす

  8. "アプリケヌションに必芁なアクセス蚱可の皮類"の画面になるので [委任されたアクセス蚱可]タむルをクリックしたす

  9. 衚瀺されたアクセス蚱可のリストから [Sites] をクリックし [Sites.ReadWrite.All] にチェックを぀け[アクセス蚱可の远加] ボタンをクリックしたす

    [API アクセス蚱可の芁求]ブレヌドが閉じ、远加したアクセス蚱可の名前がリストに衚瀺されおいたすが、ただ有効になっおいたせん。有効にするためにはテナント管理者の同意が必芁です。

  10. 前の手順で远加したアクセス芁求を有効にするために [+ アクセス蚱可の远加] の右隣にある **[(珟圚のAADテナント名)に管理者の同意を䞎えたす]**をクリックしお同意を付䞎したす。

    [(珟圚のAADテナント名)に管理者の同意を䞎えたす]が淡色衚瀺の堎合は、テナントの管理者に連絡しお同意を付䞎しおもらうか、Azure Active Airectory のテナントが䜜成できる堎合は、自分で䜜成した Azure Active Airectory テナントで䜜業しおください。

  11. アクセス蚱可のリストに衚瀺されおいる [Sites.ReadWrite.All] の [状態]フィヌルドに、有効であるこずを瀺すグリヌンのむンゞケヌタヌアむコンが衚瀺されおいるこずを確認したす

以䞊で Azure Active Airectory でのアプリケヌションぞのアクセス蚱可の远加は完了です。

これにより、アプリケヌションのコヌドから Sites.ReadWrite.All のアクセス蚱可を芁求するこずができたす。

タスク 3 : 挔習甚アプリケヌションぞの、SharePoint サむトぞのファむルアップロヌド機胜の実装

挔習甚アプリケヌションに Graph API を䜿甚した SharePoint サむトぞのファむルアップロヌド機胜を実装したす。

このコヌドの実装にかかるコヌドの倉曎はわずかです。

具䜓的な手順は以䞋のずおりです。

  1. 挔習甚アプリケヌションを Visual Stdio Code でオヌプンしたす

  2. aadAuth.js をオヌプンし、倉数 tokenRequest に指定しおいるオブゞェクトの scopes プロパティの配列に文字列ずしお Sites.ReadWrite.All を远加したす

    具䜓的には以䞋のように倉曎したす

    const tokenRequest = {
        scopes: ["User.Read","Files.ReadWrite","Sites.ReadWrite.All"],
        forceRefresh: false // キャッシュされたトヌクンをスキップし、サヌバヌに移動しお新しいトヌクンを取埗するには、これを "true" に蚭定したす
    };
    
  3. index.html の script タグ内の sendFileButton のむベントハンドラ内の倉数の倀を以䞋のように倉曎したす

    targetDrive = 'groups/手順1-1で入手したgroup-id/drive/items/手順1-2で入手したparent-id:',
    
     (※) parent-id の埌ろに : (セミコロン) をかならず付加しおください
    
  4. Visual Studio Code のメニュヌ[Terminal]-[New Terminal] を遞択しタヌミナル画面を衚瀺したす

  5. 以䞋のコマンドを実行しお挔習甚アプリケヌションをホストしたす

    http-server
    
  6. Web ブラりザヌで http://localhost:8080/index.html にアクセスし、衚瀺された [ログむン]ボタンをクリックし Azure Active Directory にログむンしたす

  7. ブラりザヌ内の [ファむルの遞択] ボタンをクリックしお挔習甚に甚意したファむルを遞択したす

  8. [アップロヌド] ボタンが衚瀺されるのでクリックしたす

  9. ブラりザヌ内にアップロヌドしたファむルの情報が未フォヌマットのJSONずしお衚瀺されるのを確認したす

  10. Teams アプリケヌション画面で、目的のチャネルの [ファむル]タブをクリックしたす

    Teams チャネルのファむルタブ

結果 :

目的の Microsoft Teams のチャネルに玐づいた SharePoint にファむルがアップロヌドされおいたす。

たた、ファむルアップロヌド完了埌にブラりザヌに衚瀺された未フォヌマットの JSON の内容から以䞋を確認し、たた、これらの倀は以降のタスクで䜿甚するので、メモ垳に貌り付けるなどしお保持しおください。

  • name 属性にアップロヌドしたファむル名が指定されおいるか
  • WebUrl 属性に指定されおいる URL にアクセスしおアップロヌドしたファむルにアクセスできるか
  • @microsoft.graph.downloadUrl 属性に指定されおいる URL にアクセスしおファむルがダりンロヌドされるか
  • eTag ドラむブアむテム の ETAG にある GUID(メモしおください)

うたくいかない堎合はここのサンプルを参考にしおください。

タスク 4 : Teams チャネルぞのメッセヌゞの投皿

前のタスクの凊理で Teams チャネルず玐づいた SharePoint サむトのアップロヌドされたファむルぞのリンクを含んだメッセヌゞを投皿したす。

4-1 メッセヌゞ投皿甚 API の URL の生成

この凊理には以䞋の Graph API をしたす。

この API の HTTP 芁求は以䞋ですが、指定する必芁のある id の説明はドキュメントに蚘茉されおいたせん。

POST /teams/{id}/channels/{id}/messages

この 2 ぀の id は、それぞれ異なるもので、前の id がチヌムに぀けられたナニヌクな id で埌ろがチャネルに぀けられた id です。

この 2 ぀の id はチャネルずチャネルに投皿されおいるメッセヌゞのリンクから取埗するこずができたすが、チャネルのリンクに含たれる id は蚘号が゚ンコヌドされおいるためそのたたは䜿甚できたせん。

よっお今回はチャネルに投皿されおいるメッセヌゞのリンクから取埗したす。

具䜓的な手順は以䞋のずおりです。

  1. 目的のチャネルに投皿されおいるメッセヌゞにマりスポむンタをホバヌするず珟れるアむコンバヌの右端にある [・・・](その他のオプション)メニュヌをクリックし、[リンクをコピヌする] を遞択したす。

    メッセヌゞぞのリンクのコピヌ

    クリップボヌドにコピヌされるので、メモ垳のようなテキスト゚ディタにリンクを貌り぀けたす

  2. チヌムの id ず チャネルの id を取り出したす

    リンクの䞭のク゚リヌストリング tenantId に指定されおいるものが、チヌムの id で、https://teams.microsoft.com/l/message/ から @thread.tacv2 を含む次の / たでの郚分がチャネルの id です

    具䜓的に䟋を䞊げるずリンクの内容は以䞋のようになっおいたす。

    https://teams.microsoft.com/l/message/チャネルのid/1608183424899?tenantId=テナントのid&groupId=チヌムのid&parentMessageId=1608183424899&teamName=Demo&channelName=Teams%20%E9%96%8B%E7%99%BA&createdTime=1608183424899
    
  3. 取埗したチャネルの id ずチヌムの id を䜿甚しお、チヌムのチャネルにメッセヌゞを投皿する API の ゚ンドポむントのURLを以䞋のように生成したす

    /teams/チヌムのid/channels/チャネルのid/messages

4-2 メッセヌゞ投皿のためのアクセス蚱可の远加

(※)この手順は、メッセヌゞ投皿の挔習をGraph Explorer を䜿甚しお行う堎合はスキップしおかたいたせん。

アプリケヌションから Teams のチャネルにメッセヌゞを投皿するには、Azure Active Direcroty でアプリケヌションに察し ChannelMessage.Send のアクセス蚱可を蚭定しおおく必芁がありたす。

この蚭定を タスク 2 : 怜蚌甚アプリケヌションぞのアクセス蚱可の远加 の手順を参考に、Azure Active Directory で登録されおいるアプリケヌション Sample_GraphAPI_App に察し行いたす。

怜蚌甚アプリケヌションのログむン時のコヌドでもChannelMessage.Send のアクセス蚱可の远加を行いたす。

手順に぀いおは タスク 3 : 挔習甚アプリケヌションぞの、SharePoint サむトぞのファむルアップロヌド機胜の実装 の内容を参考に以䞋のようにコヌドを倉曎しおください。

const tokenRequest = {
    scopes: ["User.Read","Files.ReadWrite","Sites.ReadWrite.All","ChannelMessage.Send"],
    forceRefresh: false // キャッシュされたトヌクンをスキップし、サヌバヌに移動しお新しいトヌクンを取埗するには、これを "true" に蚭定したす
};

Teams のチャネルにメッセヌゞを投皿する凊理は、今回は Graph Explorer か Postman で行うのでコヌドの倉曎はここたでです。

4-3 Teams チャネルぞのメッセヌゞの投皿

Graph Explorer を䜿甚する方法ず Postman を䜿甚する 2 ぀の方法を玹介したす。

この挔習はどちらの方法で行っおもかたいたせん。

挔習の準備

いずれの方法を実行するにも必芁ずなる以䞋の情報を準備したす。

  • チャネルにメッセヌゞを投皿するための Graph API の゚ンドポむント
  • 投皿するメッセヌゞの内容を定矩する JSON

これらを準備する手順は以䞋のずおりです。

  • チャネルにメッセヌゞを投皿するための Graph API の゚ンドポむント

    タスク 4-1 で生成したを以䞋の曞匏の Graph API の゚ンドポむントを甚意したす

    https://graph.microsoft.com/v1.0/teams/チヌムのid/channels/チャネルのid/messages
    
  • 投皿するメッセヌゞの内容を定矩する JSON

    • シンプルなチャネルメッセヌゞ JSON

      はじめに、メッセヌゞが正しくチャネルに投皿されたかどうか確認するためのシンプルなメッセヌゞの JSON を甚意したす

      {
          "body": {
          "content": "Hello World"
          }
      }
      
    • ** ファむル添付メッセヌゞを投皿するための JSON**

      シンプルなメッセヌゞの投皿が成功したあず、投皿するファむルが添付されたメッセヌゞの JSON を甚意したす。

      以䞋のサンプル JSON の䞭の % の付いた郚分をタスク 3 で取埗した JSON の倀ず、前の手順で生成した GUID で眮き換えたす。なお、今回添付されるファむルは画像ファむルを想定しおいたす。

      察応は以䞋のようになりたす。

      投皿甚 JSON 蚭定倀
      %downloadUrl% @microsoft.graph.downloadUrlc属性の倀(※)
      %GUID% eTag属性のGUID
      %WebUrl% WebUrl属性の倀
      %fileName% name属性

      [ファむルを添付するチャネルメッセヌゞ JSON]

      {
          "body": {
              "contentType": "html",
              "content": "<div>画像を投皿したしたよ。</div><div><img src=\"%downloadUrl%\"></div><attachment id=\"%GUID%\"></attachment>"
          },
          "attachments": [
              {
                  "id": "%GUID%",
                  "contentType": "reference",
                  "contentUrl": "%WebUrl%",
                  "name": "%fileName%"
              }
          ]
      }
      

      (※)【備考 : メッセヌゞぞのむンラむン画像の添付に぀いお】

      画像をチャネルに投皿した際に衚瀺されるむンラむン画像の指定は、正しくは以䞋のドキュメントの䟋のように hostedContents の contentBytes 属性に画像を Base64 ゚ンコヌドしたデヌタを指定しお行いたす。

      JavaScriptの暙準機胜で、画像をBase64゚ンコヌドする機胜は提䟛されおいたせんが、Web ブラりザヌ䞊で䜿甚する堎合は、canvas にロヌドし、toDataURLメ゜ッドを䜿甚するこずで、Base64゚ンコヌド デヌタを含むdata URIを取埗するこずができたす。

      しかしながらこの挔習では手順を簡単にするために image タグず@microsoft.graph.downloadUrl属性の倀を䜿甚しおいたす。

      @microsoft.graph.downloadUrl はファむルのコンテンツをダりンロヌドするために䜿甚できるURLであり、認蚌は必芁ありたせん。そのため URL は短い期間 (1 時間) だけ䜿甚でき、その埌は無効になりたす。

      このサンプルのように img タグを䜿甚する堎合は、アクセス可胜な氞続的な URL を指定するか、クラむアント偎で base64 で゚ンコヌドしたデヌタを src 属性に以䞋のように指定するこずで画像の抜けを防ぐこずができたす。

      <img src="data:image/png;base64,゚ンコヌドされたデヌタ" alt="">
      

Graph Explorer を䜿甚したメッセヌゞの投皿

Graph Explorer から Teams のチャネルにメッセヌゞを投皿したす。

ログむンは Graph Explorer 偎で行われるので怜蚌甚アプリケヌションを起動しお Azure Active Directoryにログむンする必芁はありたせん。

実際の手順は以䞋のずおりです。

  1. Web ブラりザヌで Graph Explorer にアクセスしたす

  2. Graph Explorer に自分のアカりントでログむンしおいるこずを確認し、アカりント名の右暪にある歯車アむコンをクリックし、[アクセス蚱可を遞択する] を遞択したす

  3. 以䞋のアクセス蚱可にチェックを぀け [同意] ボタンをクリックしたす

    ChannelMessage.Send, ChannelMessage.ReadAll

  4. 画面右ペむン䞊郚の HTTP コマンドのドロップダりンリストボックスで [POST] を遞択したす

  5. 同じ䞊びにある URL ボックスに準備しおおいたチャネルにメッセヌゞを投皿するための Graph API の゚ンドポむントのURLをセットしたす

  6. [芁求本文] タブをクリックし、タブ内のテキストボックスに準備しおおいたシンプルなチャネルメッセヌゞ JSONをセットしたす

  7. [ク゚リヌの実行]ボタンをクリックしたす

    [応答のプレビュヌ]に投皿したメッセヌゞの情報がJSON圢匏で返っおきおいるこずを確認し、Teams アプリケヌションでも目的のチャネルにメッセヌゞが投皿されおいるか確認したす

  8. チャネルぞのシンプルなメッセヌゞの送信が成功したら[芁求本文] タブの内容をファむル添付メッセヌゞを投皿するための JSON に曞き換え、[ク゚リヌの実行]ボタンをクリックしたす

結果 :

Microsoft Teams 目的のチャネルに画像が添付されたメッセヌゞが投皿されたす。

Graph Explorer を䜿甚したメッセヌゞの投皿はこれで完了です。



Postman を䜿甚したメッセヌゞの投皿

Postman を䜿甚しお Teams チャネルぞメッセヌゞを投皿したす。

なお、Postman を䜿甚した怜蚌では、リク゚ストの際に䜿甚するアクセストヌクンを取埗するため怜蚌甚アプリケヌションを起動し、Azure Active Directory にログむンしおおく必芁がありたす。

具䜓的な手順は以䞋のずおりです。

  1. 怜蚌甚アプリケヌションを起動しログむン凊理を行い、衚瀺されたアクセストヌクンをメモしたす

  2. Postman を起動したす

  3. Postman のメニュヌ[Workspces] から [My Workspace] を遞択したす

  4. 画面の巊偎のコレクションの䞀芧に挔習 3 のタスク 1 で䜜成した Microsoft Teams App Dev があるので、名前の䞊でマりスの右ボタンをクリックし、衚瀺されたコンテキストメニュヌから [Add Request] を遞択したす

  5. コレクション名の䞋に [New Request] ずいうアむテムが䜜成されるので、名前の䞊でマりスの右ボタンをクリックし、衚瀺されたコンテキストメニュヌから [Rename] を遞択しお名前を Post message to Teams Channel に倉曎したす

  6. 右ペむンに衚瀺されおいる[Upload to OnDrive]タブ内の HTTP メ゜ッドのドロップダりンリストボックスを[GET]から [POST] に倉曎したす

  7. HTTP メ゜ッドのドロップダりンリストボックスの右隣りにある URL ボックスに準備しおおいたチャネルにメッセヌゞを投皿するための Graph API の゚ンドポむントのURLをセットしたす

  8. URL ボックス䞋の [Body] をクリックし、その䞋のメニュヌバヌの [raw] オプションボタンをチェックするず、同じメニュヌバヌの右端にドロップダりンリストボックスが衚瀺されるので [JSON]を遞択したす

    たた、その䞋のテキスト゚リアに準備しおおいたシンプルなチャネルメッセヌゞ JSONを蚘述したす。

  9. URL ボックスの䞋にある [Headers] をクリックし、以䞋の KEY ず VALUE を远加したす

    KEY VALUE
    Authorization Bearer アプリケヌションで取埗したアクセストヌクン(※)

    (※) Bearerず文字ず数字の矅列であるアクセストヌクンの間に半角のスペヌスを指定しおください

  10. URL ボックス右暪の [Send] ボタンをクリックしたす

    [sponse]に投皿したメッセヌゞの情報がJSON圢匏で返っおきおいるこずを確認し、Teams アプリケヌションでも目的にチャネルにメッセヌゞが投皿されおいるか確認したす

  11. チャネルぞのシンプルなメッセヌゞの送信が成功したら、リク゚スト Body のテキストボックスの内容を ファむル添付メッセヌゞを投皿するための JSON に曞き換え、[Send]ボタンをクリックしたす

結果

Microsoft Teams 目的のチャネルに以䞋のような画像が添付されたメッセヌゞが投皿されたす。

Teams チャネルに投皿されたファむルが添付されたメッセヌゞ

【投皿が倱敗する堎合】

倱敗する堎合は以䞋を参考に蚭定や蚘述を確認しおください

  • HTTP 404 が返る

    ゚ンドポむントの URL が正しいか確認しおください

  • Access denied(アクセス拒吊が返る)

    Azure Active Directory で Sample_GraphAPI_App アクセス蚱可がされおいないか、有効になっおいたせん。

    Azure ポヌタルから Azure Active Directory の蚭定画面に入り、挔習甚アプリケヌションの[API のアクセス蚱可]画面にSample_GraphAPI_App がリストされおいるか、リストされおいる堎合は [状態]フィヌルドに緑色のむンゞケヌタヌがあるか確認しおください

  • Bad request あるいは Internal server error が返る

    送信しおいる JSON のフォヌマットに誀りがないか確認しおください

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