Build.md

ビルドシステム

Play のビルドシステムは、Scala および Java プロジェクト用の押し付けがましくないビルドツールである sbt です。

/project ディレクトリ

ビルド設定は、プロジェクトの build.sbt および /project フォルダに宣言されます。この project フォルダは二つの主要のファイルを含みます:

• build.properties: 使用する sbt のバージョンを宣言する指標的なファイルです。
• plugins.sbt: プロジェクトのビルドに使用される、Play 自身を含む SBT プラグインです。

Play アプリケーションのデフォルトビルド

play new コマンドによって生成されたデフォルトのビルド定義はこのようになります:

import play.Project._

name := "Your application"

version := "1.0"

playScalaSettings

playScalaSettings または playJavaSettings は、Scala または Java を指定するために設定されます。

sbt の全ての機能を Play プロジェクトで利用することができます。

sbt 用 Play プラグイン

Play コンソールや動的な再読み込みなどの開発機能は、すべて sbt プラグインとして実装されています。これは plugins.sbt ファイルに登録されています:

addSbtPlugin("com.typesafe.play" % "sbt-plugin" % playVersion) // where version is the current Play version, i.e. playVersion := "2.2.0" 

play のバージョンを変更した場合は、build.properties と plugins.sbt を手動で更新しなければならないことに注意してください。

依存性とリゾルバの追加

Java サンプル zentasks のビルドファイルが示す通り、依存性の追加はシンプルです:

import play.Project._

name := "zentask"

version := "1.0"

libraryDependencies ++= Seq(javaJdbc, javaEbean)     

playJavaSettings

...これは、リゾルバに対するリポジトリの追加も同様です:

resolvers += "Repository name" at "http://url.to/repository" 

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