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コマンドのデータ構造

コマンドの構造は以下の通り。forkはPipeの実行時、execはSimpleの実行時に限られる。Pipeの直下はRedirCmdであり、RedirCmdの直下はPrimCmdであることから、サブシェルを除きシェルで実行されるプロセスは全てシェルの直接の子プロセスとなる。

pub enum Command {
    Sequence { lhs: Box<Command>, rhs: Box<Command> },
    BranchAnd { lhs: Box<Command>, rhs: Box<Command> },
    BranchOr { lhs: Box<Command>, rhs: Box<Command> },
    Pipe(Vec<RedirCmd>),
}

pub struct RedirCmd {
    pub cmd: Box<PrimCmd>,
    pub input: Option<String>,
    pub output: Option<WriteMode>,
}

pub enum PrimCmd {
    Subshell(Box<Command>),
    Simple { name: String, args: Vec<String> },
}

プロンプト

-pオプションでプロンプトを非表示にする。

bashなどのシェルにはinteractiveとnon-interactiveというのがあり、標準入出力が端末でない場合はnon-interactiveとしてプロンプトを表示しないようになっている。 Interactive Shells (Bash Reference Manual)

シェルの終了

シェルは通常ファイル終端を表すEOF(Ctrl-D)で終了するようになっている。したがってシェルにリダイレクトでファイルを渡したり、echoコマンドからパイプで標準入力につないでコマンドを渡すと、コマンド実行後即座に終了する。

プロンプトが非表示の場合はそのまま終了、プロンプトが表示されている場合は改行して終了。

テスト

出力

linuxのshと自作シェルの結果を比較する。

test() {
    input="$1"
    expected=`echo $input | sh`
    actual=`echo $input | target/debug/ttsh -p`

    if [ "$expected" == "$actual" ];
    then
        echo "OK"
    else
        echo "$input: expected $expected, actual $actual"
    fi
}

PPID

FD